Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

ちょっとした発見

2019-03-21 20:05:41 | 社会・経済

今週初、10年程使った TV受像機(モニター)が、急に終わった。去る日曜の夜間、毎週見る某民放のモーター・スポーツ関連番組の終わった直後 突然画像が不安定になり、画面に出たり消えたりが繰り返された。決して受像アンテナの具合が芳しい訳ではないので、今度もこのせいかと思い 何度も調整したのだが回復しない。結果 これは内部の TVチューナーの不具合と判断、経年もあって更新を決めた次第。旧受像機のリサイクル費用を含め数万円の出費は痛かったが、TV技術も日進月歩。新受像機の高質な画像は、10年前に比すと隔世の感があるのも事実である。

世間では更に画素数が多く、高画質の 4K或いは 8Kと呼ばれる衛星TV向けの新技術も紹介され 更に上の画質が望める様だが、拙者はそうそう TV番組にばかり嵌ってもおられず、地上波デジタル放送のざっと見が限界。よって これが受信できれば可なので、それなりの機材を新調した次第。この地上デジ放送画質が 2Kという事らしいが、日頃見るにはこのレベルでも十分画質の良さを実感できる様に思う。想えば TV地上波放送も、報道番組などは必ずしも公正な報道姿勢が守られているとは言えない様だし、昔日と違ってインター・ネットからも 己が見てまだマシと受け取れる報道記事も入手できる時代。高画質が必須な映画ファンや音楽動画ファンは別として、拙者の様なユーザーは 2Kレベルの画質でも十分と心得るのだが。

前置きが長くなったが本題です。前述の 芳しからぬ TV報道のあり様は、やはり同様の問題を抱える新聞報道とも関連するとみるのは拙者だけではあるまい。今朝なども、与党・自由民主党地方県連の 不適切な可能性ある政治資金支出を指弾する新聞デジタル記事を見たのだが、その題目に甚だ疑問を抱くものがあったので取り上げる次第。出典は「あの」朝日新聞デジタル版である。

この記事は、自由民主党栃木県支部連合会にて 概ね 2015=平成27年から 2017=同29年にかけての約2年半で計約 2000万円の政治資金支出に不適切な事案があったとされるもの。朝日側の主張だと、自民栃木県連の幹部複数が昨年、会計統括の長 事務局長交代に伴い前述期間につき調査したとかで、一部役員が昨年初夏 調査担当県議から 前述の期間と額に相当の不適切支出があったとの報告を受けた由。朝日側はこの件につき、領収書なしや二重払い、自民党員私的支払いなどの記述があったとしている。前述の自民栃木県連には、税金からの政党交付金が約 2000万円/年 入っているとも述べている。

朝日側の一連の取材に自民栃木県連は「会計事務引継ぎの為に従前の会計を確認したことはあるが、法令にもとる様な事実は把握していない。調査報告書を作成した事実もなく、政治資金は法令に則って適正処理し、その収支を報告している」旨 文書回答した由。この記事をざっと見して、拙者はやはり双方に問題ありと見ざるを得ないものだ。

自民栃木県連の言い分は それはそのまま理解したい所だが、やはり全面的には行きかねる。長らくの自民一強 安倍政権一強で、自民党各部は やはり何か気の緩みが生じているのではないか。「火のない所に煙は立たない」の言葉がある様に 国会などの動静を見ても、対野党や対報道への健全な警戒感や緊張が欠けている様に思えてならない。安部総理大臣も二階党幹事長も、ざっと見渡せば分かるこの状況に本気で手を打とうとしていないのではないか。或いは この政治資金の不適切対応は、与党内の反安部勢力が仕組んだ事共と見られないでもないが、それにしても 直ちに適切な説明が行えないでは拙いのではないか。だから朝日新聞勢力を筆頭とする 特定野党寄りの報道メディアにつけ込まれたという所ではないのか。

その事に留意した上で、朝日新聞勢力の報道姿勢は「やはり いつもの」芳しくない所が付き纏う。とりあえず今回記事の末尾にリンクしておくが、記事冒頭の題目(タイトル)は「自民栃木県連で不適切支出か」との 問題の可能性に触れたもの。しかしながら「続きを読む」をクリックで開くと、そこの題目は「自民栃木県連で不適切支出」との断定的、決めつけ的なそれになっている。拙者 これが素人の作文なら「言葉足らずだが、まぁ仕様がないな」レベルで読み過ごすかも知れないが、この記事を書いたのは勿論「プロの書き手」である。そうである以上 1ページ捲っただけで題目の意味が変わった様に受け取られるとはどういうつもりなのか。

先程の題目の末尾「か」があるとないでは、この意味は天地程も違うはずだ。モノ書きのプロ 新聞記者がこの違いに気づかぬはずはない。ネット掲載につき サイト管理者側の問題があるとしても、それは事前に打ち合わせや記事としての整合を図るのが筋だし仕事だろう。そのまま放置ではそれこそ二重基準ダブスタであり、対与党の印象を貶める操作だと揶揄されても仕方がないだろう。報道各社には取材源、情報源秘匿の特権があると聞くが、この様な記事では そもその信頼性が疑われる事だろう。資料入手と言われても これ又同じで、真に受ける訳には行くまいて。

一つには こうした問題を放置するから朝日新聞勢力は信頼されないのだろう。拙的には「読まない、見ない、買わない」を実践するのみだが、多くの保守側各位が行われるとされる 折々の監視は必要か、とも思う次第。与党地方組織の尻抜け対応も それは批判の対象だろうが、報道側もこの様な杜撰を抱えたままでは やはり同様に信頼に足るものにはなり得ないだろう。今回画像は、当地北郊、岐阜・可児市内の JR路線・地上設備を検査巡回する試験列車「ドクター東海」の模様を。以下に今回の関連記事をリンク致しますが、一定期間後は消去の可能性がある様です。 https://news.goo.ne.jp/topstories/politics/82/ae619fc5b2e1a4bc70cd08f6350bd015.html


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