人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

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ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか(月刊『住民と自治』 2022年8月号掲載)
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

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●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

本日の放射能測定値

2011-06-30 21:14:55 | 福島原発事故に伴う放射能測定値
<本日の計測結果>

・計測年月日、時間
 2011年6月30日 午後5時40分

・計測場所
 計測場所 福島県西白河郡西郷村 八雲神社(地図

・計測時の気象条件(晴/曇/雨/雪の別及び風向、風速)
 天気:晴
 風向・風速:西南西 5.7m

・計測結果(単位:マイクロシーベルト/時)
 ・神社境内
  大気中(高さ100cm)   0.47
  土壌(高さ10cm)    0.96

 ・神社脇の公園遊具前
  大気中(高さ100cm)   0.53
  土壌(高さ10cm)    0.36


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原発は擁護し、原発批判した職員は辞めさせようとする犯罪官庁、経産省を解体せよ!

2011-06-29 23:32:24 | 原発問題/一般
経産省:古賀氏に退職打診 公務員制度改革などで民主批判(毎日新聞)

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 経済産業省は24日、民主党政権の公務員制度改革を批判してきた同省の古賀茂明氏(55)=大臣官房付=を退職させる方針を固め、同日午後、本人に打診した。古賀氏は東京電力福島第1原発事故を受け、電力会社が猛反発する「発送電分離」などの電力改革を唱えたほか、5月20日に出版した著書で、事故を巡る政府の対応を批判しており、現職官僚による「内部告発」が引き金となった可能性が濃厚だ。

 関係者によると、松永和夫経産事務次官が同日、古賀氏に7月15日付の退職を打診した。古賀氏は「あまりに性急だ」と回答を留保しているという。

 古賀氏は1980年、通商産業省(現経産省)に入省。経済産業政策課長などを歴任。政権交代前には国家公務員制度改革推進本部事務局の審議官として「天下り規制の強化」「事務次官廃止」などを提案したが、霞が関の猛反発で退けられ、2009年12月に待機ポストの現職に就いた。【三沢耕平】
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古賀氏の主張は公務員制度改革にしても、原発批判にしても至って正当なものだ。公務員制度改革問題で天下りを批判して以来、閑職に追いやられていたが、それでも職を奪われるということはなかった。このタイミングで古賀氏の職を奪おうとすること自体、原発批判への脅しであり、私たち反原発派に対する挑戦だ。

経産省が今やるべきことは、事故の収束と検証、そして東京電力の後始末を考えることだが、経産省にその仕事は無理だろう。この役所は旧通産省時代から、時代の節目節目でことごとく国民と労働者を裏切り、経団連の忠犬、財界のポチとして動いてきたからだ。

経産省は2010年、「地域生活インフラを支える流通のあり方研究会~地域社会とともに生きる流通~」という報告書を発表した。そこでは、「流通業のあり方が問われている」とし、解決策として「イノベーション(技術革新)による課題克服」「地方自治体等の多様な関係者の支援」「地域コミュニティとの連携」などと、ぬけぬけと述べている。そもそも地方は誰のせいでシャッター通りになったと思っているのか? 地方の中小小売業者を守る法律として機能してきた大店法を、アメリカの圧力に屈して撤廃したのは旧通産省ではないか。その結果、地方に大手ショッピングセンターが次々と立地し、駅前はシャッター通りとして寂れ、多くの小売店主が廃業に追い込まれたのである。

TPP参加によって日本の農業を焼け野原にしようとしたのも経産省だ。TPP参加となった場合、食糧自給率(カロリーベース)が現在の40%から14%に低下。関連産業を含めた実質GDPは1・6%(7・9兆円)、雇用は340万人も減少する、とした農水省の試算にあわてた経産省は、なんとかこれを否定するため「TPP参加でGDPは0.65%、3兆2000億円押し上げる」という試算を発表するなど、常に国民を無視して財界だけの利益を計ろうと見苦しい策動を続けてきた。

そして今回の原発だ。保安院と一体になって、国民ではなく原子力村を守り、批判した職員を退職に追い込もうと策動している経産省はもはや犯罪官庁だ。その存在自体が日本「復興」の障害になっている。保安院のみならず、いますぐ経産省そのものを解体しなければ日本の明日はない。

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本日の放射能測定値

2011-06-29 22:57:30 | 福島原発事故に伴う放射能測定値
<本日の計測結果>

・計測年月日、時間
 2011年6月29日 午後6時40分

・計測場所
 計測場所 福島県西白河郡西郷村 八雲神社(地図

・計測時の気象条件(晴/曇/雨/雪の別及び風向、風速)
 天気:晴
 風向・風速:北西 9.5m

・計測結果(単位:マイクロシーベルト/時)
 ・神社境内
  大気中(高さ100cm)   0.60
  土壌(高さ10cm)    0.71

 ・神社脇の公園遊具前
  大気中(高さ100cm)   0.36
  土壌(高さ10cm)    0.33

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本日の放射能測定値

2011-06-28 22:32:18 | 福島原発事故に伴う放射能測定値
<本日の計測結果>

・計測年月日、時間
 2011年6月28日 午後6時20分

・計測場所
 計測場所 福島県西白河郡西郷村 八雲神社(地図

・計測時の気象条件(晴/曇/雨/雪の別及び風向、風速)
 天気:曇
 風向・風速:南 5.3m

・計測結果(単位:マイクロシーベルト/時)
 ・神社境内
  大気中(高さ100cm)   0.42
  土壌(高さ10cm)    0.79

 ・神社脇の公園遊具前
  大気中(高さ100cm)   0.25
  土壌(高さ10cm)    0.43

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本日の放射能測定値

2011-06-27 22:32:45 | 福島原発事故に伴う放射能測定値
<本日の計測結果>

・計測年月日、時間
 2011年6月27日 午後5時45分

・計測場所
 計測場所 福島県西白河郡西郷村 八雲神社(地図

・計測時の気象条件(晴/曇/雨/雪の別及び風向、風速)
 天気:雨
 風向・風速:南 5.3m

・計測結果(単位:マイクロシーベルト/時)
 ・神社境内
  大気中(高さ100cm)   0.60
  土壌(高さ10cm)    0.80

 ・神社脇の公園遊具前
  大気中(高さ100cm)   0.36
  土壌(高さ10cm)    0.38

<測定結果についてのコメント>
うっとうしい天気が続く。7月2日まで晴天は望めないらしい。福島第1原発の汚染水が雨でどんどん増え続けているのに処理装置は停止してばかり。汚染水が処理できる日はいつになったら来るのか。

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本日の放射能測定値(参考値)

2011-06-26 23:15:06 | 福島原発事故に伴う放射能測定値
<本日の計測結果>

・計測年月日、時間
 2011年6月26日 午後2時30分

・計測場所
 計測場所 福島県庁前

・計測時の気象条件(晴/曇/雨/雪の別及び風向、風速)
 天気:強雨
 風向・風速:北北東 1.2m

・計測結果(参考値)(単位:マイクロシーベルト/時)
 大気中(高さ100cm)   0.78
 土壌(高さ10cm)    1.19

<測定結果についてのコメント>
今日は福島市内に出かけていたので、西郷村の放射線値は欠測となったが、福島市の放射線値を参考値として掲載した。

1.19マイクロシーベルトという線量は郡山市とほぼ同じだが、雨に濡れたとき、皮膚がヒリヒリした。6月11日に郡山市で雨に濡れたときにはこのような現象は起きなかった。線量計による計測ではわからないが、福島市の放射能汚染レベルは郡山市より1~2ランク上であることが体感できる。

このような違いが起きた原因ははっきりわからないが、原発事故発生以来の累積線量にあるのではないか。NHKホームページにまとめられた各地の線量の推移をみると、福島市は3月15日に25μSv/hという想像を絶する線量を記録している(現在の飯舘村の約8倍)。これに対し、郡山市は3月15日でも8μSv/hを記録しているに過ぎず、白河市とほとんど変わらない。

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2011年上半期 全線完乗達成状況

2011-06-26 21:19:21 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
当ブログ管理人は、現在、乗り鉄どころではない状況だが、それでも当ブログの恒例になっているので、上半期分を報告する。

結果は…ゼロである。

半年でゼロというのは、サイトを開設して以降は初めてではないか。過去に記憶は全くないが、東日本大震災、福島原発事故という状況である以上やむを得ないと思っている。

震災と原発事故により、当ブログ管理人は、今、大げさに言えば生き延びるので精一杯であり、鉄道以前に日本を危機に陥れている「原子力村」を叩き潰さなければならないと思っている。当ブログ管理人の姿勢は脱原発でなく反原発である。電気が足りる足りないとか環境に良い悪いとかいう議論には関心がない。電気が足りないなら足りるように知恵を出すのが政府の仕事だし、その仕事ができない政府なら解体すべきだという以外にコメントすることもない。あるのは「百害あって一利なし」の原発をいかにして1日も早く叩き潰すか、それだけである。

今年の新年に掲げた完乗の目標も棚上げする。このまま実績ゼロで今年は終わるかもしれないが仕方がない。仮にこのまま終わった場合、完乗達成後に延長開業した東北新幹線、九州新幹線、名古屋市営地下鉄桜通線が完乗から未乗に変わることになる。鉄道人生始まって以来の「完乗後退」で終わる可能性が高まっている。

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東日本大震災に思う~東北から見た首都圏の本質

2011-06-25 20:29:31 | 原発問題/一般
(当エントリは、当ブログ管理人が月刊誌に発表した原稿をそのまま掲載しています。)

 「東日本大震災は天罰だ。津波で我欲を洗い流す必要がある」…石原慎太郎・東京都知事が、それこそ天に唾するに等しい暴言を被災地に向かって投げつけたのは、震災から3日後の3月14日だった。苦しくなる一方の都民生活を顧みず五輪招致にうつつを抜かした挙げ句に失敗、家族の外国出張旅費まで公費で支出するなど乱脈の限りを尽くしてきたお前にだけは言われたくないと思うが、それはさておき、今回の震災で最も「我欲」にまみれていたのは誰だったかを雄弁に物語るエピソードがある。それらのエピソードを追っていくと、我先にと奪い合う東京と、お先にどうぞと譲り合った辛抱強い被災地の対照的な姿が見えてくる。

 ●帰宅難民を駅から締め出し、儲かる路線から復旧させるJR

 3月11日、震度5強の激しい揺れに見舞われた首都圏の鉄道各社では軒並み運転見合わせとなった。

 私鉄各社は、郊外から首都圏に通勤する労働者が帰宅難民となるのを避けるため、11日夜の運転再開を目指して線路や施設の安全確認を行っていた。一方、JR東日本は、安全確認に時間がかかることを理由に、午後6時20分、早々と終日運転見合わせを決定した。それどころか、新宿駅、渋谷駅など首都圏でも有数の大ターミナルを早々と閉鎖。大勢の労働者・利用客を寒空の下に放り出した(この日、東京の午後6時の気温は8度だった)。JR東日本のこの姿勢は利用者・国民の厳しい批判を浴び、清野智社長は4月5日の記者会見で謝罪に追い込まれた。

 一方、東北各地では、震災直後から深刻な物資やガソリンの不足に見舞われた。特に、ガソリン不足は4月中旬まで続き、市民生活の再建に大きな障害となった。

 ガソリン不足は、首都圏での精油所の火災や東北自動車道・常磐自動車道の通行止めなど複合的な要因で引き起こされたものだが、東北地方の鉄道各線が不通となったことも大きな要因である。

 貨物列車1編成でタンクローリー車40台分のガソリンを輸送できる鉄道は、輸送力の大きな交通機関だ。JRは磐越西線を使用してガソリン輸送を行ったが、単線のため輸送力には限界があり、ガソリン不足解消には東北本線の早期復旧が必要だった。

 これに対し、JR東日本が東北本線と並んで真っ先に復旧を進めたのは東北新幹線だった。新幹線は在来線と異なり、貨物輸送を行うことはできず、復旧させても物資不足の解消にはつながらない。大型連休を前に被災地の生活再建より観光輸送による利益を優先するJR東日本の姿勢がよく現れている。

 ●地域に奉仕する三陸鉄道、虐げられても首都圏を助けた新潟

 津波の被害が最も大きかった三陸地方では、三陸鉄道が震災から5日後には一部区間を復旧させた。3月までは運賃を無料とし、その後も地元住民のために割引運賃で運行を続けている。

 震災直後、「電力不足」を理由とした東京電力の計画停電により、首都圏の鉄道がマヒしたが、このときJR東日本の電力供給に協力したのが新潟県十日町市である。十日町市は、JR東日本信濃川発電所の発電量を増やせるよう、みずからJR東日本に申し出た。信濃川への放水量が一時的に減少することもやむを得ないと判断したという。

 三陸鉄道は、国鉄「改革」により特定地方交通線(廃止対象路線)に指定され、切り捨てられた久慈線、宮古線、盛線を転換した第三セクター鉄道である。また、信濃川発電所は、2009年、JR東日本による超過取水と取水量データ改ざんが発覚し、JR東日本が取水停止の行政処分を受けている。国鉄と、それを引き継いだJRから切り捨てられ、痛みを一方的に押しつけられてきた地方が、地域住民のため、あるいは首都圏の帰宅難民のため、利益を度外視して支援したのだ。

 ●放射線測定器も福島そっちのけで奪い合い

 福島原発事故が報道され始めた直後から、秋葉原では、放射線測定器が極端な品不足に陥っており、入荷してもすぐに東京在住者と見られる人に買い占められる状況が続いている。今、この状況で放射線測定器を最も必要としているのは福島県の人たちのはずだが、その福島の人たちに放射線測定器は全く渡っていない。なぜか、県外の人たちのほうが放射線測定器を持っており、放射線量を計測しに来た県外の人たちから自分の住む地域の高放射線量を知らされ、慌てふためくという状況が今なお続いている。福島では、放射線量に関するデータは行政が独占しており、福島の人たちは「行政の発表する数値を黙って信じるか、信じられずに苦悩するか」の二者択一を迫られている。

 もちろん、首都圏の人たちだって、自分が住む地域の危険度を自分の手で計測して知りたいという気持ちはあって当然だし、その気持ちはよくわかる。「政府・東電のウソを暴くためにやっている。この活動には公益性があるのだ」と反論されればその主張はよく理解できるし、「みんなのために労力を持ち出ししてまでやっているのになぜそんなことを言われなければならないのだ」と思う人がいるとしたら、筆者はその批判を甘受する。

 しかし、首都圏と福島ではそもそも汚染度が全く異なる。福島市や郡山市では、子どもの被ばく量はすでに限界を超えつつあり、未成年者はすぐに全員避難させるべきだと考える。避難させるかどうか議論する時間すら待てないほど事態は切迫しており、福島の親たちには真実を知る権利がある。行政・東電が情報隠しとごまかしに全エネルギーを注いでいる中で、福島の親たちこそ放射線測定器を持ち、事実を知らなければならないのだ。首都圏で放射線量を測定し、公表する活動がしたいと思って秋葉原で放射線測定器を待つ行列に並んでいる人がいるとしたら、その放射線測定器を福島の子どもを持つ親たちに譲ってほしいと思う。

 福島第1原発は東京電力の発電所であり、誤解を恐れず言えば、首都圏の人々が便利で贅沢な生活をするために福島に押しつけた発電所である。自分たちが使うわけでもない電気のために被ばくさせられ、事態に対処するための数少ない放射線測定器さえ首都圏の人に横取りされ入手できないとしたら、私たち福島は東京のために何回、犠牲にならなければならないのか。

 ●奪い合う東京、譲り合う被災地

 未曾有の大災害のときにこそ人々の本質がかいま見える。震災が明らかにしたのは、中央と地方との差別の構造そのものだ。

 阪神大震災では、発生の約3週間後から避難所の食事が順次、栄養バランスの取れた弁当方式に切り替えられたのに対し、今回、東北地方では、震災から2ヶ月経った5月の時点でも、避難所に届く食料品は缶詰などのレトルト食品が中心だった。提供量は1日平均1546キロカロリーで、厚生労働省の摂取目標(2000キロカロリー)の77.3%にとどまった。500人以上の大規模避難所では、半数近い45.5%の避難所で「1日2食」しか提供されなかった。地震、津波に加え、原発事故にも襲われた福島では、家族が別々の避難所に入った結果、今なお離散状態となっている家庭さえある。被災者のための仮設住宅の建設もほとんどが首都圏や関西の大手建設業者に発注され、地元業者への依頼はほとんどないと、地元メディアは憤りを露わにしている。

 食事もなければ家族の顔を見ることもできない。もちろん仕事もない。福島では原発事故が重なり、いつ帰れるかもわからない。それでも被災者が不平も言わずじっと堪え忍んでいるときに、首都圏では買い占めが起こり、スーパーやコンビニエンスストアの棚から物資が次々と消えていった。被災者に向かって「我欲を洗い流せ」などと寝言を言っている都知事は、一度でも東北の避難所に足を運んだのか。都民に無駄な買い占めをやめるよう一度でも呼びかけたのか。そして都民は、被災地が苦しんでいるさなかに行われた統一地方選挙で、このような不道徳きわまりない人物を、それと知りながらなぜ今回もまた知事に選んだのか。

 筆者は、この事態を招いたのは政府(原発事故に関しては東京電力も)であり、政府と東電を初めとする電力資本以外に攻撃を向けるのは間違いであるとの考えから、また事を東京と東北の地域対立にしたくないとの思いから、これまで東京・首都圏への批判は控えてきた。その私が今回、あえて首都圏に苦言を呈したのは、このような状況を招いた中央の責任を少しでも理解してほしいからである。

 もちろん筆者は、東京にも常に弱者に寄り添い、その日その日を精一杯闘いながら生きてきた多くの人たちがいることを知っている。本誌読者の大部分はそうした心ある人たちであると思っている。「復興」は、そうした人たちこそが中心的役割を担う形で進めなければならない。もとより復興を単なる復興に終わらせてはならない。あえて言えば、それは新たな社会の構築として始められなければならない。社会的弱者を含む全ての人たちが人間として尊重される全く新しい社会の構築として。

 東日本大震災は確かに大きな不幸だった。しかし、他人をあげつらう以前に自分自身が我欲そのものである見苦しい権力者や強欲な経営者たちを退場させる1000年に一度のチャンスでもある。そのための新たな一歩こそが今、私たちに求められている。

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本日の放射能測定値

2011-06-25 19:21:31 | 福島原発事故に伴う放射能測定値
<本日の計測結果>

・計測年月日、時間
 2011年6月25日 午後5時30分
・計測場所
 計測場所 福島県西白河郡西郷村 八雲神社(地図

・計測時の気象条件(晴/曇/雨/雪の別及び風向、風速)
 天気:曇
 風向・風速:北東 4.5m

・計測結果(単位:マイクロシーベルト/時)
 ・神社境内
  大気中(高さ100cm)   0.70
  土壌(高さ10cm)    0.77

 ・神社脇の公園遊具前
  大気中(高さ100cm)   0.34
  土壌(高さ10cm)    0.37

<測定結果についてのコメント>
昨夜から今日昼まで降り続いた雨が放射性物質を流したのかもしれない。

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本日の放射能測定値

2011-06-24 23:09:05 | 福島原発事故に伴う放射能測定値
<本日の計測結果>

・計測年月日、時間
 2011年6月24日 午後5時50分
・計測場所
 計測場所 福島県西白河郡西郷村 八雲神社(地図

・計測時の気象条件(晴/曇/雨/雪の別及び風向、風速)
 天気:晴
 風向・風速:西 10.5m

・計測結果(単位:マイクロシーベルト/時)
 ・神社境内
  大気中(高さ100cm)   0.51
  土壌(高さ10cm)    1.00

 ・神社脇の公園遊具前
  大気中(高さ100cm)   0.26
  土壌(高さ10cm)    0.40

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