Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

労働団体・連合の変化を認めない 朝日新聞一味

2022-01-22 00:09:09 | 社会・経済

先年来の 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症禍にあって、もう一つ深刻な社会問題が 労働者各位の平均賃金が中々上昇しない事だろう。我国の賃金給与は世界レベルでも低迷、先進諸国では相当な下位に甘んじている由。原因として、企業収益が労働者各位に健全に行き渡る 所謂労働分配率の不良や、労働生産性が中々向上しない事も挙げられる様だが、やはりそれ以上に大きいのが、世界の趨勢に目を向けながら 新しい成長分野にトライする挑戦精神の後退が挙げられるのではないか。

序盤失敗を重ねても、必ずモノにする強い信念の姿勢を持ち続ける「トライ&エラー」の精神が 我国の企業社会では尊重されないとの指摘がある。初めからの完成度に拘泥する余り、一定は認められるべき失敗や試行錯誤まで許さない 狭量な思潮が跋扈していないか。それらを超えて、若い世代が自由に試す、挑戦する企業レベルの環境が整わなければ、我国社会経済の 次への飛躍は中々に望めないのではないか。その為には ともすれば高齢化が指摘される我国主要企業経営陣の、早めの交代を促して 国際的感覚を身につけた新たな世代に渡して行く姿勢も必要ではないか。尤も 特定の大国に我国益を易々と渡してしまう様な緩い人物であっても困るのだが。

本題です。我国労働団体の代表・日本労働組合総連合会「連合」が、これまで大きく支持してきたとされる第一野党・立憲民主党と距離を置く姿勢を見せ始めているのはよく知られる所だろう。枝野前執行部の無理筋な「立憲民主・日共連携」を警戒・・もしくは嫌気しての空気が背景にある様だが、これに不快感を表している様に見受けられるのが 朝日新聞一味だろう。拙的には失笑ものだが、昨日のネット記事を引用して その体たらくを少しみて参りたい。

「『なんて乱暴な』立憲幹部は絶句 連合の野党離れ、なくした政治の軸」

夏の参院選に向け、労働組合の中央組織・連合が支援政党を明記せず、共産党と連携する候補者を支援しないなどとする基本方針案をまとめた。立憲民主党の選挙戦略に大きな影響を与えそうだ。自民党にかわる「新しい政治勢力の形成」を掲げて 1989(平成元) 年に結成された連合だが、その立脚点が揺らいでいる。

「なんて乱暴な...」連合の基本方針案を知った立憲幹部は絶句し「今までのような共産との連携はできなくなり、新しい方法を考えないといけない。これで得をするのは自民党だけだ」とこぼした。

「人物本位・候補者本意で臨む」として、支援政党が明記されていない参院選の基本方針案は 1/21、連合の加盟組合に示された。連合は 1998(平成 10) 年に旧民主、民政、新党友愛、民主改革連合の 4党が合流し 新たな「民主党 (当時)」が結成されて以来、民主党の流れをくむ政党を支援してきた。

「希望の党」への合流をめぐり、選挙直前に民進党が分裂した 2017(平成 29) 年衆院選を除き、国政選挙では支援政党と政策協定を結んでおり、今回の方針は異例だ。

神津里季生(こうづ・りきお、前)会長時代、2020(令和 2) 年に旧立憲民主、旧国民民主両党などが合流した際は、連合は新たな立憲を「総体として支援」する方針を示した。立憲が進めた「野党共闘」に不快感を示す 芳野友子会長へと連合執行部が変わり、立憲を中心とした支援のあり方が白紙になった形だ。(引用ここまで)

いかにも 連合・芳野新執行部の対政党方針見直しが一方的な悪だと決めつける様な「自勢力の絶対の正義」を振りかざすが如き「左傾朝日」論調には、毎度ながら辟易とさせられる。「所変われば品変わる」ではないが、神津前執行部から芳野現執行部へと交代すれば、現会長が必要と認めれば、対政党支援方針にしても 一定の見直しが行われるのは当然だろう。加えて日共連携の行き過ぎは、神津前会長を含む 連合歴代執行部の姿勢として良しとしない所があるのは、朝日一味にも分かっていたはずだ。

連合は確かに我国を代表する労働団体ではあるが、我国労働者の利益を守る団体が 朝日一味の望む様な「容共志向」とは限らない。立憲民主と日共の連携が疎遠になった所で「なんて乱暴な...」の言葉を発するのは、立憲民主党内でも一部勢力に留まるだろう。「一部を全部に見せかける」朝日論調のやり口には、改めて大いなる憤りと不興の念を新たにするものだ。

「自民党に代わる政治勢力」として 朝日一味が日共を含めた「容共的変革」を意図した論調を広めようとしているのは明らかだ。この所 皇位継承問題に関してしきりに報道メディアから「国民多数の声」を装って流される「愛子天皇待望論」にしても、本当は多数意見ではない疑いがある。今回の野党連携の動きを良しとしない連合の方針を揶揄する様な朝日論調には、我々日本人は決して与してはならないのではないか。今回画像は、戦前には熱田神宮参拝時に皇族方も利用された 当地名古屋市内 JR熱田駅の宮廷用プラット・フォーム跡付近の様子を。折り返し待機するのは、近く車両の世代交代に伴い引退が噂される 先代快速を担った 311系直流電車。


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2 コメント

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朝日一味 (onecat01)
2022-01-22 13:07:28
 HAKASEさん。

 朝日一味は、相変わらずですね。連合の変化は、現実を見つめた上での動きですが、朝日は、相変わらず「反日・左翼」路線です。

 同時に自民党も老人が一線を引き、国際情勢の現実を見た上で挑戦できる、若い人々に交代すべきです。

 朝日一味の、「愛子天皇待望論」など、とんでもない話です。 

 貴方の意見が、もっと広がれば良いと、期待しています。
返信する
「不都合な真実」はスルー (HAKASE(jnkt32))
2022-01-22 22:42:18
onecat01さん、今回もご見解を有難うございます。

「十年一日」なる言葉はご存じかと思いますが、朝日
新聞一味の謙虚さに欠ける不良姿勢が正にこれだと思います。

この連中は、我国の独立や国柄の破壊に繋がる容共志向
こそが絶対の正義と思いこんでいる節があり、これが
我々保守側の憤りや不興を招く主因である事は、同
じくご理解を賜っている事と心得ます。

昨今問題の「愛子天皇待望」言動も日共と共に賛意
を表しており、決して同調してはならない所でしょう。

仰る様に、自民党も新陳代謝を進めないといけません。

正しい意味で、次代の趨勢を掴める政治勢力が権力
を担わなければ、日本及び日本人の進む方向を誤ら
せる事にもなりかねないと考えます。まずは お礼まで。
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