仲ノ町ホストホステス午前七時・アート俳句・七百四~七百六句

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国の判断「統制の始まり」とは笑わせる




 沖教祖八重山支部の上原邦夫支部長は、「法律を守るべき行政官庁が法を犯そうとしている。同省の”判断”が下れば、教育統制の始まりになる。戦前の『国定教科書』同様になってしまう」と危ぶんでいる。

 文部省が県教育庁関わる理由は、9月8日の県教育庁が認めた八重山地区の教科書統一のやり方が法律の規定にない、全教育委員による過半数による教科書選択をしたからである。それも全教育委員の過半数で教科書を選択することを、石垣教育長と与那国教育長の反対を押し切って教育委員の過半数の賛成で決めた。県教育庁は今までなかった規定をその場でつくり、実行したのである。与那国教育長は参加していないから「全」を冠にするのは正確ではない。

 そのような手順で東京書籍の教科書を選択したことを文科省は規定に沿っていないということで、もう一度八重山地区を指導して締め切りの16日までに規定に沿った指導で八重山地区の公民の教科書を統一するように文科省は県教育庁に指示したのである。ところが、県教育庁は八重山地区の公民の教科書を16日までに統一することできなかった。

16日までに教科書を統一して文科省に報告することが法律を守ることである。ところが八重山地区も県教育庁も法律を守ることができなかった。だから、文科省は八重山地区の公民の教科書を統一するために指導するという警告をだしたのである。文科省は県教育庁が指導してまとめてほしいという通達をしている。ところが県教育庁は八重山に三市町が協議してまとめなさいと通達した以外、指導らしい指導はやっていない。まだ、八重山の公民の教科書は統一できていない状態である。

 上原邦夫支部長の「法律を守るべき行政官庁が法を犯そうとしている」という批判は的外れの批判である。文科省は県教育庁に法律を守った指導をやりなさいと指導したのに、その文科省に対して「法律を守るべき行政官庁が法を犯そうとしている」はないだろう。

 文科省にとっては八重山地区の統一教科書は育鵬社でも東京書籍でもいい。特別育鵬社に肩入れしているわけではない。とにかく、きちんと法律を守って八重山の教科書を統一しなさいと指示しているのだ。上原邦夫支部長が文科省が「法を犯そうとしている」と思うのは、上原邦夫支部長が育鵬社の教科書を採択することに絶対反対であり、育鵬社の教科書を選ぶことは最悪であると考えて冷静な判断ができなくなっているせいであろう。

 日教組と関係が深く、元沖教祖のドンが幹事長であり、沖教祖出身の議員もいる民主党政権の文科省であるのだから、むしろ育鵬社の教科書は歓迎しないはずである。その文科省が9月8日の協議会で全教育委員の賛成多数で東京書籍を選択したのは無効であるといっている。よっぽど明確な規定違反をしたのだ。文科省が一番気にしているのは規定通りやったか否かである。その文科省に対して「法律を守るべき行政官庁が法を犯そうとしている」と批判するのには苦笑する。

 文科省が直接指導するかもしれないと発言したことに、「同省の”判断”が下れば、教育統制の始まりになる。戦前の『国定教科書』同様になってしまう」と危ぶむのには呆れてしまう。

 文科省は、八重山地区の教科書は育鵬社の教科書でも東京書籍の教科書でも、文科省の検定を合格した教科書ならどれでもいい。八重山地区が公民の教科書について統一していないから、統一するための知恵を文科省から提供するというだけである。そもそも中学三年生の公民の教科書を統一できない八重山地区と県教育庁がだらしがないのだ。本土でも同じようなことは起きたがみんな自分たちで解決して文科省を煩わすことはなかった。八重山地区と県教育庁は行政能力が低いのだ。

 たかが、中学三年生の教科書のトラブルの解決のために文科省が指導に乗り出すことに「戦前の『国定教科書』同様になってしまう」とはひどい妄想だ。文科省の教科書の検定ラインは柔軟である。
むしろ、戦前の「国定教科書」つくりの性質に近いのは日教組のほうだ。日教組は教科書の内容が沖教祖の思想と違うという理由で育鵬社の教科書を排除している。

 今度の八重山の調査員は順位付けの段階で育鵬社の教科書を排除して協議会に推薦していない。沖教祖委員長は調査員に順位付けをさせていたら育鵬社の教科書が選択されることはなかったと堂々と発言している。沖教祖は堂々と教科書を排除する行為をやっているのだ。
 特定の教科書を排除するということは特定の教科書を選択するということである。

 沖教祖は戦前の「国定教科書」と同じことをやっているのだ。現場の教員である調査員が教科書に順位づけをするということは調査員が教科書を選択するに等しい。育鵬社のように日教組の思想に反する教科書を調査員が順位付けで上位にすることは絶対にない。だから、現場の教員が調査員であり順位付けをするのなら育鵬社の教科書は選択されない。つまり、日協所の思想にそぐわないのは教科書として採択されない。
民間会社にとって教科書が採択されないと倒産する。教科書会社は日教組が反発する内容を教科書に書くことはできなかった。
 戦後の教科書は「国定」教科書ではなくて、「日教組定」教科書であったといっても過言ではない。
日教組好みの教科書に対抗してつくられたのが育鵬社の教科書であり、育鵬社の教科書のような日教組が採用しない教科書は自民党などの政治的なバックアップなしでは採択されない。
日教組も自民党も政治的である。日教組と自民党も政治的に対立している。

 民主主義国家である日本政府が認めた教科書を子供に見せてはいけないなどと否定するのは異常である。異常反応しているのは一般の市民ではない。教員&教員OBたちである。組織にがんじがらめにされている人たちである。子供に教える人間たちは組織に縛られないでもっと自由になってほしいものである。





 大城県教育長は、八重山地区の教科書採択に関して、「一定の教育水準を行うためにはどうしても行政的な安定性、地域住民の意向を反映することが大事である」と述べている。抽象的で理解しにくいが、県教育庁が八重山の教科書採択で行ったことは徹底した協議ではなく、協議を省いて、規定にない全教育委員による多数決で教科書を採択することであった。 
  
(新聞は全教育委員と書いているので全教育委員と書いているが、実は与那国教育長は炊いた句に参加していない。だから「全」ではなく「一部」か「多数」が正確な冠である)

 そのために石垣市教育長と与那国教育庁は反発し、文科省には無効であることを言い渡された。大城県教育長は。9月8日で全教育委員の賛成多数で教科書を採択したことが「行政的な安定性」のためだというが、賛成多数で教科書を採択したために、むしろますます混迷を深めている。

「地域住民の意向を反映することが大事」であるなら、全住民に文科省の検定済みの教科書を見せて、住民の賛成多数で教科書を選ぶことである。それができなかったら、人口比、石垣市:武富町:与那国町=9:0.5:0.5の比率で教科書選択委員を選んで教科書を賛成多数で選択すればいい。全教育委員による多数決は規定を破っているし、民主的でもない。
 全教育委員の賛成多数で教科書を選択したのは「地域住民の意向を反映」したことにはならない。

「政治的立場を中立する」と宣言すれば中立することにはならない。大城県教育長は、「一方に偏った教育をすることは創造性に富み、人間性豊かな子供を育むことはできない」と述べているが、それは誰でもいう一般論である。
 大城県教育長が文科省の検定を合格した教科書である育鵬社の教科書を、暗に「一方に偏った教科書」と判断しているのなら。大城県教育長が一方に偏った教育関係者であるということになる。とても、中立に立っているとはいえない。



 もし、教育委員が4人だとすると三市町では14人である。5人だとすると15人であり、与那国教育庁が抜けたから14人である。9月8の協議会は全員で13人だという。三市町が同数であると計算が合わない。妙である。

 自由法曹団は状況判断がずさんだね。石垣市が9割の人口を占めるというのを知っているのかな。


 反基地ネットの育鵬社の公民への抗議文の内容は「平和主義、基本的人権の尊重。国民主権をことごとく否定し、国防意識、愛国心を子供たちに強要している」となっているらしい。だから育鵬社の教科書は検定を不合格にしなさいということかな。でも、平和主義、基本的人権の尊重、国民主権をことごとく否定している教科書が文科省の検定を合格するはずがない。
 反基地ネットさんの神経が異常になり、妄想がひどくなったのでは。






全校長公募は非現実的と過半数に修正へ…維新

 地域政党・大阪維新の会(代表=橋下徹・大阪府知事)府議団は、開会中の9月府議会に提案する「教育基本条例案」の柱となる府立学校の正副校長(約400人)の公募について、「全員を対象」とする規定を修正する方針を固めた。
 「優秀な人材が集まらず、現実的ではない」とする府教委側の主張を受け入れ、施行から4年以内に「正副校長の過半数」で公募を実施する、と改める。職員の処分基準を明文化した「職員基本条例案」も修正する方針で、21日に最終調整し、浅田均議長に提出する。
 維新関係者によると、16日の府教委、府総務部との意見交換会を受けて修正を検討。公募人数の見直しのほか、学校ごとの教員の人事評価で、最低ランク(5%)が2年連続すると分限免職の対象となる規定についても、「教員の質が高くても、必ず最低評価の人が出るのはおかしい」との批判を受け、府立校の全教員を相対評価してランク付けする方式に改める。
(2011年9月21日13時06分 読売新聞)


大阪ではおもしろいことが展開している。維新の会と公務員が激しい討論をしている。
沖縄ではうんざりすることが展開している。右端と左端が意地の張り合いをしている。


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