総務省が6月20日に発表した住民基本台帳に基づく日本人の人口が10年連続で減少した事が判りました。
2019年1月1日現在の人口は 1億2744万3563人と、10年連続で減り続け、減少数は43万6000人と1968年の調査開始以来、最多となりました。
一方で日本に住む外国人は266万7199人で2012年以降増加が続いています。
2012年に日本に住む外国人の数も住民基本台帳に記載するようになって日本の総人口(外国人を含む)と日本人の人口がはっきり分けて同時期に比べられるようになりました。また国勢調査の結果を踏まえ統計の数字が補正されることもありますが、日本人の人口は10年連続で減少と公式に認められました。
これまでも浜爺の様な素人が2015年頃の「1億2千8百万人をピークに日本人の人口は減少に転じる」との見立てが現実になりました。
これまでも少子化による産科医の減少、幼稚園の淘汰や学習塾の統合そして大学の淘汰等いろんな面で歪みが目立ってきています。
何度も書いていますが、人口の減少に対応して行政の縮小(議員定数、給与や一般会計の見直し等)がなされず地方では若者が居なくなり高齢者が増えるとは言いながら亡くなる方もいるわけですから限界集落が出来て過疎地の新しい行政の在り方を考えねばいけませんが手が届いていないのが現実です。
国は今年度一般会計101兆円(税収66兆円)を埋め合わせえるのに赤字国債を発行し合わせ10月には消費税りる10%に上げます。この付けは減少かを続けている15歳以下の若者の未来に対する投資を先食いし彼らに返済の重荷を負わせています。
国会が健全なら「与野党ともに財政規律(赤字国債をどうするのか!!)」を話し合い長期方針を立てなければいけませんがその気配は有りません。
国と地方の借金1000兆円超えは「戦後の預金封鎖・新円切り替え」つまり国民の借金で赤字国債を「帳消しにする」気ではないかと疑っています。
又別会計の「国民健康保険財源」や「老後2000万円不足の国民年金財源」も不安材料であるんですよね!!
浜爺は後10年は生きられませんから「現状でもやむを得なし」ですが孫たちの事は気になります。
人口が減り財政を厳しく管理するには「清廉潔白にして人心を掌握できる勇将」が必要です。そんな人材が日本のどこに埋もれているのでしょうか?
思わず「早く見つけて!」と祈りたい気持ちです。
写真:なんでしょかね? 都市部の遠景
FNN:
全国の人口が過去最大の減少数となる一方、日本に住む外国人の住民が最多となったことがわかった。
総務省が住民基本台帳をもとに発表した、2019年1月1日現在の人口は、1億2,744万3,563人と、10年連続で減り、減少数は、1968年の調査開始以来、最多となった。
このうち、外国人の住民は、266万7,199人で、2012年以降、増加が続いている。
全人口に占める割合は、2.09%となったが、伸びは前年を下回った。
2018年1年間での増減をみると、増えた都道府県は、東京・神奈川・沖縄・千葉・埼玉の5都県だけで、新たに愛知が減少に転じた。