Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

2018=平成30年 沖縄・名護市長選回顧

2018-02-05 19:50:57 | 国際・政治

本土の我々も気になっていた、沖縄・名護市長選が昨日投開票され、無所属新人の自由民主系前市議、渡具知武豊(とぐち・たけとよ)さんが、対抗馬の現職 稲嶺 進(いなみね・すすむ)さんを抑え、初当選を果たした。遅くなったが 一言祝意を述べ、これから大変な展開が予想される、名護市政取組みのつつがなきをも 併せてお祈りしたく思います。

ここからは、某ネット記事の引用をも交えながらの拙記事となる事をご理解賜りたいが、周辺が住宅地化した事もあって 危険が指摘されている 普天間米軍基地の、沖縄東郊 辺野古(へのこ)への移設問題についての質問には「これまで何度も申し上げた様に、行政の長は 法律に従う。それ以上の事はできず」と述べられ、国との関係についての問いには「誠実に 名護の現状をお話しし、必要な予算は お願いすることになろうかと思います」と語られた由。それは十分とは言えないだろうが、現状 これだけ表明できれば 一応合格と見る事もできるだろう。

選挙戦の間は 企業、団体などをこまめに回り、組織票固めに注力されたとか。訴えの柱は、福祉政策と経済振興へのてこ入れ。他の各位のブログ記事を拝見すると、名護市は、上下水道などの社会資本(公共インフラ)整備も不十分な所がある由で、そうした所や前述の事共への手当てと共に、稲嶺現市政を「名護市を停滞させた」と批判、若い支持層を意識した政策も掲げての闘いだった様だ。

辺野古への米軍基地移転問題への踏込みが十分でないとの批判はあるも、「名護のリーダーとして東京へ行き、予算を要求する」など、国と柔軟に交渉していく姿勢を前面に。自公政権与党は、応援の国会議員を多く送り込み、支持拡大に努めた。その結果の勝利と言えそうだ。

今回の名護市長選の投票率は、実に70%台後半を記録。国政選挙を含め、全ての投票がこうあるべきだが、やはり 沖縄地方の政治的関心は、総じて本土より高いのかも知れない。確定得票数は 渡具知候補=20389、稲嶺候補=16931で、得票差は 3458。これを 僅差とみるか大差とみるかは各自の判断だろうが、もう一つのネット記事を見てみると、どうも大差との見方が妥当な様だ。以下少し 引用する。

沖縄の県民たちや名護の市民たちは、米軍基地に対する反対運動をして得られるものがあれば 現職の市長や県知事を推すことになるのですが、何年間も待っているのに いまだに得るものが無いわけです。要は、県知事が当初 県民に約束していたことが実行されないし、応援しても 得ることが無いわけです。いつまでも「反対」を叫ぶよりは、現実の暮らしが良くなる方を選択することになります。また、ネットの普及で 地元新聞社や県知事の言っていることの正当性が崩れてきたこともあるようです。選挙結果は 僅差ではありません。大差だったというのが真実です。(引用ここまで)

今回の名護市長選は、期日前投票を行う方々も大変多かったと聞くが、その期間 何と、左派野党系の勢力が、期日前投票行動の監視をしていた様だ、との報にも接している。つまり、候補選択の自由があるはずの有権者の方々に圧力をかけ、自勢力に有利な現職候補への投票行動を図った疑いがある様なのだ。左派容共報道で知られる、在沖メディアの某記者が「沖縄に僅かに残った民主主義が敗北」などと意味不明の新聞記事をでっち上げた様だが、本当の所 民主主義は敗北などしていない。敗れたのは、民主主義勢力になりすました、左派容共勢力である。この連中は「当然 敗れるべくして敗れた、予定調和の敗北」なのだ。そこの所を、見守る本土の我々は 取り違えてはいけない。

この所の沖縄は、米軍ヘリの相次ぐ危険レベルの不具合により、大変不安な状況にあるのは分る。又 本土でも今夕、佐賀県下にて陸自ヘリコプターが墜落事故を起こし、陸自隊員に犠牲、周辺住民に負傷を生じる遺憾な事態を生じ。安保の枢要な所での大事故は、再発なき様 強い対策を講じなければならない。その事を踏まえた上で、沖縄の基地負担は 勿論一定までは緩和が必要だし、本土でも痛み分けをする所は必要かと心得る。その一方、中国大陸の強引な海洋政策と対峙しなければならない現実があるのも事実。沖縄の安保政策を誤れば、最悪の場合は陥落、中国大陸の手に落ちる 最悪の事態ともなりかねない。そんな状況を期する、スパイ工作員複数の暗躍も指摘されている。在沖縄の方々も、本土の我々も、沖縄米軍基地問題見直しを注意して見守る一方で、やはり必要な備えは、理解をしなければならないという事だ。

渡具知新市長は、米軍基地問題対応でも、その他の諸政策でも、最初から大変な局面にかかる事になろうが、どうか強い姿勢でそうした問題に取り組まれる様、改めてお願いしたい所。稲嶺旧市政と懇意だったとされる、翁長沖縄県知事は、当面はやり難い状況となろうが、「何が一番大事か」の見極めと、名護新市政との健全な向き合いは、是非お願いしたい所。又、米軍基地問題に絡み、本土から多くが乗り込んでいて、警察の警備防犯活動も妨害しているとされる、左派諸勢力の除去も、重要な政策となるのではないか。今回画像は、沖縄に繋がる 太平洋岸を行く、三重県下の JR紀勢線の様子を。


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