goo blog サービス終了のお知らせ 

安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

当ブログのご案内

当サイトは列車の旅と温泉をメインに鉄道・旅行を楽しみ、また社会を考えるサイトです。

「あなたがすることのほとんどは無意味でも、あなたはそれをしなくてはなりません。それは世界を変えるためではなく、あなたが世界によって変えられないようにするためです」(マハトマ・ガンジーの言葉)を活動上の支えにしています。

<利用上のご注意>

当ブログの基本的な運営方針

●当ブログまたは当ブログ付属サイトのコンテンツの利用については、こちらをご覧ください。

●その他、当サイトにおける個人情報保護方針をご覧ください。

●当ブログ管理人に原稿執筆依頼をする場合は、toukaihoutei*hotmail.com(*を@に変えて送信してください)までお願いします。

●当ブログに記載している公共交通機関や観光・宿泊施設等のメニュー・料金等は、当ブログ管理人が利用した時点でのものです。ご利用の際は必ず運営事業者のサイト等でご確認ください。当ブログ記載の情報が元で損害を被った場合でも、当ブログはその責を負いかねます。

●当ブログは、ネトウヨから「反日有害左翼ブログ」認定を受けています。ご利用には十分ご注意ください。

●管理人の著作(いずれも共著)
次世代へつなぐ地域の鉄道——国交省検討会提言を批判する(緑風出版)
地域における鉄道の復権─持続可能な社会への展望(緑風出版)
原発を止める55の方法(宝島社)

●管理人の寄稿
規制緩和が生んだJR事故(国鉄闘争共闘会議パンフレット「国鉄分割民営化20年の検証」掲載)
ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか(月刊『住民と自治』 2022年8月号掲載)
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

【管理人より最終のお知らせです】本日以降、gooブログとしては更新を停止し、note・はてなブログに移転します

2025-08-26 12:37:53 | 運営方針・お知らせ

管理人よりお知らせです。

gooブログの更新が停止となる10/1まで、あと1か月余りとなりました。

以前からお知らせしてきたとおり、「安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~」は、本日をもってgooブログとしての更新を停止します。

これ以降は、以下の2か所に移転して更新を続けますので、今後はこちらをご覧いただきますようお願いします。

・メイン  安全問題研究会note https://note.com/kurogane01

・サブ   安全問題研究会(はてなブログ) https://kurogane01.hatenablog.com/

現在のところ、「note」に2022年以前の過去ログを置いていないことを除けば、当ブログ含む3か所まったく同じ内容に揃えていますが、今後はnoteをメインに、当分の間は、はてなブログでも同じ内容の更新を続けます。両方へのアクセス数や読者からの反応を見つつ、年内をめどにどちらか1本に絞る予定でいます。その際は、上記2か所でお知らせします。

2006年1月13日の開設以来、19年半もの長きにわたってご支援をいただいたことにお礼申し上げます。今後は、「note」「はてなブログ」に引き続きご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。


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【超重要お知らせ】当ブログ訪問者数100万人達成!長年のご愛顧に感謝申し上げます&移転のお知らせ

2025-08-18 20:31:39 | 運営方針・お知らせ

管理人よりお知らせです。

本日、当ブログの通算訪問者数が100万人を突破しました。2006年1月13日の開設から19年7か月、7158日目での達成です。

スマホで閲覧の方は残念ながら見られませんが、PCの方は、左側フレーム内「アクセス状況」の「トータル訪問者」数がこれに当たります(「閲覧」は当ブログが見られた通算回数で、訪問者数とは異なります)。

こちらの画面です トータル「訪問者」が100万人を超えました

開設当初から19年7か月間、ずっと当ブログを見守ってくれた方々もいらっしゃいます。多くの閲覧者の方々に支えられての100万人達成は、私にとって偉業だと思っています。そして、gooブログが閉鎖を迎える前に100万人を達成できたことに対し、支えてくださった皆様に、この場を借りて厚くお礼申し上げます。

すでに、gooブログの今年11月18日限りでのサービス停止が公表されています。にもかかわらず、当ブログが移転を先延ばししてきたのは、訪問者数100万人を達成してから移転したかったというのも大きな動機の1つです。

5月9日付記事でお知らせした6月から8月にかけての重要日程もすべて終わり、通算訪問者数100万人の大台も達成しました。私にとって妻よりも付き合いが長く、人生の一部分でもあったgooブログにも、これで思い残すことはなくなりました。

いよいよ、先延ばししてきた移転について、正式発表します。

当ブログとしては、8月31日を最後に、gooでの更新は行いません。9月1日から、当面は、以下の2か所で更新します。

安全問題研究会note https://note.com/kurogane01

安全問題研究会ブログ(はてなブログ) https://kurogane01.hatenablog.com/

結局、note、はてなブログのどちらにも一長一短があり、どちらを正式移転先にするかについては決められないまま、当面は並行運用することにします。テキストサイトとしては現在、note独り勝ちになりつつありますが、コメントの削除やブロックの方法がないなど一抹の不安があります。一方、「はてな」にはそれらの機能が備わっていますが、とにかくアクセス数が少ないことが難点です。

炎上を覚悟しても、アクセスが伸び影響力も大きなほうがいいのか。安全な半面、影響力のほとんどないブログでいいのか。ネット発信の経験を持っている人であれば一度はぶつかったことのある難問だと思います。そして、たいていこの両者はトレードオフの関係にあります。

9月からは、noteをメイン、「はてな」をサブと位置付けて並行運用をしたいと思います。そして、どちらを残すかは年内くらいに決めたいと思っています。noteをメインにする場合、「はてな」は過去ログ倉庫として残すことも考えています。

9月以降もこのブログは閉鎖せず、11月18日の「自然消滅」まで残しますが、どちらかに自動転送(リダイレクト)されるように設定する予定です。

gooブログとしては残り少なくなりましたが、今後ともよろしくお願いします。


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【管理人よりお知らせ】農業問題(「令和のコメ騒動」関係)学習会資料及びJR問題学習会資料を安全問題研究会公式サイトに掲載しました

2025-07-28 22:47:52 | 運営方針・お知らせ

管理人より2点、お知らせです。

1.農業問題学習会資料「コメ騒動はなぜ起きたのか、そして解決への道は?」を安全問題研究会公式サイトに掲載しました

私は、もともと農業関係の仕事をしており、農業界隈で30年以上を過ごしてきたこともあり、2024年秋以降のいわゆる「令和のコメ騒動」発生後は、「どうなってるの? 原因は何?」「コメ不足は解消できるんですか?」など、いろいろな場面でよく尋ねられるようになりました。

そのような中、首都圏で産直のコメや環境に優しい生活物資の販売などを行っている「フェアコープ」の主催で、7月20日、農業(主にコメ需給)問題の学習会が開催され、私が報告者を務めました。

その際の学習会資料(PDF版のみ)を、安全問題研究会公式サイトに掲載しました。この学習会は、参加者に大変好評だったことを、付記しておきたいと思います。

2.JR問題学習会資料「民営化38年~限界に来たJR体制~今、再国有化を」を安全問題研究会公式サイトに掲載しました

例年、7月第4週に開催されている「ZENKO」の「交流のひろば」で、私がJR発足38年を検証する報告を行いました。その報告資料(PDF版のみ)を、安全問題研究会公式サイトに掲載しました(2週連続で学習会での報告をしなければならなかったため、7月に入って以降、超多忙でまったく更新ができませんでした)。

このZENKOの会場(相模原市民会館)に向かう際、未乗車区間(京王相模原線)の完乗を達成しました。

なお、近日中にお知らせしますが、私は8月にも、路線バス問題(減便・安全問題)に関する講師を務める予定になっており、引き続き多忙が続く予定です。


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【超重要】【管理人よりお知らせ】gooブログサービス終了発表に伴う措置について(2)

2025-05-09 21:29:06 | 運営方針・お知らせ

管理人よりお知らせです。

4月19日付記事でもお知らせしましたが、11月18日限りでgooブログがサービス終了となることに伴い、当ブログははてなブログに移行する予定で、すでにデータ移行作業も終えています(移転先「安全問題研究会」)。しかし、その後の状況から、この方針を変更する可能性があることをお知らせしたいと思います。

具体的には、移行先をはてなブログから「note」へ変更する可能性があります。すでに2024年以降の記事について、試験的な移行を行っており、「黒鉄好のnote」として仮オープンさせています。

<方針変更を検討している理由>

移転先のはてなブログですが、アクセス状況が思わしくありません。無料版のアクセス解析がどこまで正確なのかわかりませんが、1日の訪問者は1人がせいぜい。ゼロの日も珍しくありません。

当ブログが依然として残ったままになっていることも大きいと思いますし、はてなブログが、新規投稿するたびにpingを飛ばせる仕様になっていないことも影響しているかもしれません。gooからはてなに移行したブログの中には、goo時代と同じように行かないものの、すでに一定程度のアクセス数を確保しているブログもあります。そのような中、開設から19年の歴史を持ち、近年は月5000人を超える来訪者を継続的に集めていた当ブログが、新規開設者と同じような「ゼロからのスタート」となるのは納得できません。

一方、保険のつもりでAmebaブログへのデータ移行も試験的に実施してみました。gooがお勧め移転先に指定していることもあり、技術的にはスムーズに移行できたものの、私にとって最も読者にお伝えしたかった原発関係など、政府批判を含む記事の多くが、運営側によって一方的に「下書き」にされ公開となりませんでした。

もちろん手動で公開に変更はできるものの、Amebaブログ運営側が政府・企業批判を快く思っていないことが、この過程で明らかになりました。非公開の基準も明確でなく、Amebaはやはり有名人を中心とした「明るく楽しい」ブログ路線を目指したいということでしょう。ジャーナリズムを目指している当ブログの方針とは相容れないと判断し、Amebaに移行したデータは全消去しました。

一方、noteへの記事移行は5月に入ってから実施したにもかかわらず、すでに150を超えるアクセスがありました。noteには硬派な記事も多く、当ブログが移転先とするには最適かもしれないと、ここ数日は考えています。今後、しばらくは仮オープン中のはてなブログ、note両方の動向を見ながら、9月までに最終判断します。

当ブログについては、少なくとも8月いっぱいまでは通常更新を続けます。本来であれば、移転先の周知期間を含め、余裕を持って移転したかったのですが、どういうわけか今年に限って、今後8月いっぱいまで、安全問題研究会にとって重要日程が続くためです。

東京電力の株主が原発事故による損害の返還を旧経営陣に求めている「東電株主代表訴訟」の東京高裁判決が6月6日に予定されているほか、6月15~16日には、原発事故に関して国に責任がないとした2022年6月の最高裁判決に抗議する集会・ヒューマンチェーンが実施されます。東電株主代表訴訟の結果によっては、今後の原発政策に大きな影響を与える可能性があります。

また、7月には参院選があり、日本の政局が激動を迎える可能性が高くなっています。さらに、8月には日航123便墜落事故(1985年)から40年の節目を迎えます。

春から夏の時期に、これほど重要日程が立て続くのは珍しく、ブログ移転をしている場合ではないというのが正直なところです。引き続き、8月までは当ブログで精力的な情報発信を続けますので、よろしくお願いいたします。


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【超重要】【管理人よりお知らせ】gooブログサービス終了発表に伴う措置について(1)

2025-04-19 00:19:23 | 運営方針・お知らせ

管理人よりお知らせです。

すでに、gooブログ運営者の間で話題になっていますが、gooブログ運営元であるNTTドコモ社から、gooブログサービスを今年11月18日限りで終了するとの発表がありました。これに先立って、新規投稿は10月1日以降、できなくなるとアナウンスされています。

当ブログを今後、どうするかの参考とするため、この数日間、現在も更新が続いているいくつかのgooブログさんを拝見させていただきました。突然の発表だったため、多くのgooブログさんが今後の方針を決めかねている一方で、今回のgooブログサービスの終了を機に、ブログをやめる方も散見されるようです。

しかし、当ブログに関しては、安全問題研究会の諸活動、また「汽車旅と温泉を愛する会」名目で行っている全国鉄道全線完乗の活動を記録するという重要な役割を持っており、ブログからの全面撤退という選択肢はありません。

いろいろ検討した結果、当ブログはgooが「お勧め移行先」に位置付けている「はてなブログ」に移行する方向がほぼ固まりました。すでに、データ移行作業は終えており、閲覧可能な状態になっています。名称は引き続き「安全問題研究会」とし、仮オープンさせています。

今後しばらくは、両方のブログに記事投稿を続けますが、たまにしかここを訪れない読者の方にも移行を知ってもらえるだけの周知期間を設定する必要があることも考えると、早期に「はてな」一本にするかもしれません。正式な移行時期が決まりましたら改めてお知らせいたします。

以下、移行に当たっての基本的な考え方を述べたいと思います。

1.移行先に「はてな」を選んだ理由について

(1)はてなのカラーが当ブログに合っていること

gooブログ運営が「お勧め移行先」としているのが「はてな」「Ameba」の両ブログです。どちらもネット黎明期から長く運営を続け、ユーザーも多く、操作性にも優れ、バグらしいバグもほとんどないため性能面では遜色がないと判断しています。

しかし、決定的に違うのは「カラー」です。Amebaブログは芸能関係者など有名人の利用が多く、ただでさえ華やかな日常を「盛って」華々しく見せる社交場というイメージがあります。リア充と呼ばれる人たちのパーティーのようなイメージです。さすがに自分のイメージではないな、と思いました。

一方、「はてな」はどちらかというと「非リア」の人々が、理屈を述べたり屈折した心情を吐露したりしながら交流する「コミケ」のようなイメージでしょうか。

私は現在、安定した正規職に就き、パートナーにも恵まれ、「リア充」にはほど遠いものの、「非リア」と自称するほどの状況にも置かれていません。しかし、半世紀を過ぎた人生を振り返ってみると、特に結婚前のかなりの時期を「非リア」として自覚的に生きてきたと思っています。一方で、自分を「リア充」だと思ったことは一度もありません。

このような自分の人生の思いを綴るには、「はてな」のほうが向いていそうだと思ったことが大きな理由です。

(2)「はてな」のほうに愛読ブログが多いこと

それほど頻繁にではありませんが、週1回程度は巡回しているブログのうち「はてな」を使っているものとして「シロクマの屑籠」「いつか電池がきれるまで」「紙屋研究所」「企業法務戦士の雑感」があります。前2者はいずれも深い洞察力を持ったブログとして、また後2者は元日本共産党員/企業法務担当者という、それぞれ立場は異なりますが高い専門性を持ったブログとして、私としてもいろいろな示唆を得てきたブログです。

また、最近はほとんど/まったく更新が行われなくなりましたが、「Chikirinの日記」「風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る」もかつては毎日のように巡回した思い出があります。「風観羽」は2018年10月25日を最後に、突然、更新が終了してしまったのですが、管理人の方は今、どうしていらっしゃるのか気になります。

一方、Amebaブログで私が定期巡回しているのは農業ジャーナリスト小谷あゆみさんの「ベジアナの農ライフ研究所」だけです。私が過去、出向していた団体の非常勤役員をお務めになった関係で、人柄は存じ上げています。

愛読しているブログが「はてな」に多いことも決め手のひとつです。

(3)データ移行が驚くほどスムーズだったこと

私としては当初、Amebaとはてなの両方にデータ移行をしてみて、スムーズに行った方/使い勝手のいい方を残し、もう一方は削除する方針でした。しかし、はてなへのデータ移行が、自分でも驚くほどスムーズに行きました。カテゴリーも画像データもそのまま移行できたため、Amebaへのデータ移行は結局、実施すらしていません。

ブログというカルチャー自体、長期的には衰退トレンドにあり、今回、gooブログ運営がお勧め移行先に指定したこの2社にしても、いつまで持つか、先行きは不透明であり、2030年代にまで存在をつなげられるかはかなり微妙だと私は感じています。

文字数に事実上制限がなく、長文テキストを自由に投稿できるサイトとしては、比較的最近開設された「note」の他、「小説家になろう」や「エブリスタ」のような小説投稿サイトだけを残し、ブログに関してはその文化自体、2020年代のうちに消滅するのではないかと思っています。

そのような全体状況を考えると、あと何年、残れるかもわからない他ブログへの移行に巨大な労力をかけるのは得策ではありません。大きな労力をかけてデータ移行したのに、そこも数年後にまた閉鎖……という未来が、私にははっきりと見えているからです。

2.gooブログへの私の思い

2006年1月13日にこのブログを開設して以来、なんと19年にもわたって運営を続けてきました。人生の4割はこのブログとともにありました。妻と結婚したのが2006年10月なので、このブログとの付き合いは妻との結婚生活よりも長いです。それだけに、サービス終了がアナウンスされたときは心に巨大な穴が空いたような喪失感に襲われました。

多くのgooブログ管理人が、急な発表に驚きを表明しています。しかし、他人より観察眼が鋭いといわれることが多い私には、いくつかの「予兆」めいたものは見えていました。

(1)運営元の変更

このブログの運営が、以前のNTTレゾナント社からNTTドコモに移ったことです。同じNTTグループ内とはいえ、事業が他社に譲渡されるときは、たいていリストラの始まりであることが多いです。

(2)休眠ブログの整理が突然、アナウンスされたこと

今年に入ってからだと思いますが、休眠ブログを整理したいとの告知が、登録されているメールアドレス宛に一斉送信されてきました。私が開設したまま、団体の解散により10年以上更新していなかった「JR株主・市民の会」などいくつかのgooブログを整理しましたが、こんなことが告知されたのは初めてでした。休眠ブログを数万単位で維持しておくことはコストの無駄とはいえ、天下のNTTグループ企業がこのような形で経費節減に乗り出してきたことに、一抹の不安を感じたことを覚えています。

(3)ポイント付与制度が始まったものの、すぐに付与率が引き下げられた

NTTドコモにgooブログ運営権が移った直後、ドコモとの一体経営のメリットを活かすようにdポイント付与制度がスタートしました。dカード保有者が所定の手続でエントリーすれば、ブログの月間訪問者数が1000人を超えたブログに抽選で100ポイント、5000人を超えたブログには同様に抽選で500ポイントが付与されるというものです。

当ブログは、もう十年以上にわたって、月間訪問者数5000人以上を維持しており、開設数300万を超えるgooブログの中でもかなりの有力ブログでした。dポイント付与制度が始まった直後は、2~3か月に一度は500ポイントが付与されていましたが、昨年頃から付与率が下がり、最近は毎月5000人以上の来訪者をキープしているにもかかわらず、まったく付与されていません。

企業統合のメリットを活かす形で、新しい顧客サービスを始めながら、すぐにサービス水準を引き下げるのは、事業の状態が思わしくないか、一貫した事業方針を持っていないかのどちらかだとしか考えられません。そして、いずれの場合であっても良くない予兆であることは言うまでもありません。

このような事情から総合的に見て、長く続いてきたgooブログもそろそろ「潮時」が来るかもしれないと考え始めたのが、ちょうど今年に入る頃でした。しかし、もう少し時間の猶予があると思っていました。この結末自体に何となく予感めいたものはあったけれど、意外に早かったな、というのが正直なところです。しかし、他のgooブログ管理人と違って、上述したような「予兆」を捉えていただけに、私にはそれほどの驚きはありませんでした。

gooブログの運営に対しては、感謝しかありません。こんなに長く自由な発表の場を与えてくれたことに対し、お礼を申し上げたいと思います。はてなへの移行まであと少し、私のわがままをお許しいただければと思います。


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カテゴリー再編について(今後の予定など)

2025-03-15 19:06:34 | 運営方針・お知らせ

管理人より、カテゴリー再編についてのお知らせです。

・「共産趣味」カテゴリーを「共産趣味/労働問題(公共交通・原発除く)」に変更しました

便宜上の措置ですが、「その他社会・時事」カテゴリーに含めていた労働問題関係の記事をここに移動するため、カテゴリー名を変更しました。

もともと、当ブログが「観察対象」にしているのは、本気で経営側と闘って社会改革や問題提起につなげることを目的としている戦闘的労働組合やその周辺に関するものがほとんどであり、共産趣味の一環と捉えてもいいと考えたからです。

労働問題のうち公共交通に関するものは「鉄道・公共交通/交通政策」カテゴリで、原発に関するものは「原発問題/一般」カテゴリーで扱います。この2つは従来通りです。

この措置により「その他社会・時事」カテゴリーの記事数は200を割り、だいぶコントロールしやすくなりました。なお、どのような記事をどのカテゴリーで扱っているかについては、2013年4月1日付記事に掲載しています。

・「原発問題/福島原発事故刑事訴訟」カテゴリーの今後の取り扱いについて

2025年3月7日付記事「東電刑事裁判、経営陣2人を「無罪」とする不当判決が確定/福島原発告訴団等の声明」のとおり、最高裁が東京電力旧経営陣3被告のうち、途中で死去した1名を除く2被告に無罪判決をしたことにより、2012年の福島原発告訴団結成以来、12年半にわたった原発事故の刑事訴訟が終わりました。

今後、4月30日に無罪判決に抗議する集会が予定されているものの、それ以降、福島原発告訴団・福島原発刑事訴訟支援団をどのようにするかは決まっていません。

もし、福島原発告訴団・福島原発刑事訴訟支援団が活動を終える場合、当ブログのこのカテゴリについても更新することがなくなります。「原発問題/一般」カテゴリーと統合することもひとつの選択肢ですが、統合後のカテゴリーの記事数が500を超える規模になります。種々雑多な問題がひとまとめになっている「その他社会・時事」と異なり、特定問題の専門カテゴリーのためコントロールは効くと思いますが、この規模では過去記事の検索も難しくなります。

また、刑事裁判の過程で明らかになった証拠類を多く含むこのカテゴリーの記事は資料的価値が高く、独立したカテゴリーとして残し続ける意味もそれなりにあると思います。

4月30日以降も、当面、更新しないことを前提としてそのまま残しておき、その後の扱いは追って考えたいと思います。


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【管理人よりお知らせ】カテゴリ再編の実施など(2025年2月22日一部追記)

2025-02-17 00:18:45 | 運営方針・お知らせ

管理人よりお知らせです。

1.カテゴリ再編を実施しました

「令和の米騒動」が収束の兆しを見せないどころか、ここに来て再拡大の気配が濃厚になっています。当然です。なぜならこれは長年の減反政策の結果であり、国による失政の帰結だからです。要するに構造的問題であり、収束するほうがおかしいです。

国民的関心事でもあり、今後、この分野の発信を強化する必要があると考えられるため、急きょ、以前設置していた「農業・農政」カテゴリを復活させることにしました。農業・農政の他、食料問題、食品産業、TPP、WTOなどの農産品貿易問題をこのカテゴリで扱う点も、以前と同じです。

また、記事数が300を超え、増えすぎて過去記事検索にも支障を来す状態となっていたため、「その他(国内)」と「その他(海外/日本と世界の関係)」に分割していたカテゴリを再統合し、以前の「その他社会・時事」に戻すことにしました。他のどのカテゴリにも属さない記事を「国内」と「海外」に分けての試験運用でしたが、国内と海外の動向が密接に関係していることが多い現代では、この区分けがしっくり来ず、以前の形に戻します。

とはいえ、種々雑多な記事数が300を超えている「その他社会・時事」カテゴリをそのまま放置もできません。分析した結果、一定の記事数を擁する分野を新カテゴリに分類し直すことにし、「反戦・平和」「選挙関連」「共産趣味」のカテゴリを新たに設置しました。

●「反戦・平和」

私は、1994年の就職後、労働組合活動に参加するようになってから、一貫して反戦・平和運動にも関わってきました。30年も続けてきたにもかかわらず、今まで独立したカテゴリがなかったことがむしろ不思議です。今後、反戦・平和運動やこれに関する諸問題はこのカテゴリで扱います。

●「選挙関連」

選挙は私が大嫌いなもののひとつですが、一定の時期が来れば自分の都合とはお構いなく実施され、その結果からは好むと好まざるとに関わらず大きな影響を受けます。多くの分析・論評記事も残しており、独立カテゴリがふさわしいと判断しました。国内・海外、国政・地方を問わず、選挙それ自体が目的の記事は今後、このカテゴリで扱います。

●「共産趣味」/労働問題(公共交通・原発除く)

共産趣味とは、(元)社会主義国や世界各国の共産主義諸勢力の動向を観察する趣味のことです。これを趣味とする人のことは「共産趣味者」または単に「趣味者」と呼ばれることもあります。

当ブログの中でも、とりわけ異彩を放っているのがこの分野であり、カテゴリとして独立させたいとの思いは当ブログ設置当初からありました。しかし、これまでそれをしてこなかったのは「政治的に危険」だと考えていたからです。当ブログは権力・公安や右翼から常時、監視対象になっていることは確実で、そうした状況下であえてこの分野を独立カテゴリにすることが私の人生にどのような影響を及ぼすかを考えると、踏み切れなかったというのが正直なところです。

しかし、私の生き方はすでに確立しており、今後の人生(管理職昇進なし)もほぼ見えたことから、独立させる決心がつきました。(元)社会主義国や世界各国の共産主義諸勢力の動向に関する記事は、このカテゴリで扱います。これら諸勢力に関する情報収集を仕事にしている警備・公安関係筋の方にも、役立つような内容にしていきたいと考えています。

この結果、カテゴリ数は、16(非公開1を含めると17)で一気に3つ増えました。ただ、今回のカテゴリ分類は割と私の中ではしっくり来ており、当面はこのまま運営していきたいと考えています。

どのような記事をどのカテゴリーで扱うかについては、2013年4月5日付記事に記載しています。

2.ブックマークを整理しました

「農業・農政」カテゴリの復活に伴い、ブックマークに「農家の米 わりでんやYoutubeチャンネル」を追加しました。愛知県内に店舗を構える米穀店店主の個人チャンネルですが、令和の米騒動の背景事情に忖度なく切り込むスタイルが人気を集め、アクセスが伸びています。私の考え方と一致点も多く、しばらくの間、目が離せないチャンネルだと思います。

また、この間、みなさんにお知らせしないまま、以下のブックマークを追加しています。原発・原子力関係のブックマークは整理したいのですが、整理どころか増える一方です。

ALPS処理汚染水差止訴訟・・・私が原告になっているため、追加しました。

環境と原子力の話・・・半世紀近い歴史を持つ「はんげんぱつ新聞」編集長・末田一秀さんのホームページ。個人サイトながら反原発運動の第一人者だけに、充実した内容と更新の早さで役立つため、追加しています。

617最高裁共同行動2025実行委員会・・・福島第一原発事故に関して「国に責任はない」との不当判決を出した最高裁への抗議のため、今年6月に大行動が準備されています。その実行委員会のブログです(行動終了後は閉鎖し、ブックマークからも外す予定です)。

一方、ウクライナ戦争勃発後からブックマークに入れていた「ベラルーシの部屋」は、今回、ブックマークから外しました。ベラルーシ国内事情が厳しくなっているのか、最近、ウクライナでの戦況に関する発信がまったく行われなくなっています。ウクライナ戦争自体も(西側が望まない形になりますが)停戦が近づいていることが間違いありません。こうした事情から、ブックマーク不要と判断しました。

今後とも、当ブログをよろしくお願いいたします。


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【管理人よりお知らせ】米トランプ政権に関する当ブログでの言論・論評活動について

2025-01-22 23:45:25 | 運営方針・お知らせ

管理人よりお知らせです。

昨年11月の大統領選で返り咲きを果たしたドナルド・トランプ氏の政権が日本時間1月20日に発足しましたが、トランプ氏の任期は今回が最後(米国の規定では大統領は「生涯で2期8年まで」とされているため、今回が2回目の就任であるトランプ氏の任期は今回が最後)であるせいか、1期目にも増して米国第一主義を強く打ち出しています。

すでに、「メキシコ国境に非常事態を宣言し、移民の入国を制限」「メキシコ湾をアメリカ湾に改名」「性別は男女の2つだけと規定(性的少数者の権利否定)」など、どこの独裁者かと思うような常識外れの政策を次々と打ち出しています。

米国では、連邦議会上下両院とも共和党多数で占められ、連邦最高裁判事も9人中6人が親トランプの保守派で占められています。このため、トランプ政権の政策が司法の場で覆されることにもほとんど期待できません。2年後の中間選挙で共和党が少数にならない限り、三権分立もまったく機能する見込みがありません。

(日本ではあまり知られていませんが、米国の連邦最高裁判事には任期がないため、一生続けることも法制度上は可能です。このため、共和・民主両党とも政権を獲得すると、できるだけ若い判事を任命することが通例となっています。現在の連邦最高裁判事は多くが第1次トランプ政権で任命された人たちです。)

トランプ大統領に近いITプラットフォーム大手各社は、利益のため露骨に政権に擦り寄る姿勢を見せており、X社(旧ツイッターを運営)、メタ社(フェイスブックを運営)はファクトチェックを廃止する方針を打ち出しています。

当初、ファクトチェック廃止は英語圏だけの話だと思っていましたが、日本にも及んでいます。レイバーネット日本の運営委員で、当研究会代表もよく知る人物が、先日、レイバーネット日本の記事「太田昌国のコラム : ドナルド・トランプの2期目を迎えるいま、思うこと」をフェイスブックに転載したところ、記事が削除されるという「事件」がありました。「根っからの男性優位主義に立つ、このマッチョな独裁者」「「帝国主義者然」とした貌」などの表現がメタ社の検閲基準に抵触した可能性があります。

たとえ合法的手続を経て選出された政権であるとしても、移民や性的少数者を容赦なく差別・排除し、自分に反対したり、自分を批判したりする言論を、理由の説明もなく封殺するようなトランプ政権を民主主義国家の政権とみなすことはできません。ある国のある政府が民主主義的だと認められるためには、単に成立過程が合法的であるという外形的要件を満たすだけでは足りず、その政府が市民の権利を守り、民主主義的な政策を民主主義的な過程を経て決定するという内実もきちんと伴っている必要があります。成立過程が合法的でありさえすればよいというのであれば、ナチス・ドイツもイスラエルのネタニヤフ政権も、すべて「民主的」に選挙で選出され成立しています。

その意味で、トランプ政権はまったく民主主義的な政府ではありません。その具体的な行動原理や行動パターンは、プーチン大統領や習近平国家主席、金正恩総書記とまったく変わりません。

したがって、当ブログと安全問題研究会は、トランプ政権が終わる2029年1月までの間、米国をロシア・中国・北朝鮮と同じ「専制独裁国家グループ」の一員とみなして言論・論評活動を行うことになりますので、読者の皆様におかれましてもその旨をご理解いただきたいと思います。


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【管理人よりお知らせ】国際情勢の激動に伴い、カテゴリ再編を実施しました

2024-12-08 23:30:54 | 運営方針・お知らせ

管理人よりお知らせです。

韓国で、「非常戒厳」発令による軍事独裁体制への復帰を狙った大統領の「軍事クーデター」が失敗させられたのに続き、今度はシリアで父親から2代にわたって強権を振るってきたアサド大統領による独裁体制が崩壊しました。

シリア情勢に関しては稿を改めますが、今、世界で紛争の起きている地域に炎マークを付けてみると、以下のようになります。ウクライナとパレスチナ・ガザという、地図の最北と最南で始まった2つの戦争が、両者の間の地域を挟み込むように、逆「く」の字型に拡大しているのがわかります。ジョージア(旧ソ連・グルジア共和国)でも、EUから距離を置き、ロシアに最接近しようとする首相が親EU派のデモを弾圧する事態が進行しています(参考記事:「ジョージア野党指導者を警察が連行 首相は親EU派の抗議を「暴力」と非難」BBC)。

「世界はすでに第三次世界大戦に入っている」というエマニュエル・トッド氏の発言を「毀誉褒貶の激しい歴史家の戯言」だと思っていましたが、事態はトッド氏の「予言」通りになってきたのではないかと思います。来年-2025年は、世界人類が滅亡を防ぎ、生き残れるかの岐路になると思います。来年起きる出来事が、この先半世紀(21世紀後半)の行く末を決めることになるのではないか――そんな予感がしてきました。

この世界情勢の激動を受け、カテゴリ再編を実施することにしました。具体的には、記事数が300を超え、収拾がつかなくなっていた「その他社会・時事」カテゴリを分割し、「その他(国内)」「その他(海外・日本と世界の関係)」に分けます。

本当は、この分割はもっと早く手を付けたかったのですが、「イスラエルによるパレスチナ人虐殺に抗議して東京で行われた集会・デモ」「日本国内の政治改革につなげるため、海外で行われた選挙結果をどう評価すべきか」のような記事を国内・海外のどちらとするか、後々の記事検索の利便性まで考えると決断できずに今日まで来ました。しかし事態は一刻の猶予も許されなくなっています。

今日1日、考えた末、国内・海外の区別については、分割後の両カテゴリの記事数なども勘案し、以下の通りとします。

<「その他(海外・日本と世界の関係)」カテゴリ>

・日本と世界の関係について論じた記事

・国内で行われた集会・デモであっても、その原因となった出来事が海外である場合

<「その他(国内)」カテゴリ>

・外国人をめぐる諸問題のうち、日本政府や日本人の人権意識が原因で発生しているもの(例:入管における外国人収容者問題、外国人差別、ヘイトスピーチ、日本国内の人権問題に関する国際機関からの勧告など)

結果として、「イスラエルによるパレスチナ人虐殺に抗議して東京で行われた集会・デモ」の記事は「その他(海外・日本と世界の関係)」カテゴリで、日本国内での外国人に対するヘイトスピーチ問題は「その他(国内)」カテゴリで扱うことになります。要するに、「その問題の根本がどこで発生しているか」を基本とする「発生地主義」の考え方で対応したいと思います。

   ◇   ◇   ◇

当ブログの名称を、諸事情により「安全問題研究会」から現在、旧「人生チャレンジ20000km」に戻しています。この措置は一時的なものであり、年明け以降、「安全問題研究会」に再変更する予定でしたが、取りやめます。今後しばらくは国際情勢に力を入れる必要があるとの判断からです。

また、今回のカテゴリ分割によって、本来であればカテゴリ数は1つ増え、14となる予定でしたが、最後の更新から10年以上経過し、最近は活用もされていない「福島原発事故に伴う放射能測定値」カテゴリを非表示扱いとしました。このため、表示されているカテゴリ数は13のまま変わっていません。

「福島原発事故に伴う放射能測定値」カテゴリの記事データ自体は残していますが、今後は「再び原発事故が起きる」などよほどの情勢変化がない限り再公開は考えていません。とはいえ、放射能測定値データを見たいという向きもあるかもしれないので、安全問題研究会ホームページ「原発問題資料集」にデータを掲載しました。むしろ、このような掲載方法とすることで、より見やすくなったのではないかと思います。

今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。


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【管理人よりお知らせ】「にほんブログ村」に登録してみましたが、取りやめました

2024-05-25 22:24:34 | 運営方針・お知らせ
管理人よりお知らせです。

当ブログは、5月11日、アクセス向上を目的として、「にほんブログ村」への登録をしてみました。炎上は望まないものの、ブロガーである以上、アクセスが少ないよりは多い方がいいと思うのは当然のことです。同日以降の数日間、当ブログ記事に「にほんブログ村」へのリンクバナーが表示されているのを確認した方も多いと思います。

しかし、結果は思いがけないものでした。増えると思っていたアクセス数がリンク以降、減ったように感じたからです。アクセス解析をしてみると、実際、減少したことがクリアに示されていました。

アクセス解析結果


これだけ明確にデータで示された以上、「にほんブログ村」への登録は失敗でした。このため5月16日以降はリンクを解除し、元に戻しています。

にほんブログ村へのリンクが逆に当ブログのアクセス数を減らした理由については推測の域を出ませんが、これによって当ブログの「読者層」が図らずも明らかになった気がします。大きく分けて、当ブログの読者層は、①金や社会的地位・名誉などを嫌う「反権力志向」の市民や、ネットスラングで「嫌儲」と呼ばれる層、②活動家などの「プロ左翼」、そして③活動家・プロ左翼の動向を監視し、情報収集や破壊を企てるネット右翼や公安などの関係者(②の敵対陣営)ーーであることが見えてきました。③の層が多いと判断している根拠は、一定規模でのアクセス数が継続しているにもかかわらず、記事末尾の「いいね」「応援」「続き希望」「役立った」への反応が極端に少ないことです。

これら①②③の層は一件ばらばらに見えますが、「利益目的で行動する人々に反感を抱いている」という点で共通しています。こうした読者層に当ブログが読まれている事情が今回、明らかになったことから、当ブログとしては今後はこのようなアクセス向上目的のスタンドプレーは行わず、記事の内容で地道にアクセスを得るという本来の姿勢に立ち戻って続けていきたいと思います。③の陣営の人々に読まれることは気持ちいいものではありませんが、ネット空間がオープンな場であり、そこで情報発信をする以上は避けがたいものです。

基本的運営方針(2018年4月9日付記事)でも述べているとおり、当ブログは「差別排外主義と戦争・軍拡に反対し、まじめに汗を流して働いている人、社会的に弱い立場にある人も尊重され、人間らしく生きることができるような社会的経済的条件を作る」という目標にかなうよう、記事の取捨選択や記述は「高度な政治的判断」に基づいて行っています。今後もこの方針に基づいて発信を行っていく姿勢に変わりありません。

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