Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

日常生活の中の「異常」

2016-08-26 13:27:53 | 社会・経済

暑かった2016=平成28年8月も、後数日となった。昨日の事だが、当地の近所、熱田神宮の辺りへ外出の折、ちと異常な光景を目撃した。社の裏手を通る、JR東海道線及び名古屋鉄道本線を跨ぐ、歩道橋の更新工事現場の傍での事。折しも数が増え始めた赤蜻蛉(アキアカネ)の群れが、騒然と作業を進める工事現場の上だけを飛び回っているのだ。歩道橋の橋桁までの、階段状のアプローチ部となる予定の場所だが、そこだけで数十匹はいた。工事現場以外では殆ど見かけず、一体どう言う事なのかと思ってしまった。もしかすると、人の世同様、鳥や動物、昆虫の世界も「何かがおかしく」なって来ているのかも知れない。

その「人の世の異常」も慣れてしまうと恐怖を感じるレベルの事共が、相変わらず多い。某有名女優の子息で新進俳優の男が、首都圏の撮影地で当宿中に、宿の女性クルーに性暴力を働いたとかで逮捕された件、同じく首都圏で、若者が暴行致死事件に遭い、犯行関与の疑いで、若い知人複数が拘束された件、通行中の危険な使用が問題視されていた、スマートホン用ゲームソフト「ポケモンGO」の不良使用で、交通死亡事故が二件も生じた件、現職医師や教諭による性的不祥事などなど、もう取り上げるメディアの見識も疑われる様な「そんな事件は、深夜帯のニュースのネタにしろ!」と揶揄したくなる様な事共が多過ぎるのである。

我々日本人にはまだ無関係かもだが、欧州のフランス国にては、主に移民のイスラム教徒が、宗教衣裳を着用する事を禁じる自治体が増えているそうだ。曰く「フランス社会から、宗教色を排除する為」だとかで、イスラム衣裳の規制に反対する、所謂人権勢力との間で軋轢になっているそうな。が、果たしてその意図は、宗教色の排除だけに留まるのだろうか。

世界史に詳しい訳ではないので、踏み込んだ見方はできないが、欧州大陸も歴史的にはキリスト、イスラム両勢力の争いの舞台となり、時に戦争にまで発展した事もあった。どちらも「唯一神」のみ認め、他にはないとする一神教。それぞれにとり、それぞれの神は「絶対の正義」であり、その為に、信者は時に命を擲(なげう)ってでも戦い、己の文化と伝統、そして生まれ育った土地を守り抜かんと努めるのである。油断すれば、それは相手勢力に対する「敗北」を意味し、自らの固有領までが占拠され失われてしまう事だってある。それは、時にその国家と民族の「滅び」に繋がる事もある。そうならない様、守り抜く事が「正義の戦争」の由来であろう。

或いは、フランス国は徐々にだが、その渦中に入りつつあるのではないか。俺は折々感じるのだが、この「正義の戦争」的思考が、祖国日本にも一定は当てはめられても良いのではとするものだ。例えば皇統、例えば日本神道、例えば靖国の事共にもだ。先日の、ある与党幹部による女性天皇認知発言は、決して慎重周到なものではなかったし、神道や靖国の捉え方にしても、余りに容共特亜勢力に譲歩し過ぎ、日本独自の地歩としての思考が欠けている様に思えてならないのである。

我国固有の食文化である、捕鯨問題にしても然り。今月に入り、水産庁は、米合衆国の国際捕鯨反対勢力と、捕鯨妨害活動を止めさせる金銭取引をした様だが、その実効の程は疑問符のつくレベルの様だ。取引金額の不明朗は、外交機密もあり仕方がないとしても、実際に南氷洋で我が捕鯨活動妨害の挙に出ているのは、前出勢力の豪州拠点のグループ。間接的に、資金面の締め付け効果があるそうだが、実際にどれ位の実績があるのかがはっきりしなければ、国民市民の側としては信頼ができない。悪くすれば、億単位のカネが、浪費となってしまう恐れさえあるのだ。我国財政も、決して余裕がある訳ではない。これで、この取引が不調と言う事にでもなれば、更に捕鯨反対勢力から、カネをせびられる芳しくない状況に陥る可能性もありはしないか。

もう一つ、日韓間で一応の決着を見たとされる、所謂慰安婦問題。これは、無責任な大誤報事故を引き起こした朝日新聞が、安易に根拠として引用した「吉田偽証」が大元とされる。何故「偽証」としたかと言うと、先日の某週刊誌報道にて、当事者 吉田某の遺族が「父は誤った歴史を作った」として、明白な謝罪と反省の言葉が発せられたからである。暴走反日朝日の責任は、勿論引き続き問われるべきだが、我国側が拠出を約束した10億円の資金につき、大韓民国側の、不当な慰安婦像撤去などの当初約束が、確実に実行されるのを見届けた上での拠出にしなければならないのではないか。この資金とて、元はと言えば、我々日本人の血税なのだ。我々の、条件として求めている事共が何も行われず、カネだけを取られる事態を許してはならない。全て外務省任せではダメで、この方からも、我国の国民市民的監視が必要となって来よう。容共特亜勢力の妨害があっても、我国の将来の為にも、ここの所を、我々はしっかり押える必要があると強く思うのだ。

それにしても、毎回報道メディアの反応は異常である。芸能人不祥事をメインに、前述の深夜帯にでも放送すれば良い様な事をトップ扱いにし、例えば「北」のミサイル発射の様な、我国の尊厳を損なう様な、本当の深刻事態をひた隠しにしようとする意図さえ感じられる。ここの所は、見聞きする我々の方が、取捨選択のセンスを磨いて、より良い判断基準を磨いて高めるしかないのかも知れない。これまで信じられた事共が、これからはあてにならないのは困った事だ。かくなる上は、「異常をはっきり異常」と認識できる、健全な知性と感性の涵養が、これまで以上に求められると言う事だろう。今回画像は、愛知・岐阜県境付近のJR中央西線貨物便の様子を。紹介中の、渡辺貞夫さんの今回楽曲は「マラヴァル(Maraval)」下記アドより視聴可能。

https://www.youtube.com/watch?v=sv35kUjQiCo


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