世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
私の知っている方で炭坑で働いておられた方がいてですねえ、その方は炭坑の坑内をチェックして歩くそういうお仕事をしておられたんですねえ。 で、頭の所 ---額の所--- にカンテラって言うんですか、それを付けて坑内を歩く訳ですけれども、ある時にそのカンテラが電池が切れて真っ暗になってしまったんですね。 で、私たちが想像する暗闇とは(違い)、あの周りが黒い石炭の中で光がなくなるっていうことは、本当暗い!。 真っ暗というのはこのことだという、その時に、何とも言えない恐怖を感じたって言いますね。 どこにも明りが見えない。 そして迷路のようになっているその中で光を失った時のあの恐ろしさは忘れることができない。 でも何とかしてここから出なければならないというので、もう歩き回って歩き回って歩き回ってそして向こうの方に針の穴ほどの光がポツンと見えた時、ああ助かったあー!、と思った。 その時に、針の穴のようなそのポツンという光が自分自身の心に言うことのできない希望と喜びを与えてくれた、その時の事を忘れることができない、ってこう言ってたんですねえ。
えー、白熱灯が日本に灯されるようになってからまだ122年しか経たないそうですけれども、しかし本当に今はもうものすごい勢いで光の文明が私たちの生活を明るくし、便利にしてくれている訳ですよねえ。 ですけれども私たちの心の闇というのは、何でしょうかねえ、その光がますます明るくなっていけばいくほど反比例するがごとくにして家庭の中に社会の中にまたは心の中に、そういうような科学が作り出した光では駆逐することのできない闇が迫ってきている、そんな感じがしますですよねえ。
そんな中でまさにイエス・キリストが「わたしは世の光です。」(ヨハネの福音書8章12節、9章5節)というふうにおっしゃって、「わたしに従ってくる者は、決してやみの中を歩むことがない」(ヨハネの福音書8章12節参照)という。
新しい年を迎えましたけれども、まさに一寸先は闇というふうなその中にあって、私たちは光であるイエス・キリストを前にしてですねえ、このお方の後をついていくならば大丈夫だという、そういう光のある人生を歩むことができることは何と幸いなことかってそう思うんです。
( PBA制作「世の光」2009.1.19放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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