Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

東京都知事選関連~立憲民主は、公選法違反疑惑をどう弁明するのか

2024-06-07 21:07:31 | 国際・政治
昨年来の、与党自民派閥による政治資金問題。今日 そのより適正な規制を図る 政治資金規制法改正案が衆院を通過。参院審議を経て、今国会で成立見込みの様だ。

確かにこうしたパーティ券絡みの政治資金問題に関し 与党自民は危機感に欠け、諸野党の厳しい追及に晒され易いのかも知れない。拙者なども、前述パー券関連の扱いにつき「領収書不要」などとは唖然としたものだ。一部からは不満も表されるも 与党自民は必要な所は敢然と糾さなければ、来る衆院解散総選挙や 続く参院選でも苦杯を仰ぐ事ともなりかねない。

一方の野党。特に曲りなりにも第一野党・立憲民主の実情も、決して芳しくはない様だ。某報道によれば、与党側の政治資金問題を先頭に立ち糾すべき立場にありながら、某自党所属議員が政治資金パーティを開いていた事実が判明。更に告示前の東京都知事選において、党幹部による所属候補応援演説が 公職選挙法に違反する疑いが持たれている由。

自らこれらを糾しでもしない限り「身内に甘い立憲民主」の第一印象は否応なく付き纏い続ける事だろう。以下 昨日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「国会で枝野氏の『蓮舫(れんほう)氏を勝たせよう』演説を問題視『事前運動の要素そろっている」

浜田 聡・参院議員(無所属)は 6/6の参院総務委員会で、立憲民主党の 枝野幸男・前代表が東京都知事選(6/20告示、7/7投開票)に出馬表明した 蓮舫参院議員について「蓮舫さんを勝たせよう」などと演説したことを問題視した。

公選法 告示前の選挙運動を「事前運動」として禁じており、浜田氏は「事前運動に該当する要素がそろっている」と指摘。さらに 一部の民放が演説を放送したことも問題視した。

枝野氏は 6/2、東京・有楽町で街頭演説した際、蓮舫氏について「皆さんの力で(東京都)知事に当選させていただきたい」などと訴えた。

総務省の担当者は参院総務委で「個別の事案について 実質的に調査権を有さず、事実関係を承知する立場にない」と述べるにとどめた。

事前運動を巡っては、昨年 10月の 埼玉県所沢市長選で告示前に投票を呼び掛けたとして、同県警が今年 5月、小野塚勝俊・同市長を公選法違反の疑いで書類送検している。浜田氏は「小野塚氏は選挙前に『市長選は絶対に勝ちます。皆さんの力をいただきたい』と述べている」と指摘し、「今回の事例を見逃すといった例外は あってはならない」と強調した。

また 枝野氏の「蓮舫さんを勝たせよう」との発言や蓮舫氏の「都知事選に挑戦する。皆さんの支援をお願いする」との発言をそのまま放送した一部の民放についても、浜田氏は「同じ罪に当たるのではないか」と苦言を呈した。(引用ここまで)

他報道によれば、公選法に抵触する選挙の事前運動とは「選挙の特定」「候補者の特定」「投票の依頼」の 3要素が挙げられるという。枝野前立憲民主代表の 対蓮舫参議応援演説が事実なら、前述 3要素が全て当てはまり「事前運動」の事実が動かぬものとなろう。

枝野前党代表は 弁護士免許も保有のプロ法曹人。どちらかといえば初歩にも近い、選挙事前運動の公選法違反リスクをご存知ないはずがない。昨秋の 埼玉・所沢市長選の時とどう状況が異なるのか?同選と違い 自らの応援演説が適法だと言うなら、その法的根拠を明確に説明願いたいものだ。それができなければ、立憲民主は引き続き「身内に甘い政治勢力」の不良印象を払拭できぬ事だろう。

左傾側だと思うが、一部民放勢力の取り上げも悪い。枝野前党代表の応援演説内容を一通り聞くだけで、公選法抵触の可能性有無を判断できなければ「プロ失格」だろう。これ又立憲民主以下 左派野党に似て「自勢力寄りに甘い」論調を垂れ流す偏向勢力とみられても仕方あるまい。政治勢力以上に自浄力が望み薄な左傾メディア勢力だが、このまま放置では信頼失墜が進むだけと心得るがどうか。

今回画像も振り返り恐縮。先年 首都圏西方、神奈川県下の JR東海道線沿いで目撃の、出動準備中の 同東日本社・在来線試験列車の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」
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