18日(土)、今日も真夏の太陽がじりじりと照りつけている。午前、加東市東条公民館で開かれた加東市子供浴衣茶会に出席した。この茶会は加東市が開催している子供チャレンジ教室の一つで、5年目を迎え、今回は今年4回目で、保護者に練習してきたお点前を披露する場、いわば参観日でもあった。指導者は加東市吉井の藤原茂子先生で御年85歳。会場にはひまわりの花が生けられ、浴衣姿の子供たちが少し緊張しながら先生の指導でお互いにお茶をたててもてなした。私たちもお茶をいただいた。茶道は日本の伝統文化。お茶で客をもてなす茶道の所作を通して人を大切にする心を身につけることができる、いわば今一番必要とされている道徳教育の原点を理屈ぬきに学び修めることができる。そんな素晴らしい和の文化を子供達が体験できるこの取り組みは実に素晴らしいと思う。藤原先生にはいつまでもお元気で子供達に和の心、もてなしの心を伝えていっていただきたいと思った。
午後、俄に雲行きが怪しくなり、北東の空は真っ黒、稻光と雷鳴が轟き始めた。とうとう大雨洪水警報も発令される。5時過ぎには空も明るくなりはじめたが、京都、滋賀方面ではまだ大雨の警報が出ていた。夜、市内3ヶ地区(高岡、山国、藤田)で行われた夏祭りに参加して踊りの輪に入って楽しませてもらった。山国では観音堂の前の広場がまつり会場。近隣地区からも多くの人が参加して賑わった。観音堂の中から盆踊りをご老人と一緒に眺めるとまた独特の雰囲気を味わうことができた。山国ではまつりの最後に花火が打ち上げられた。