人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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国は今こそ貨物列車迂回対策を!

原発推進派のこの凄まじい暴言・放言を見よ!

2012-01-13 23:40:35 | 原発問題/一般
原発猛語録~原子力推進派のとんでもない発言集(株式会社ふゅーじょんぷろだくと)

百聞は一見に如かず。説明するよりまずリンク先を見てほしい。この語録は1989年に出版されたものだが、原発推進派の背筋が寒くなるような凄まじい暴言がこれでもかと記載されている。

「原発反対という人は家の冷蔵庫を使わないでくれ」
「原子力船むつの燃料棒はなめても大丈夫なほど安全」
「廃棄物が放射能を出すのは却って良い」
「原子力は必要なんだ。危険だ、安全だという議論はムダだ」
「むつは実験船である。実験である以上、事故が起こるのは当然だ」
「原発は、建設が終われば労働力がいらなくなってしまい、地元の雇用喚起に貢献しないと言われるが、事故や故障で修理が多いから、十分貢献しうる」

この程度は序の口である。次のセリフを今、福島で言えるか。

「緊急炉心冷却装置は、アメリカの実験でことごとく失敗と言われますが、異なる原理のものを何重にも設けるから、一つ一つは実験に失敗したものでも、そのうちどれかは働くでしょう。」

そして、極めつけはこの暴言だ。

「女の人が原子力の問題を考える必要はない。女の人なら、料理の講習は各営業所でやっているので、そちらにどうぞ」
「実際の原子炉が安全にできているかどうかは、本質的なことではない」
「原子力は、…信じるか信じないかの問題」
「原発反対運動は、未開人・野蛮人の論理」

今この事態を迎え、どちらが未開人・野蛮人だったか勝負はついた。重要なのは、この語録が1989年、つまりチェルノブイリ事故から3年後に発行されていることである。すべての発言がチェルノブイリ後のものでないとしても、彼らがいかにチェルノブイリを他人事と考え、そこから学ぼうとしなかったかも明白だ。原子力を動かしているのがこのような連中だという事実こそ日本にとって最大の悲劇だろう。

原子力が危険か安全か、環境に優しいか優しくないか、電気が足りているかいないかなど、もはやどうでもよくなってくる。こんな連中の手に委ねられている原発は今すぐやめなければならないということが、読めば問答無用で理解できる好著である。

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