2010=平成22年6月も、拙日記を宜しくお願い致します。薄曇りの朝を迎えた、当地名古屋。そろそろ雨がちな梅雨の足音も聞こえて来そうです。
それにしても昨夜来の政局、本当にお粗末ですね。戦前戦中の思想家・国粋運動家だった大川周明さんの言葉を借りれば、正に「茶番」の一言だと思います。
昨夏来の、民主党連立政権の顔だった小沢一郎、鳩山由紀夫、福島瑞穂の各位が、相次いで同政権の表舞台を去りました。ある意味、どうせ自由民主・公明両党の「寄り合い所帯」より程度の悪い「寄せ集め集団」の所業とて、正直私はこの政権に多くを期待していませんでした。図らずも、こうした破局は事前に分かっていた訳で、たまたま時期が早まっただけの話でしょう。
少なくとも半分は、ご自身の好きでおなりになった立場だし、言わば「予定不調和」から招いた当然の結末だけに、余りこれまでの労をねぎらいたい気持ちはありません。一部て囁かれた通りの長続きしなかった、ほぼ「8カ月内閣」。特に在沖縄米合衆国軍普天間航空基地の移転を巡っての社会民主党政権離脱に至るドタバタでは、ちょっと聡明な女性が鈍重な夫君に愛想を尽かして離婚の三行半を叩きつける様に似ていて、巨額の国民の血税が投じられている事さえ気にならなければ、結構面白かった印象も受けます。
極言すれば、毎土曜日夜に映画監督で放送タレントでもある、北野 武さんが司会進行をされる某TV番組コーナー「三面記事新聞」にて取り上げて下さると良いレベルですが、まあ笑い事ではありませんよね。こう記しては不謹慎と言うものでしょう。
主役とも言える鳩山前大臣と、小沢民主党最高幹部の行状も、この様な結末を予感させるものだった。両氏の家族や支援組織も絡む不正政治資金疑惑は結局晴れなかったし、政権公約マニュフェストにしても「子ども手当」の一部に留まる実施や高速道無料化の頓挫に見られる様に、完全実施は叶わない有様。上手く行ったのは、行政事業仕分けの一部だけ。
これでは、国民的不信を招いても仕方がないでしょう。
民主党は、明後日までに次期党代表と内閣総理大臣を決め、続く難しい局面と来月に迫った参議院選挙に臨む意向の様だが、昨日今日のこんな有様では、我々国民は、余程の覚悟がなければ高くつく「茶番」を引き続いて見せられる事となりかねず、ここは本当の「厳しい一票」を行使する必要がありましょう。*(日本)*
それにしても昨夜来の政局、本当にお粗末ですね。戦前戦中の思想家・国粋運動家だった大川周明さんの言葉を借りれば、正に「茶番」の一言だと思います。
昨夏来の、民主党連立政権の顔だった小沢一郎、鳩山由紀夫、福島瑞穂の各位が、相次いで同政権の表舞台を去りました。ある意味、どうせ自由民主・公明両党の「寄り合い所帯」より程度の悪い「寄せ集め集団」の所業とて、正直私はこの政権に多くを期待していませんでした。図らずも、こうした破局は事前に分かっていた訳で、たまたま時期が早まっただけの話でしょう。
少なくとも半分は、ご自身の好きでおなりになった立場だし、言わば「予定不調和」から招いた当然の結末だけに、余りこれまでの労をねぎらいたい気持ちはありません。一部て囁かれた通りの長続きしなかった、ほぼ「8カ月内閣」。特に在沖縄米合衆国軍普天間航空基地の移転を巡っての社会民主党政権離脱に至るドタバタでは、ちょっと聡明な女性が鈍重な夫君に愛想を尽かして離婚の三行半を叩きつける様に似ていて、巨額の国民の血税が投じられている事さえ気にならなければ、結構面白かった印象も受けます。
極言すれば、毎土曜日夜に映画監督で放送タレントでもある、北野 武さんが司会進行をされる某TV番組コーナー「三面記事新聞」にて取り上げて下さると良いレベルですが、まあ笑い事ではありませんよね。こう記しては不謹慎と言うものでしょう。
主役とも言える鳩山前大臣と、小沢民主党最高幹部の行状も、この様な結末を予感させるものだった。両氏の家族や支援組織も絡む不正政治資金疑惑は結局晴れなかったし、政権公約マニュフェストにしても「子ども手当」の一部に留まる実施や高速道無料化の頓挫に見られる様に、完全実施は叶わない有様。上手く行ったのは、行政事業仕分けの一部だけ。
これでは、国民的不信を招いても仕方がないでしょう。
民主党は、明後日までに次期党代表と内閣総理大臣を決め、続く難しい局面と来月に迫った参議院選挙に臨む意向の様だが、昨日今日のこんな有様では、我々国民は、余程の覚悟がなければ高くつく「茶番」を引き続いて見せられる事となりかねず、ここは本当の「厳しい一票」を行使する必要がありましょう。*(日本)*