百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

日本酒のふる里-祭りに見る村おこし

2009年10月05日 04時06分46秒 | インポート

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    3日夜、加東市藤田の木梨神社は秋祭りの宵宮で賑わっていた。境内に手作りの夜店が並び、7時の開店前から行列ができるほどの人盛りだった。焼き鳥、焼きそばなどを焼いているのは地区の消防団の若者、そして、婦人会の皆さんはポップコーンやアイスクリームの夜店を担当。特にアイスクリームは行列がどんどん伸びていく大人気。そのなかでも「射的」の夜店は懐かしく、鉄砲をかまえる法被姿の子ども達も真剣そのもの。老人会のご婦人が店番を担当しておられる。聞いて驚いたのは、この射的の店、的、台など一式も手作りだということだった。

 境内の能舞台では演し物が行われ、その前に敷き詰められたござには地域の皆さんが思い思いに座をとり、談笑している。まさにそこには「懐かしい村の祭り風景」の賑わいあった。

 藤田地区は山口県の旭酒造と村米契約を結び酒米の王様である山田錦を栽培している。その山田錦を使った日本酒「獺祭」(だっさい)のコーナーも特設されていた。地区活性化の要因の一つがこの村米契約であるといえるだろう。日本酒文化を支える酒米の山田錦の産地で、懐かしい村祭りが手作りで行われ、年々賑やかさが増し、元気が出ている。そんな実感を皆さんの笑顔に強く感じた夜だった。

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