Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

TV広告「たたくより たたえ合おう」に思う事

2022-09-07 21:42:54 | 社会・経済

浜田防衛相より、懸念される台湾危機の可能性を慮り 南西諸島地域での弾薬確保などを強化するの旨の表明がされた。

与党とカルト的側面ある宗教勢力・旧統一教会との関与度合や 同会と縁浅からぬ立場だったのではないかとの声もある 故・安倍元総理の国葬是非などが議論される一方、確実に緊迫の度を増す我国周辺情勢など 気が抜けない状況は分かるが、中露や北鮮に不穏当な軍事的出方を欲しいままにさせない為にも、是非共粛々とした実行を願いたい。南西諸島のどの地域を強化拠点とするかなどは問わない。それは防衛機密に属する事位分かっているからだ。

確かに自衛隊内部の諸問題も理解はしたい。空自航空機の整備未了からくる 機材稼働率の低迷や、自衛隊官舎など福利厚生面向上の遅れ・・などなど。特別防衛監察のきっかけとなった、元女性自衛隊員に対する大声で取り上げるべきでない所を含む 様々な嫌がらせ行為・ハラスメントなどの問題も、或いはこうした不足への不満からの線もありはしないか。直ちに解決解消は難しいかもだが、防衛省と三自衛隊は こうした問題を地道に改善する姿勢も 是非見せて頂きたいものだ。

同時に 目立つ問題を抱えながらの除隊者のその後を追える技術と力量も身につけて頂ければと願う者だ。想えば今夏 参院選地方遊説中の安倍元総理を斃した容疑者も自衛隊 OBだったし、先年も同じ立場だった人物による殺人事件があった様に思う。こういう凶悪事件の折 過去の事とはいえ自衛隊の名が出る様な事ではいけない。三自衛隊の名誉と信頼保持の為にも、是非必要な追跡力・トレーサビリティを備える様努めて頂きたい。

防衛省と自衛隊の事共は 折々取り上げたい所だが、それは又次回以降に譲りたい。今回は些か「閑話休題」レベルで恐縮なのだが、この所民放 TVで配されている 元公共広告機構 ACジャパンの CMについての雑感でも記そうかと思う。末尾に動画をリンク致すが、タイトルは「たたくより たたえ合おう」の由。

場所は某コンビニ店のレジ。現金決済に手間取る高齢女性客の背後で、一見苛立った風情の若い男性客が「意外性」を以て「手間取りは分かってる。待つから、貴女のぺースで勘定を」の声かけに、高齢女性も「非難されると心配するも、優しい出方に感謝。こっちも色眼鏡を変えないと」と理解する下り。後続の客達も共感、最後は女性スタッフの「たたくより たたえ合おう」の節でめでたく丸く収まるという流れ。

確かに 少しの心遣いと正しい発信が、相手の理解を得 その場が円満にという場面はあるだろう。拙者、ACジャパンの各種CMは、どちらかと言えば「上から目線的」な構成が多くて余り好感して来なかった者だ。今回 CMも 心から共感とは参らないが、某野党がぶち上げた「多様性は力」の無理なき所を少し容れるなどして実践すれば、相当に各場所の軋轢を少しは和らげられるかな・・とも愚考する所。

所で この様な広告を打たざるを得なくなった「不寛容」を招いたのも、結局は戦後のあり様「戦後レジーム」の悪弊が主因だったのではないか。滅私奉公的といわれた 戦前の価値基準の反省からというのは聞こえが良いが、日本人はどうも「極端から極端へと移ろい易い」とは よく聞く言葉ではないだろうか。

全部を是とする訳では勿論ないが、左派勢力が忌み嫌う 教育勅語を含めた古来・戦前の価値観にも「謙譲の美徳」という観念があり、それを健全に継承し 現代流にアレンジして活用すれば、若い世代の共感も得られるものと拙者などは思う。戦後レジームは 我国の戦前までの価値観の長所までも否定。欧米追従を基本とするも 左派容共にも鈍感的寛容で「何となく受け入れて」しまった為に 当然守るべき我国の独立と固有文化までも損ねてしまった感がある。

左派容共側だけを向き 皇統を初めとする我国固有文化の肝要な所を蔑ろにした結果、極左過激勢力の跋扈を許し「テロリスト輸出国」とまで揶揄されるに至った。それは昂じて、北鮮による日本人拉致事件にも道を開いたのではないか。この事件への 一大極左過激勢力・日本赤軍の深い関与は有名な話だろう。そうした異常さを是正する為、ACジャパンが前述の様な CMを打ち出した意図は少しは分かる。しかし一方、規模やランクに関わらぬ我国大小メディアが「誤った個人優先」の病的風潮広告を煽り、唱導した事実も忘れてはなるまいて。

言論の自由を盾に 決して真っ当な反省をする事のないメディア勢力に「謙虚な反省と健全な成長」など所詮無理かも知れないが、今回の様な TV広告の出現は この様な「やむなき事情」があった事も押さえておいて良いと思う。今回画像も振り返り恐縮。先年夏、当地北郊の稲沢を発ち、長野県下へと向かう JR中央線燃料列車の様子を。以下に 関連動画をリンク致します。(ACジャパン CM) ACジャパン たたくより、たたえ合おう。CM - YouTube


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