世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。 今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
ある方が香港の町を歩いていると、入墨屋を見かけたそうです。 ショーウィンドウには、まあいろいろな柄や文字のサンプルが飾ってありました。 派手な花模様や様々な種類の文字。 でもその中に目を疑うようなことばがあったそうです。 それは「負犬」。 その人は店の主人に尋ねました。 「本気で『負犬』なんて彫ってくれって頼む人がいるんですか?」 すると主人は、「うん、たまにね。」と答えたそうです。 その人はびっくりして「いやあ、とても信じられませんねえ。」と言うと、主人はこう答えたというんですねえ。 「お客さん、身体に彫る前に既に心の中に刻みこんでいる人が結構いるんだよ。」 こういうふうに言ったというんです。
身体に彫られる前に心の中に刻まれている、・・・何か考えさせられますね。 私たちはいろいろなイメージや先入観で自分の心の中に「負け犬」なんてことばを刻み込んでいるかもしれません。 でも、あなたの心に刻まれなければならないことばは、それは「私は高価で尊い」(イザヤ書 43章4節参照)、「神様が味方だから私はいつも圧倒的な勝利者なのだ」(ローマ人への手紙 8章31、37節参照)というようなことばが刻み込まれたら人生は変わってきますね。
聖書は、私たちの罪や弱さを容赦なく指摘する書物です。 私たちの心を見たら本当に罪あるものだとうなずくでしょう。 でも罪や弱さを指摘されるだけで終わったら何の救いもありませんね。 その罪の解決のためにとてつもない神の愛が注がれていることを知ってください。 弱いくせに強がって神様に背を向けているような私たちを命がけで愛し救おうとおっしゃる方がいるのです。 その方こそイエス・キリストです。
聖書には「罪から来る報酬は死です」(ローマ人への手紙 6章23節)とはっきりと書かれています。 イエス・キリストは私たちのすべての罪を担い、私たちに替わって十字架につき、私たちが当然受けるべきすべての罰を身代わりに受けてくださったのです。 そして三日目によみがえり、今も生きていて、信じる者に赦しと決して失われることのないいのちを与えてくださると約束しています。 イエス・キリストは御自分を信じ受け入れる者の心の内に住んでくださり、新しい人生を歩ませてくださる方なんです。
だからこのイエス・キリストを人生の主として、救い主として信じ受け入れてください。 あなたも神様に愛されているのですから。
今迄あなたは心の中に否定的なことばを刻み込んできたかもしれません。 しかしそれを削り取ってしまいましょう。 あなたは神様に愛されている大切な人なのです。
(PBA制作「世の光」2009.1.13放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。