世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。 今日のバイブル・メッセージは「心の奥底に湧き上がる泉」です。
それでは聖書の中のヨハネの福音書7章37節、38節から読んでみましょう。
「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。
わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、
その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」
人間には様々な必要があるものですが、しばしば私たちには人間の力を超えた神の力そのものが必要であるということがあるかもしれません。 人間関係に行き詰まった。 仕事に行き詰まった。 そういう八方塞がりの状況を打ち破る神的な力がない限りもう一歩も先に進めない、そういうことがあるものではないでしょうか。そんな時に聖書は私たちにとって力強い味方になってくれるのです。
多くの人は、聖書というのは為になることが書いてあって学ぶべきもの、と受けとめているのではないでしょうか。 しかし聖書はそれ以上のものです。 それは私たちの生活の内に働き、助けを与え、慰めを与え、いのちを与えてくださる神のことばなのです。 学ぶべき教えというよりも、力ある神のことばとして信じていくべきものなのですねえ。
いつでしたか、心に平安がなかった時に、私は何とか平安を取り戻そうとして努力すればするほどに泥沼に陥る思いになったことがあります。 そこで聖書を開いてヨハネの福音書を読みました。 そこに「わたしはわたしの平安を与えます」(ヨハネの福音書 14章27節参照)とイエスが語られているのを発見しました。 その時私は、心の平安というのは自分で作り出すものではなくて神様が与えてくださるものだ、と改めて気付いたのです。 そこで素直に祈りました。
「神様、私には平安がありません。
このことばの通り、あなたの平安を与えてください。」
そしてゆるがない平安が自分の内に与えられていることに気付かされた経験があります。
聖書を学びたい、という人は結構いるものです。 しかし聖書は神のことばですから、学ぶよりも信じていくべきもの、私たちの生活でその力を味わっていくべきものです。 あなたにもそのような聖書の素晴らしさを本当に味わっていただきたいと思います。
(PBA制作「世の光」2009.1.29放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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