百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

加東大橋-建設常任委員会管内調査

2012年08月03日 05時21分18秒 | インポート

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 2日(火)、新原秀人議員(神戸市垂水区選出)が議員辞職という新聞記事が出た。同期の辞職は残念だが、維新政治塾に参加していてけじめをつけるということで今回の行動に出たものという。

 そんななか、県議会建設常任委員会が管内調査ために北播磨を訪れ、管内の現場2ヶ所、県民局での調査を行った。地元議員として、加東大橋(国道372号の野村河高バイパス)の工事現場での調査、県民局での加東土木事務所、企業庁情報公園建設事務所の調査に出席した。   

 加東大橋での調査は橋梁上で行われた。これまでは遠くから、あるいは下からしか見ることができなかった加東大橋の上に初めて立つことができた。感想は、まず高い。加古川の水面までの高さは相当ある。大きな鯉がゆうゆうと泳いでいるのが見えた。次に眺めがよい。遠く六甲連山、中国山地、播磨平野が一望できる。景色がよすぎて運転の方が心配になる。このバイパス工事はJR加古川線の跨線橋、加古川に新橋の架橋、そして取り付け道路など複雑な工事が含まれている。現在の福田橋は狭く大型トラックやバスがすれ違うのも大変。社町駅からの道路との交差点の混雑などの問題を解決するための工事がようやく完成に近づき、この秋の終わりの頃の供用開始をめざして工事が進められている。

 加東大橋は初代の福田橋から数えて4代目にあたる。明治10年代の半ばまで渡し船によっていたが、初めて橋が架けられた。その記念碑があり、今回の加東大橋の完成を期に後世に伝えるためにもきちんと整備しておくべきだと言ってきた。道路や橋には人・物・文化の流れと物語がある。これを時代、時代にきちんと記録し伝えていくことで共通の資産としての価値、意識が生まれると思う。それにしても調査のためだが、初めて大橋をわたることができて今日は感動だった。


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