橋下市長、勤務中の労組政治活動を実態調査

維新「衆院選で刺客」…都構想実現案に反対なら



 大阪維新の会幹事長の松井一郎・大阪府知事は11日の記者会見で、「(みんなの党が提出を予定する地方自治法改正案に)賛成した議員が(小選挙区に)いないなら、刺客を立てる」と述べ、大阪都構想実現のための同改正案に反対した衆院議員の小選挙区に、次期衆院選で維新の候補者を擁立する方針を表明した。

 対象選挙区は近畿一円で、24日召集の通常国会で法改正を一気に実現し、都への道筋をつける狙いがある。

 松井知事は「国会議員(の賛否)は採決を見ればわかる。自民党の議員だから賛成するとは考えていない」と語り、個々の議員の法案への対応で判断する考えを示した。

 通常国会では、みんなの党が同改正案の提出方針を明らかにしているほか、自民党も同様の法案提出を模索している。

最終更新:1月12日(木)7時33分

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 解散はしないほうがいい。民主党だから改革できる面もある。電力会社の議員への寄付金の内実を暴いたのは民主党だったからできた。自民党だったら隠蔽していた。再生エネルギーの電力買取りも民主党だから決まった。発送分離も進めている。

 議員削減や公務員の給料の削減も実現してほしい。

 維新はまだ準備不足だ。衆院解散はやらないほうがいい。




橋下大阪市長、道徳教育の内容監視機関を設置の意向


 大阪市の橋下徹市長は11日の市議会一般質問で、市立小中学校の道徳教育の内容を監視する第三者機関を設ける考えを明らかにした。

 橋下市長は「道徳教育は中身が問題。現場に任せて、君が代を立って歌うことにぐじゃぐじゃ言われる教育をやられたらたまったもんじゃない」と、国歌を起立斉唱しない教職員を問題視したうえで、「第三者機関をつくって中立的に監視してもらいたい」と述べた。

 橋下市長が大阪府知事を務めていた昨年6月には、自らが代表を務める地域政党・大阪維新の会府議団が提案した、教職員に国歌の起立斉唱を義務付ける府条例案が可決・成立している。

(2012年1月11日 読売新聞)

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第三者の機関は必要だ。道徳教育の内容監視機関を設置は当然。




茨木市の野村市長が3選不出馬へ 維新の会が候補者



 4月に予定されている大阪府茨木市長選に、大阪維新の会とみんなの党が候補者を擁立することが11日、わかった。一方、現職の野村宣一市長(70)は、高齢を理由に出馬しない意向。野村市長は収入役や助役などを歴任し04年に初当選し、現在2期目。

 維新の会は大阪府内の一般市長選で、昨年4月の吹田市長選に公認候補、同8月の守口市長選に推薦候補をそれぞれ擁立。いずれも勝利している。

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 議員も市長もどんどん増やせ。




労働組合の活動、調査担当を起用 橋下市長


 橋下徹大阪市長は11日の市議会本会議で、労働組合の勤務中の政治活動の有無や団体交渉などの実態調査乗り出すことを明らかにした。調査担当として法令順守(コンプライアンス)の専門家で弁護士の野村修也・中央大法科大学院教授を市特別顧問として新たに起用する方針も表明した。この日の市議会一般質問で、大阪維新の会の質問に答えた。

 橋下氏はすでに、2月議会で市役所と組合の関係を適正化する条例を提出する方針を示している。実態調査では、市職員OBや元教員委員会幹部らについても、選挙や政治活動への関与を調べる方針という。橋下氏は答弁で「政治に足を踏み込んだら政治的リスクを負うのは当たり前。大阪から全国にしっかり発信していきたい」と述べた。

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橋下市長は調査担当として法令順守(コンプライアンス)の専門家で弁護士の野村修也・中央大法科大学院教授を市特別顧問として新たに起用する方針を明らかにした。いよいよ、本格的に労働組合の勤務中の政治活動の有無や団体交渉などの実態調査乗り出すことになった。
本来の公務員に戻ることだ。




橋下大阪市長、勤務中の労組政治活動を実態調査へ


 大阪市議会の一般質問が11日あり、橋下徹市長は、市の人事に市職員の労働組合から不当な介入がないか、全労組を対象に実態調査をする考えを明らかにした。庁舎内や勤務時間内の政治活動の実態を調べることも正式表明し、施政方針で掲げた「労働組合の適正化」に意欲を示した。既に担当部局に調査を指示しており、不適切なケースが判明すれば懲戒処分にする方針。

 大阪維新の会市議団の坂井良和団長の質問に答えた。橋下市長は、市の労組の多くが市長選で平松邦夫・前市長を支援したことに触れ、「トップの人事に口を出し、政治に足を踏み込んだら政治的なリスクを負うのは当たり前。政治団体として徹底的に調査する」と表明。市役所と労組の関係を適正化する条例案を市議会2月定例会に提案する方針だ。

 また、市職員が政治に関与しないことを目的に同定例会に提案予定の条例案について、地方公務員法より厳格な国家公務員法に準じた内容にする方針を打ち出した。市長選前に平松市長の政治資金パーティーに副市長が出席したことを念頭に、「政治資金パーティーにも職員は出席させないルールを作りたい」と述べた。

 このほか公務員制度改革として、大阪府職員より高額になっている市職員の給与を府並みに削減。府同様、幹部職員の給料に定額制を導入するほか、職員の外郭団体への天下りについては原則禁止することも表明した。また、市役所改革に向けて職員の内部告発を促すため、非行行為にかかわった職員でも市に自主申告した場合は原則懲戒免職とはせず、処分軽減の対象とすることを市の内規に明文化する方針。

 市地域振興会(町内会)については、会計監査を明確化するため法人化を働きかける考えも明らかにした。

【林由紀子、茶谷亮】
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「罪を憎んで人を憎まず」は竹富町にはないのか




 「スポンジのように何でも吸収する子どもには、尖閣や国防や愛国心をあおるのではなく、八重山であった悲しい歴史を通じ、平和を考える教育が必要」と感じ「二度と子どもたちを犠牲にしない」という思いと戦争への怒りを理由に、八重山採択地区協議会の採択した育鵬社の教科書を採択しないで東京書籍の教科書を採択したことは法律上なんの問題もない。
 問題なのは八重山地区の無償給与教科書を八重山採択地区協議会で育鵬社の教科書と決めたのに、東京書籍の教科書も無償給与しろと国に要求したことである。
 無償給与教科書以外の教科書を無償給与することは法律違反だから国はやるはずがない。竹富町は慶田盛教育長の政治思想を優先して東京書籍の教科書を採用するのなら、竹富町が教科書代金を負担するのは当然だ。

 竹富町が育鵬社の教科書を拒否し、東京書籍の教科書を採択したのは明らかに政治思想が原因している。慶田盛教育長の戦争体験は戦争の一部である。戦争は国家の問題であり、戦争の原因、戦争の規模、戦争の過程、犠牲などを全体的に教えるのが教育の基本である。
 「八重山であった悲しい歴史」を教えるのはいいが、一部の戦争被害を教えるのでは教育とはいえない。なぜ戦争が起こったか、朝鮮戦争、ベトナム戦争、カンボジア内乱など子どもの視野を世界に広げる教育が大事だ。
 尖閣、中国、アジア問題はこれからの日本には重要な問題である。「尖閣で国防や愛国心をあおるのではなく」という理由で教えないのは間違っている。

 慶田盛教育長は「二度と子どもたちを犠牲にしない」と述べているが、八重山の悲しい出来事を教えることが「二度と子どもたちを犠牲にしない」にはならない。日本が軍国主義に戻ることはない。
日本全体をそして世界を見れば分かる。

 アフガン、イラクは民主主義国家になり、エジプト、リビア、チュニジアの市民革命は成功した。これから民主主義社会をつくっていく。ミャンマーも民主主義国家になった。シリアも市民運動が続いている。アジアでも韓国、台湾、フィリピン、カンボジアは民主主義国家になった。世界の流れは民主主義へと流れている。

 日本が軍国主義国家に戻ることはあり得ない。それどころか日本の民主化はわずかながら進んでいる。
 「八重山の悲しい出来事」にこだわりすぎると日本、世界の現実を知らない子どもを育てることになる。慶田盛教育長の自分の体験にこだわった教育は間違っている。八重山だけでなく、沖縄、日本、アジア、世界を知る教育をするべきだ。


 太平洋末期に島民を日本刀で脅し、マラリアの汚染地域に強制的に疎開させた山下虎雄軍曹が、1981年にひっそりと島を訪れた時に、「・・・戦前の軍国主義の亡霊を呼びもどすように来島したことについて、全住民は満身の怒りをこめて抗議する」と浦仲さんは抗議書を突きつけたという。
 戦後66年が過ぎた今も怒りは消えず、「島民の傷は一生消えない。戦争につながるものは島にいれさせない」と浦仲さんは述べている。

 浦仲さんは「恨みつらみ」を子や孫たちへ伝えるというのだろうか。それでは子や孫たちがかわいそうだ。
 なぜ山下虎雄軍曹は島を訪れたのか、「恨みつらみ」の強い浦仲さんはその理由を聞かかった。ただひたすら「恨みつらみ」を山下虎雄氏にぶつけた。山下虎雄氏が好き好んで島民を日本刀で脅し、マラリアの汚染地域に強制的に疎開させただろうか。山下虎雄氏も軍国主義の犠牲者ではなかったのか。
 戦前はみんな軍国主義教育を受けた。戦後の日本を牽引した多くの政治家や知識人も戦前は天皇崇拝者であった。山下虎雄氏もそのひとりだ。

 山下虎雄氏もどこか田舎に生まれ育った普通の人間であっただろう。赤紙で徴兵されて軍国主義を叩き込まれた若者のひとりだっただろう。戦争が終わり、戦争中の自分の行為を死ぬほど後悔したかもしれない。悔いても悔いても悔いきれない罪を背負った人間であると自分を責め続けたかもしれない。
 彼が懺悔をしたいのなら、懺悔をさせるべきだった。そして、山下虎雄氏と腹を割って話し合い、二度と軍国主義や戦争のやってこない国にするのをお互いに誓うべきであった。
もし、彼が悔いていなければ唾を吐けばいい。

 憎むべきは軍国主義であり戦争だ。人間ではない。66年を経ても直接手を下した人間を恨むのは間違っている。これでは軍国主義の本質を理解することができない。戦争の本質を理解することができない。

「罪を憎んで人を憎まず」という諺は竹富町にはないのか。
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振り向けば背を向けて立つ俺が居る・1032句~1033句

1032句





1033句






私にとって俳句の最高傑作は、
松尾芭蕉の

静けさや 岩にしみ入る 蝉の声

である。

沖縄の蝉には
ジージャーという小さい蝉がいる。
ジージャーはジーと高音で鳴く。
初夏の青空の下、
大きな松の木でジージャーが
鳴いていると、
風と溶け込んで、
透明な音になる。
あらゆるものに
しみ入る音である。

そんな蝉の音を聞いた
体験があったが、
私には、

岩にしみ入る 

という表現は
てきない。

リアリズムに徹した
究極の幻覚が

静けさや 岩にしみ入る 蝉の声

である。

リアリズムでは
蝉の声が岩にしみ入るはずはない。
しかし、
リアリズムに徹した芭蕉には
蝉の声が岩にしみ入ったのである。


1032句原画


1033句原画




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