Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

日本国憲法の 立ち位置は変わった その②

2017-05-03 20:34:41 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!今日5/3は、(日本国憲法の)憲法記念日。今年で施行70周年に当たる。例年通り、護憲、改憲の両勢力による、激しい応酬が繰り広げられた様だ。

その中にあって、ある全国紙の記事タイトルに、拙者はちょっと魅せられている所。曰く「日本国憲法70年~何がめでたい!?」いや~、上手いアイデアだ。報道メディアも、嫌な輩ばかりではない。やはり的確に伝える、その為の文章を確実に起こせる様修練するのが生業(なりわい)だから、中には尊敬レベルの方々も少なくないのは良く分る。拙者なんぞも、そうした方々の姿勢や軌跡から、より多くを学びたいと思っている者の一人ではある。

メディアの中には、例えば朝日新聞勢力の様に、積年の不良姿勢を一向に改めようとしない不埒な連中もある。1987=昭和62年のこの日、阪神支局で生じた、記者の方に犠牲を生じる事件があったが、こちらも今年で発生後30周年とか。犠牲記者の方には、一言弔意を表したいが、その事と、朝日勢力の不良姿勢は問題が別ではないのか。

つい先日も、宮城県下にて、自殺を遂げた中学生遺族の方々への取材がないまま、朝日記者が作文記事を起こしたとかで、地元地方紙から捏造の疑いを指摘され、削除訂正に追い込まれた様だ。その一方、阪神支局事件の回顧報道では、一方的に被害者たる事を喧伝し、暴力による言論圧殺などと殊更に強調して、印象操作に励んでいた。事件を利用し、低下した支持の回復を図っていたのかよ、と勘繰りたくもなるものだ。又、そんな朝日勢力の後押しを無批判にする、公共N局などの容共報道も、その公正を疑われるものだ。

一昨年の初めだったと思うが、フランス国 パリ市に本拠を置く政治誌が、イスラム教についての過分な風刺が元で、同教急進勢力の人物複数に、この政治誌の報道関係者複数が斃される事件があった。確かに、十人超の犠牲を生じる襲撃は遺憾だったが、イスラム教徒の方々の反応は「Yes But」だった。「人的犠牲は許されるべきでないが、政治誌の方も、イスラム教の冒涜に繋がる表現は不良である」と言う事だった。朝日勢力の現状は、正にこのフランス国政治誌と、形こそ違え、極めて似た立場にあるだろう。我国固有の国のあり方を軽んじる様な勢力は、前述の様な攻撃の可能性を、自ら引き寄せていると言えるのではないか。

阪神支局事件の遠因は、未だ尾を引く慰安婦報道への大いなる憤りだった様だ。結果として誤報。最大の根拠だった「吉田証言」は「吉田偽証」だったにも関わらず、その入念な検証を怠り、結局は、杜撰な記事が世界中を駆け巡り、不適切な河野(元)官房長官談話や、帰化人弁護士勢力による、国際連合人権委への不当な提訴、その揚句、訂正困難なクマラスワミ報告書の公表まで許してしまった。戦後の我国の尊厳を、究極まで貶めた、朝日勢力の罪業は、限りなく重いはずであり、万死に値する。とてもではないが、記者一名の犠牲如きで済まされる問題ではないはずだ。

日本国憲法が保障する「言論、表現、集会の自由」とは、最早クォリティ・ペーパーの地位から滑り落ちた、朝日勢力の「言葉の狼藉」を許す為に存在するのではない。確かに戦中などの、暴走する政治権力を規制できなかった反省の必要はあろうが、近年は朝日勢力や左派野党、日本弁護士連合会執行部派などの、左派容共勢力によって、その健全性が脅かされているのは事実である。今日は、安倍総理大臣によって、西暦2020年中に改正憲法の施行を希望との表明があったそうだが、やはり拙速は良くない。安倍政権は、改憲に道を開く下準備を確実にすれば良く、改憲本体の作業は、次期内閣に委ねる位の器量があって良い、と拙者などは愚考するのだが。

この問題につき、面白い話を聞いた。これまで護憲一辺倒だった、又市征治 社会民主党幹事長が「安倍内閣下での改憲は認められないが、それ以降の内閣下では、改憲議論は否定しない」との声明を表されたのだ。果たして、どこまで信憑性があるのか疑問が残る所だが、これまでの同党の主流とされた「改憲の議論さえ認めない」趙 春花(日本名 福島瑞穂)前党首の硬直見解よりは、一皮むけて来ているのも事実。余り期待せず、見守って行くのも一興だと思うがどうだろう。改憲後は非合法化の可能性高い、最大の抵抗威力 日本共産党を別とすれば、民進、自由の両党にも改憲を否定しない勢力は一定存在し、今後の動向によっては、時代の趨勢を弁えない護憲原理勢力の後ろ盾は、非合法勢力ばかりと言う事も、或いは起こり得るのではないか。

その様な左派容共勢力を、言論面で支援し続けた、つまり言葉の反社会勢力が、朝日一派だったと言う事だろう。最早同紙は「クォリティ・ペーパー」の地位回復はおろか、タブロイドの三面紙「イエロー・ペーパー」にも劣る位置に転落する事だろう。この期に及んで、未だに路線を改めようともしない「バカサヨ編集陣」の見識が疑われるのは当然だ。印象操作を弄しても、いつまでも騙される程、国民市民は愚かではないだろう。今回画像は、先年捉えた、新潟県下の日本海沿いを行く、JR羽越線の様子。日本海岸に立つと、必ず昭和期の拉致被害者の方々の生還をお祈りする様、自らに課している所です。


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6 コメント

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Unknown (のん子)
2017-05-03 23:24:14
お写真は新潟でしたか。
空、海、岩、トンネルから抜け出た赤い列車。
絶妙の構図ですね。

朝日新聞が今だに潰れてないのが困ったものです。
毎日もヒドイものですが。
沖縄の2紙もそうですね(汗)

ネットが頑張っていますね(^^)/
返信する
拙速は避けるべし (onecat01)
2017-05-04 00:38:33
HAHASEさん。

 今晩わ。1と2を拝読させて頂きました。
憲法改正の理由を、時代が変化し、現実と合わなくなったためというご意見も、一つの見識です。一つの役目が終わったという見方ですね。

 ここが私と違うところです。私は、独立国は本来自国を防衛する軍を持つのが普通だと、ここから出発しています。戦前を調べてみますと、確かに軍は独走し、暴走すらしております。これを繰り返してはなりませんが、そのために国の安全保障が不要という、左翼の言も間違っております。

 いずれにしましても、私は貴方の意見に大いに賛成するところがあります。安部内閣は「改憲の準備」をし、本作業は次の内閣ですべし、というご意見です。

 皇室のことも含め、これからの日本をしっかりと考えるには、国民の意識が今少し熟しておりません。やっと多くの人々が、日本は独立国家ではないと気付き始め、朝日新聞やNHKの報道に疑問を持ち出したばかりです。もっと多くの国民が、本気で国の安全保障の大切さに気づくまで、憲法改正を急いではならないと、私も考えます。

 戦後の日本が被ってきた屈辱の歴史を思いますと、一刻も早い改正を望んでいますが、やはり拙速はいけません。

 また訪問させてください。
返信する
ご見解御礼 (HAKASE (jnkt32))
2017-05-04 07:51:15
のん子さん、今回もご見解有難うございます。

ご覧に入れた画像は「山形県に近い新潟県」でして、
有勝「笹川流れ」からも至近です。まあ、我々「撮り鉄」は列車狙いでして、
多くの方々の見処は二の次になってしまいますが。苦笑

雪が多い冬場に目だつ必要ksらでしょうか、日本海側を行く、
電車や機関車は、赤基調の車体が多いですね。

ここを訪ねる目的は、写真の他、もう一つありますのは、
拙文で申し上げた通りです。朝日勢力は、国民の悲願でもある、
拉致事件被害者各位の帰国を、結果として妨害している所もありまして。
まずは、お礼まで。
返信する
又一つ、教えを賜った様な (HAKASE(jnkt32))
2017-05-04 09:44:49
onecat01さんも、ご見解を有難うございます。率直で明快なご説明には、今回も教えを賜った気がする所です。

仰る様に、独立国とは、自前の安保政策と諸装備を備え施す固有の権利を持つ。
その上で、その組織の暴走とかを防ぐ安全策を構築する、
仰る様な、安保の順番を間違えてはならず、その所は、拙方もまだ学習の途上であると自覚します。


一つの時代の終わり、それに伴う日本国憲法の使命の終焉、
皇室問題を初めとする、憲法改正にまつわる国内世論醸成の必要、
為に、拙速に改憲を急ぐべきでないとの拙見解には、
貴支持によって裏付けを得られた様で、改めて感謝の次第です。まずは、お礼まで。
返信する
こんにちは (しゃちくん)
2017-05-04 11:36:16
先日、朝からNHKのニュースでも大きく取り上げていた朝日新聞阪神支局襲撃事件ですが「ペンは剣よりも強し」のマスコミのポリシーを賛美しすぎた放送に違和感を覚えました。
なぜ?散弾銃を持った男に襲撃されたかが未だに分かっていないのと赤報隊を名乗る犯人検挙もされないままの30年であることも問題ですよね?
マスコミは常に被害者であるのは間違いですし、加害者としての行動を反省しないからこのような事件に発展したとも思われます。
返信する
未解決の理由 (HAKASE(jnkt32))
2017-05-04 14:19:08
しゃちくんさんも、ご見解有難うございます。

そうなんですよね。朝日阪神支局事件については、何故
犯人を追い詰められなかったかも、糾されるべきと拙者も思います。

当時はあった、公訴時効を迎える可能性は、当初から大きくありましたが、そうであっても、捜査関係各位は本気の取り組みをされたのか?
その検証は、大きな課題として今も残ると思います。

その上で、マスコミが常にこうした事件の被害者だと決めつけるのは、正に仰る通りの間違い。

その言動を常に検証し、加害者の面がないか、振り返り反省する姿勢を促さないと、
同様の事件の再来を招く事ともなりかねないでしょう。

まずは、お礼まで。お具合が優れない由。どうか、くれぐれも無理なき様、ご自愛を宜しくお願いする次第であります。
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