<大阪府教委>君が代起立斉唱の職務命令

 教職員に君が代の起立斉唱を義務づけた大阪府条例を受け、府教委は17日、府立学校長を集めた会合で、全教職員約1万3000人に対して起立斉唱を求める教育長名の職務命令を出した。条例施行後初の卒業式を控え、起立を徹底させる狙いがある。

 中西正人教育長は「府民の信頼に応えられるよう起立斉唱の完全実施が必要だ」と述べた。また、君が代斉唱をしない教職員の処分を慎重に行うよう求めた16日の最高裁判決について「府教委は違反回数だけで画一的に免職を規定するのは行きすぎだと言ってきた。今後も議論していきたい」と語った。

 府教委はこれまで、事前に起立の意思を示さなかった教職員に対してのみ校長が個別に職務命令を出し、違反者を処分してきた。

 同条例に罰則規定はないが、大阪維新の会は昨年9月府議会で同じ職務命令に3回違反すれば分限免職など処分基準を明記した「教育基本条例案」を提案。府教委は同条例案に反対の姿勢で、今回の職務命令には指導を強化することで条例案がなくても不起立をなくせることを示す考えがある。

 一方、この基本条例案について、橋下徹・大阪市長と松井一郎知事は17日、教職員が違反した場合はその都度、指導研修を義務づけるよう見直す方針を明らかにした。最高裁判決を受けたもので、橋下市長は「すぐさま処分するのではなく、改善されるまでしっかり研修を行う」と語った。【田中博子】

毎日新聞 1月17日(火)11時37分配信




中西正人教育長は「府民の信頼に応えられるよう起立斉唱の完全実施が必要だ」と述べた。大阪府は府教委が積極的に動いている。橋下市長が府知事時代には府教委と橋下府知事は意見が違い激しい討論をやってきた。泣き出す教育委員もいた。対立はしたが橋下氏の教育への情熱は府教委の心に響き、彼らを大阪の教育に駆り立てたのは確実だ。

橋下市長は「すぐさま処分するのではなく、改善されるまでしっかり研修を行う」と柔軟な態度を見せたが、府教委も研修を行うことには賛成すると思う。

橋下府知事時代は橋下知事の情報が少なかったが、大阪市長選に圧勝してからはどんどん橋下市長の情報がWEBに掲載されるようになった。じっくりと橋下研究ができる。よかったよかった。
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不起立職員、初回から研修へ…橋下市長が案修正

 大阪市議会に教育基本条例案を提案予定の橋下徹市長は17日、国歌斉唱時の起立命令に従わない教職員に対し、これまで2回目の違反時に課すとしていた指導研修を、初回の違反時にも課すよう規定を修正することを明らかにした。
 当初案では「違反1回で減給か戒告、2回で停職、3回で分限免職の対象」としているが、「数回の不起立のみによる停職・減給は重すぎて違法」とした16日の最高裁判決を受け、研修の実施時期などを修正。橋下市長は、研修を挟めば、違反回数による自動的な処分には当たらないとの認識を示し、「最高裁の論理からも問題ない」と述べた。
(2012年1月17日12時19分 読売新聞)




 橋下市長の反応は早い(苦笑)。
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最高裁判決にも橋下市長は方針を変えない

君が代訴訟判決、都教委「不起立繰り返される」



最高裁での判決後、記者会見する原告の河原井純子さん(左)と根津公子さん(右端)(16日、東京・霞が関の司法記者クラブで)=清水健司撮影


 入学・卒業式での国歌斉唱で起立しなかった教員の処分について、「停職・減給は重すぎる」とした16日の最高裁判決。
 東京都教委の幹部は懲戒処分の運用見直しに言及した。一方、3回の違反で原則、分限免職とするさらに厳しい条例案を大阪府議会に提案している地域政党「大阪維新の会」。代表の橋下徹・大阪市長は、条例案を修正する考えがないことを強調した。
 「減給以上にならないのなら、また不起立を繰り返す教員が出てくる可能性がある」。都教委幹部は、判決を厳しい表情で受け止めた。都教委はこれまで、違反が累積すると、戒告から減給、停職と処分が重くなる運用をしてきた。しかし、最高裁は減給以上の処分は「昇給にも影響が及ぶ」として慎重な姿勢を求めた。
 こうした運用には、処分が恣意的になるのを防ぐ意味もあった。別の幹部は「減給処分を出す場合は、今まで以上に細かく違反内容を見ていかなければならない。機械的な運用は見直さざるを得ない」と語った。
(2012年1月17日10時40分 読売新聞)




橋下市長は3回の違反で、文言免職とする条例案を修正しないという。徹底して強気な市政だ。大阪でも多くの処分教師が出るのだろうか。
卒業式に大阪教職員組合はどのような戦術で橋下市長と闘うのだろうか。しかし、落ち着いて考えると君が代不起立は大した問題ではないということに気づく。大阪教職員組合は橋下市長と対決姿勢をあらわにして色々やってくるだろうが。彼らとバトルをしても子どもの学力が向上するものではない。

一番肝心なことは大阪市の小中生の学力を向上する教育システムが作れるかどうかだ。生徒や保護者が教え方が下手な教師をチェックできるようにし、教師が教育に真剣に取り組む体制を一日も早くつくることが重要だ。


 この先生も復帰前の沖縄にいたら、沖縄の先生たちがやっていたように子どもたちに君が代を教えて、正月はかならず日の丸を掲げましょうと懸命に日の丸運動をしていたのだろうと思うと苦笑してしまう。

 今頃、君が代に対して軍国主義の妄想を抱くなんて、おかしい。普通の人間ならあり得ないことだ。彼女は日教組の崇拝者としか思えない。天皇崇拝、平和憲法崇拝、キリスト崇拝など、崇拝者になりやすいタイプの人間なのだろう。
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大阪の高校バトル

大阪府では、本年度から私立高校授業料の無償化枠拡大を独自に実施。公私間の切磋琢磨(せっさたくま)による教育力向上を目指す中、私立の人気が高まっている。その背景について、大阪を中心に個別指導塾「個別指導キャンパス」「京大個別指導学院」を約110教室展開し約6千人の生徒を抱える新教育総合研究会(大阪市北区)の福盛訓之代表に聞いた。


「公立にはまだまだできることがある」と指摘する福盛代表

 -私立の保護者負担が軽減されたいま、なぜ私立が選ばれているのか。

 「私立は面倒見が良かったという進学者の声が口コミで広がっている。突き抜けて学力のある生徒は公立のトップ校を目指すが、教育に関心のある層は私立を選ぶ傾向が強い。全ての私立が良いわけではないが、指導品質、面倒見は平均的に公立よりも良いと思う」

 -どう違うのか。

 「大学の受験制度は多様化しており、志望大学に応じた勉強方法は情報戦の側面がある。進学に力を入れる私立は、入試問題の研究を徹底し、進路担当が受験の教科やシステム、募集要項に精通している。その上で各生徒の学力や体力などを踏まえ、マネジャーとなって指導する」

 -学力の伸ばし方の違いは。

 「放課後を十分に活用し、補習や小テストを何度も繰り返す。また、授業も志望大学の入試内容を踏まえ、必要な教科を徹底的にやらせるなど、総花的に全教科を教える公立とは差がでてくる。私立は芝で、公立は障害物のコースを走っているようなもの」

 -私立の受験日程が公立よりも早いため、生徒が集まりやすいという見方もある。

 「時期の問題は主張しやすいし、反論もされにくい。しかし、庶民の感覚からみたらへ理屈だとなる」

 -公立の問題点は何か。

 「学校の先生は世論をみていない。校内の人事考課、学校の常識やルールに縛られ、大きく手柄を挙げようという野心がないため、民意がどうこう言っても前例がないことはしない」

 -外部の意見を入れる仕組みは必要か。

 「外の意見をただ取り入れればいいというわけではなく、人事考課や評価基準、人事の在り方まで深く勘案し、それが給料まで連動する必要がある」

 -公立にできることは。

 「公立の先生はまだまだ努力が足らない。学校に予算がないならOBらに頼んで寄付を募るべき。授業についても、例えば一部の私立大文系を目指すなら、合格につながる英語に特化し、理科の授業も英語でするなど、法令に触れないぎりぎりのところまで突き詰めることはできる」




 去年から施行した私立・公立高校の授業料無償化と学校区域の撤廃は私立・公立の関係なく人気のある高校へ生徒が集まり、人気のない高校には生徒が集まらないシステムだ。そして定員に満たない高校は他の高校に統合される。校長、教師にとっては厳しいやり方だ。というより、こんな破天荒なやり方は誰もやらない。橋下氏だからやってのけたといえる。
 公立の高校が私立の高校と生き残りをかけて競争するというのだから今までの常識を覆したやり方だ。のんびりとしていた公立の教師も私立なみに学習指導をやらなければならない。とにかく、高校の自由競争が始まった。今年の4月には生徒の入学希望者が多い高校と少ない高校がはっきりする。

 最高裁で、君が代不起立は軽い処罰でいいという判決が下った。教師は安心して君が代不起立ができるが、大阪の高校の教師は君が代不起立どころじゃないのじゃないかな。君が代不起立をした教師たちの教え方が悪いと評判が立つと教師たちは大変だ。後ろ指を刺されないように教育に励むようになるかもしれない。そうなれば教育界にはプラスになる。

 大阪教職員と橋下市長・維新の会のバトルはこれからだ。
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土曜日
酔っ払って取った写真
まともなものは
ひとつもなかった。
1044句の原画のように
全部焦点はボケ
ゆらゆらしていた。

そのボケ写真のなかで
1043句の写真は
なかなかいい。
ほとんど手を加えないで
使った。

1043句の写真は
どこで、
どんな風景を撮ったのだろう。
覚えていない。


1043句の原画





1044句の原画




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