安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

結局買ってしまった…

2008-02-25 23:15:38 | 芸能・スポーツ
大黒摩季ニューアルバム「POSITIVE SPIRAL」

結局、迷いながらも買ってしまった。初回限定版を。
発売から1ヶ月近く経っているのに初回限定版の入手に成功したのだから、申し訳ないが、やはり彼女のCD打ち上げは大幅に落ちていると思う。90年代のあの飛ぶ鳥を落とす勢いは見る影もない。

買おうと決心するきっかけになったのは、神田うのの結婚式で初お披露目となった曲"Forever Rose"がDVD(初回限定版のみ)に収録されていたことだ。これがなかったらおそらく買わなかっただろう。

最近、ファンサイト等を巡回していると「一時期に比べて(全然出ていなかった)声が戻ってきた」という意見が多い。往時ほどではないにしても、私自身同じように感じていたので、大黒摩季自身がライブ活動を継続していく中で声をコントロールする術を身につけたのかも知れない。

歌詞にも、良い意味で挑戦的だった昔の片鱗が戻って来つつあると思う。1歩から数歩離れて寄り添うというスタンスを、もうしばらく続けていこうと思う。

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「疑惑の銃弾」から27年…「ロス疑惑」再燃

2008-02-24 00:10:33 | その他社会・時事
三浦和義元被告、サイパンで逮捕(毎日新聞)

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米ロサンゼルス市警は23日、約27年前のロス銃撃事件(ロス疑惑)で殺人罪などに問われ、最高裁で無罪が確定した三浦和義元被告(60)が22日、1981年11月に妻、一美さん(当時28歳)を殺害した疑いなどでサイパン島(米国自治領)の空港で逮捕されたと発表した。空港警察当局者によると、サイパン島内の拘置所で身柄を拘束されている。米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)はロス市警当局者の話として、ロサンゼルスで起訴される可能性があると伝えている。

 ロス市警の発表文によると、殺人と共謀の容疑で、逮捕時刻はサイパン時間22日午後。三浦容疑者がサイパン入りするとの情報を市警長期未解決事件捜査班がつかみ、グアム(米領)、サイパン両当局と捜査協力を進めてきた。サイパンの空港警察当局者によると、22日、ロス市警から容疑者がサイパン旅行中で、同日午後に帰国のため空港に姿を現すと連絡を受けた。

 日本の捜査当局によると、新証拠が見つかったことが逮捕に踏み切った理由とみられる。

 ロス市警の発表文は「身柄の移送手続きは未定」としているが、サイパンの空港警察当局者は毎日新聞の国際電話取材に、ロス市警担当者が到着次第、サイパンからロスに身柄が移送されると述べた。

 外務省の在サイパン出張駐在官事務所の職員は「昨日(22日)午後5時すぎ、旅行代理店から日本人男性が出国時に移民局に身柄を拘束されたと連絡があった」と話している。25日朝に担当者が面会する予定という。

 三浦容疑者の携帯電話には「18日から23日まで海外出張」と録音メッセージが入っている。サイパンの土産物店の男性から東京の出版社に入った連絡によると、三浦容疑者は「サイパンは米国本土ではないから、身柄拘束はないだろう」と話していたという。

 サイパン島を含む北マリアナ諸島は47年に国連信託統治領となったが、86年に米国自治領に移行した。

 ▽ロス疑惑 81年8月、三浦和義元被告の妻一美さんは、米国を旅行中に滞在していたロサンゼルス市のホテルの自室で頭をハンマーで殴られ、けがをした(殴打事件)。その3カ月後、同じロス市内で夫妻は銃撃され、三浦元被告が左足に重傷を負い、一美さんは頭に銃弾を受けて約1年後に死亡した(銃撃事件)。週刊文春が「疑惑の銃弾」として連載したこれらの事件が「ロス疑惑」だ。

 殴打事件では85年9月に保険金目当てで実行を依頼した元女優とともに逮捕され、懲役6年の実刑が確定。銃撃事件では、実行役とされた駐車場経営会社社長とともに88年10月に逮捕され、1審で無期懲役の判決を受けたが、東京高裁で逆転無罪。最高裁が検察の上告を棄却し、03年3月無罪が確定した。
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「ロス疑惑」…そういえばあったなぁ。
当時の私は中学生。すっかり忘れていたが、この事件の印象は強烈だったから、27年目のあの頃の記憶がよみがえってきた。

保険金をかけられた妻が突然銃撃され、死亡した事件は「疑惑の銃弾」というタイトルの週刊誌連載とともにお茶の間を賑わせた。テレビカメラが来る日も来る日も三浦和義氏を追いかけ回し、「いい加減にしてくださいよ。僕は政治家でも芸能人でもない。私人なんですよ!」と言いながらテレビカメラを手で遮る三浦氏の姿が昨日のことのようによみがえってくるのだ。

この事件は、そのセンセーショナルな経過もさることながら、「政治家でも芸能人でもない」一私人である三浦氏を実名、顔出しで報道することの是非を巡っても論争を巻き起こした。今でこそ、事件事故の「渦中」にいる関係者をテレビカメラが追い回すことは珍しくないが、そのような報道番組の「ワイドショー化」のきっかけになったのは、紛れもなくこの事件だった。

今回、米当局は捜査技術の進歩で新たな証拠が見つかったことを逮捕の理由にしているようだ。通常、刑事裁判では「一事不再理」の原則(一度審理され、結果が出た件は再び審理されることはないという原則)があり、国際的にもそのような流れにあると言われる。日本で無罪が確定した事件を、国を変えて再び審理することが妥当かどうかという点も、今後、論議を呼びそうだが、そのあたりは専門家に任せたい(私の友人に英米法の専門家がいるが、長期渡米中である。彼ならこの件をどう判断するだろうか…)。

ちなみに、「ミウラカズヨシ」といえば、今でこそサッカーのカズこと三浦和良選手のことを指すが、サッカーが国民的スポーツになる以前は「ミウラカズヨシ」といえば、この「テレビカメラに追いかけ回される元輸入雑貨会社社長」のことだったのだ。
だから、最近の20代以下の若い人の中には、当然ながらこんな勘違いをする人も出てくる。この辺はやはりジェネレーションギャップというものをひしひしと感じる(つーか、自分も年を取ったと思う)。

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平山衝撃!カズさん逮捕された?

 日本の情報に飢えていたU―23日本代表のFW平山は米国遠征から帰国後すぐに売店に飛び込んだ。そして目当ての漫画雑誌を探し「ない!」とショックを受けると三浦和義逮捕の記事が1面に載るスポーツ紙を見て「え?」とまたショック。尊敬する横浜FCのFW三浦知良と人違いであることが分かると「ロス疑惑?知らないです。生まれてないもん…」とつぶやき「ここからまた頑張ります」と気を取り直していた。(スポーツニッポン)
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ロス疑惑を知らない…そうですか。
もう私の時代も終わったようだ。後は若者に譲りますから頑張ってください(涙)。

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ブルトレとともに運転士も引退

2008-02-23 23:43:11 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
ブルトレとともに運転士も引退(産経新聞)

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 3月14日が最後の運行となる寝台急行「銀河」と寝台特急「なは・あかつき」の廃止を惜しむのは、鉄道ファンばかりでない。国鉄時代から33年にわたり機関車を運転してきたJR西日本大阪電車区の運転士、宮城日出男さん(59)は今年5月、これら3本のブルートレイン(ブルトレ)に続いて現役から退く。「定年退職したら、教え子が運転する客車に乗りたかったのですが…」。あとわずかとなったブルトレの乗務に、自らの半生を重ねる。

 宮城さんは昭和43年に国鉄に採用。当時としては若い26歳で機関士となった。最初はビールやセメントを運ぶ貨物列車を運転し、なめらかに減速するブレーキ操作を身につけていった。ブルトレに乗務できたのは10年余りたってからのことだ。

 「寝台料金と特急料金をいただくのに、お客さんを下手な運転で起こすわけにはいかない。食堂車の皿を割ってもいけませんしね」。無駄な操作をしないよう、坂やカーブなどの位置を必死で覚えたという。

 現在は電車乗務が8~9割を占めるようになったが、銀河の大阪-米原間、なは・あかつきの京都-姫路間を運転している。夏場は室温40度以上にもなる運転席で集中力を保たねばならず、勤務は深夜や早朝に及ぶ。

 けっして楽ではないブルトレの乗務だが、熟練した運転士しか任せられない花形の仕事でもある。今も希望する若手は多く、親子ほど年の離れた運転士からよく相談を受けるという。

 宮城さんは言う。「運転士はいい列車があると、いつか自分が乗るんだという目標を持って技術を磨いていくんです。そういう意味でも、ブルトレの引退は寂しい」
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…2007年の鉄道ブーム、「鉄子」ブーム以来、産経新聞は「我ら鉄ちゃん」コーナーまで設けて鉄道記事に力を入れているが、この力の入れようはいったいなんなのだろうか?

そのように力の入っている産経の鉄道記事の中には、半分くらいの割合で外したり滑ったりしているものもある。が、この記事は鉄道ファンの目で見て最も秀逸な部類に入る。
労働集約型産業である鉄道を支えるのはなによりも「人」である。そこに着目し、ひとりの鉄道マンの「生き様」を追った視点がすばらしい。

「運転士はいい列車があると、いつか自分が乗るんだという目標を持って技術を磨いていくんです。そういう意味でも、ブルトレの引退は寂しい」という古き良き時代を知る鉄道マンの言葉には重みがある。

戦前の鉄道省職員は、みんなSL機関士に憧れたという。鉄道作家の故・宮脇俊三さんは、みんながSL機関士になりたいと言っている時代に自分は通勤電車を運転したいと言ったら変わり者扱いされたと述懐している。

機関車は今も昔も運転士、鉄道ファンにとって憧れの的である。その機関車が牽引する客車列車がどんどん廃止されていくのは、たまらなく寂しい。

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ネスケ、最後のアップグレード

2008-02-22 21:50:14 | IT・PC・インターネット
Netscape、最後のアップグレード(ITmediaニュース)

Netscapeって、さりげなく今もサポートしてたのね。
少なくとも20世紀までは、Netscape(ネスケ)はIEとシェアを競い合っていたのではないだろうか。
今のPCと比べ、恐ろしく低スペックだったWin95や98時代のPCでは、動作が軽くてネット関係のほとんどのコンポーネントを含むネスケの世話になったユーザーも多いだろう。

私の友人には、21世紀に入ってからもメールの送受信にNetscape Messengerを使う人もいたし、かくいう私自身、自分のサイトの作成には未だにNetscape Composerを使っている。

90年代からのネットユーザーである人にとって、このニュースは明らかなひとつの時代の終わりを意味する、感慨深いものなのではないだろうか。
私自身は、まだNetscape Composerを離れるつもりはないが…

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始まったHD DVDの後始末

2008-02-21 00:21:26 | IT・PC・インターネット
今日、私の職場でもIT関係に強い/アンテナが高い仲間内で、HD DVDのことが話題になった。「HD DVD買った奴、どうするんだろうな」「それよりXbox360買った奴はどうなるんだ?」的な話。幸いわが職場では被害者はいない模様だが…

そんなワケで、規格争いに敗北した東芝陣営ではHD DVDの後始末が始まった。

HD DVD、買った人はどうなる 規格戦争の果て 消費者置き去り(ITmediaニュース)

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 HD陣営とBD陣営は3年前に一度、規格統一のための交渉に入ったものの、決裂した経緯がある。前回のVHSとベータ戦争に続き、次世代DVDでも“日本発”の規格争いが世界中の消費者を巻き込むことになったわけだが、メーカーの論理に立った消費者不在の製品開発の危うさを再び示すことになった。
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こういう事態に直面していつも思うのだが、日本は現場はとてもしっかりしている(最近はやや怪しくなってきたが)のに、物事の全体を見渡して設計図を書く人がいない。細かい仕事ができる職人は優秀すぎるくらいに優秀でいいものを作るのだが、全体を指揮する「政治」が不在なのだ。

この規格争いにしたって、HD DVDを推していたのは事実上東芝のみ。東芝さえ決断すればいつでもこの不毛な規格争いは終結させられる勢力図になっていたのに、日本国内で規格統一のための道筋をつける「政治」がないため、結局今回も事を決めたのは米国の映画会社と小売業界だった。

日本では、政治はいつも海の向こうからやって来る。自分たちの国内の産業なのに、自分たちで事を決められず、決定を行うのはいつも米国。なるほど、日本が米国の属国になるわけだ。

東芝 HD DVD撤退で問われる敗戦処理(ITmediaニュース)

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テクニカルライターの小寺信良氏は「互換性のある機器がほかにないので、(再生機が修理不能なくらい)壊れたらそれっきり見られなくなる」と指摘。「VTRのVHSやベータのときは相互にダビングするなどの対策があったが、日本のデジタル放送は(1度しか複製できない)コピーワンスという仕組みがあるのでこういう問題が起きてしまう」という。

 何かと不便を強いられる購入者は、東芝に法的措置をとったとして勝てるのか。弁護士の浅見隆行氏は「製品が使えて一定のサービスも受けられるのなら詐欺には当たらない。消費者も規格争いを知った上で購入したはずで、損害賠償など法的責任を問うのは難しい」と否定的だ。

 訴訟リスクについては「ウォルマートは『気に入らなければ返品』を掲げているうえ、HDの米国での販売価格は入門機種で約130ドル(約1万4000円)と高くないし、現行のDVDも視聴可能。東芝やウォルマートに対する集団訴訟に発展する可能性はあまりないだろう」とみる。西田社長も会見で「訴訟リスクは比較的低いのでは」と語った。
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コピーワンスって、そんな問題があるのか…
著作権者のエゴで導入されたコピーワンスがこんな形で自分の首を絞めるとは、まさか東芝も予想していなかったに違いない。

東芝HD DVD、量販店で叩き売り開始か(MONEYzine)

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 互換性のない2種類の規格争いが続いていた新世代DVD規格。ソニーや松下電器産業などが推し進める「ブルーレイ・ディスク」(BD)に対して、6年弱にわたった争いに敗れた東芝は2月19日、「HD-DVD」(HD)方式に対応した製品の開発・生産を中止し、録画再生機の販売を3月末で打ち切ると正式発表した。

 今後新世代DVDは「ブルーレイ・ディスク」に一本化していくことになるが、一方でこれに敏感に反応したのは消費者。インターネットの大手掲示板には「HD-DVDでもハードディスク付いてるから、安くなれば十分買う価値はある」や「激安叩き売りが始まれば買い」などのコメントが多く寄せられている。たしかに録画して見るだけならHD-DVDで事足りる。
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とはいえ、東芝機を支持していたと見られる熱狂的オタク層の中には、それでもHD DVDを買う人がいそうだ。
「画像安定化装置」を使ってコピーガードを外してまで、コピーワンス放送を録画している人たちにとっては、市販ソフトが再生などできなくても関係ないというところだろうか。

(注:画像安定化装置を使ってコピーガードを外すのは法に触れる恐れがある。現行法で限りなく黒に近いグレーゾーンなので、善良な市民はやめておくに限るだろう。当ブログ管理人もそうした行為は絶対やらない。)

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カテゴリ一部変更

2008-02-19 21:17:15 | 運営方針・お知らせ
カテゴリの一部を変更することにしました。
今まで芸能ネタは時事ネタの範疇として「社会・時事」に分類していましたが、他のお堅いエントリに比べてあまりに整合性がない気がしたからです。

とはいえ、当ブログのカテゴリ数は現状で11。これ以上増やすのも管理上大変なので、エントリ数の少なかった「スポーツ」を「芸能・スポーツ」に変更して芸能ネタをこちらに移すことにしました。

「社会・時事」と「芸能・スポーツ」の区分けですが、一般の新聞に載るような内容が「社会・時事」、スポーツ新聞が取り上げるような内容が「芸能・スポーツ」に分けられる、という認識でよいかと思います。

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次世代DVD規格争い、ついに最終決着へ

2008-02-16 23:17:28 | IT・PC・インターネット
米ウォルマートがBDのみ販売へ(ITmediaニュース)

東芝、間もなくHD-DVD撤退か(ITmediaニュース)

新年早々のワーナーブラザースのBD単独支持決定が次世代DVDの規格争いの方向を決定づけたが、このウォルマートの決定は最後のダメ押しになるだろう。
やはり、東芝1社では最初から無理だったのだ。

従来の常識では、既存DVDの生産設備を流用できるHD-DVDのほうがコスト面では有利とされてきたが、現場での決着はそうはならなかった。
VHS対ベータのビデオ戦争の時もそうだったが、コストだけ見れば容量が同じで小さいベータ方式の方がプラスチック使用量が少なく、有利なはずなのに結果はVHSに落ち着いた。必ずしも経済合理性だけでは動かないところが、この業界の面白いところでもあり、また不思議なところでもある。

規格争いが決着したことで、次世代DVDを巡る焦点は、ダビング10がいつ導入されるかに移るが、これは6月頃と見られている。
昨年秋、ダビング10導入でいったん決着したかに見えたが、その後、JEITA(家電メーカーの業界団体)が「私的録音録画補償金の撤廃」を突如として持ち出した結果、権利者側が態度を硬化させるという出来事が年末に起こり、不穏な空気が漂い始めた。
だが、権利者とJEITA、消費者が「大人の解決」を目指すとするなら、現状でダビング10はそれなりの落としどころではないかと思うし、北京五輪前の最後のボーナス商戦である今年6月が導入の最後のチャンスになるだろう。(それ以降に新機軸を打ち出しても、そもそも消費者サイドに積極的な買い換え意欲が発生しない。)

そう考えると、やはりDVDレコーダーの買い時は、今年夏のボーナス商戦であり、狙い目はダビング10対応のBD機ということになる。
個人的には、ソニーは最近品質面で色々あるようだし、東芝がコケてしまった以上、パナソニックあたりかなぁと思っていたりする今日この頃である。

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ケータイ機種変

2008-02-15 22:33:17 | IT・PC・インターネット
もう1週間になるが、ケータイをカシオ製W53CAに変えた。

言わずと知れた「EXILIMケータイ」だ。
この機種も発売から1年以上経ち、ずいぶん安くなったので捕獲した。

とにかくカメラ機能が充実している。
510万画素、手ぶれ補正機能付き、シャッターを半押しすればピントが合った状態で固定…って、普通のカメラ並みの機能だ。
外観もデジカメと見まがうほどで、どう見ても「デジカメに携帯電話機能が付いている」という理解しかできない。ある意味、カメラ付きケータイのひとつの到達点だと思う。

このケータイは、多分長く愛用することになると思う。

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3ヶ月ぶりに戻ってきました

2008-02-12 23:47:18 | 運営方針・お知らせ
色々考えた結果、3ヶ月ほど前に捨てたはずのこのブログに戻ってくることにしました。

移転先のau oneブログが、思ったほど技術的自由度が高くないばかりでなく、禁止事項のガイドラインも窮屈で、私の性に合わないと判断したからです。
これからは、またこちらで更新していきますのでよろしくお願いします。

なお、au oneブログに居候していた間の3ヶ月間のログはすべてこちらに移しました。
また、今後の運営方針ですが、しばらくはコメント可、トラックバック不可でやってみて、不都合があれば変えます。

なお、以前と同様、投稿数は1日1エントリーを原則としますが、気象・地震カテゴリで扱う地震速報等については、この限りではありません。

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SL会津冬紀行号

2008-02-11 22:42:32 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
雪が止み、道路も走れる状態になったので、3連休中運転のSL会津冬紀行号を見に郡山まで出かけた。

SL会津冬紀行号は、D51 498号機の牽引。昨年あたりから続いている鉄道ブームを背景に、家族連れなど「ユル鉄」(私の造語。緩めの鉄道ファン)とおぼしき人たちで大いに賑わっていた。

ところで、鉄道ブーム、大いに結構なのだが、最近気になるのが撮影客のマナーの悪さだ。若い鉄道ファンの新規参入が増えたおかげでまたマナーの悪い人が増えてきたと思う。この日も、駅員から黄色い線の内側に下がるよう何度も注意を受けながらなかなか下がらない人がいた。

誰しもいい写真、動画を撮りたいと思う気持ちは同じだ。だが、国鉄時代には小学生男子が走行中のSLの正面に躍り出るという信じられない行為の結果、命を落とすことも起きている。マナーを守らなければ最悪の事態になるかもしれないことを、とりわけ最近参入した若い鉄道ファンは知って欲しいと思う。

今回、初の試みとして携帯で撮影した動画を公開するので、興味のある方はどうぞ。

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