Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

特報~即位礼正殿の儀に寄せて

2019-10-22 22:02:20 | 国際・政治

本日、新たな天皇陛下のご即位を国内外に宣言する儀式「即位礼正殿の儀」が滞りなく執り行われ、拙者も一言の祝意をお贈りする次第。我国民の幸せと世界平和に寄与すべく邁進されるとのご表明を、まずは心より尊重したい。又「日本国憲法に則ってのご行動」につき、原則論の域に留まる事に触れられたものと理解したい。同法による全面的な実践は、現実的に不可能だからだ。一般国民市民向けのお披露目に当たる東京都心のパレード「祝賀御列の儀」が台風第19号による広範な風水害に鑑み 11/10日曜に延期された措置も併せて尊重したく思う。

前回の平成期もそうだったが、天皇ご即位の諸行事は、勿論古式と伝統に則り行われる訳だが、神式によるこれら一連の行事が、左傾容共派とキリスト教強硬派、それに朝日新聞勢力には特定の宗教行事と映るらしい。我国の伝統的習俗の視点からすれば本当に曲解としか言い様がないのだが、連中はこうした側面を、日本国憲法の政教分離原則や基本的人権規定中「信仰の自由」への脅威などとして事ある毎に反対の動きをしている。今夏、途中々断はしたものの実行された当地の国際芸術祭「あいち・トリエンナーレ」中の「表現の不自由展・その後」に関与した芸術家勢力も、多くはこうした思考なのだろう。

一見特定の宗教っぽく見えても 古くからの伝統的習俗に基づくものならば、それは国民的行事として認知されたものである事は 最高裁判所判例にもある事であり、又 国民市民の人権を考える上で実害が生じない以上、それは尊重され此度の慶事ならばそれこそ国民的祝福の対象となって然るべきである。非難する側の左派容共勢力らは、結局は不心得な反天連の露骨な主張にあるが如く 皇統皇室の廃絶を目論んでいると診られても仕方がないだろう。

前述の当地国際芸術祭の関連では、実行委員長でもあった大村愛知県知事も今回ご即位の行事に参列予定だと聞いた。勿論大いなる疑問有。大村知事は、関連展示「表現の不自由展・その後」において昭和天皇に酷似した肖像に着火するなど、皇室の尊厳を損ねる不良な諸作が展示される事を事前に知りながら必要な対処を行わなかった。その様な無神経レベルでは済まされない事態を引き起こした首長が、天皇ご即位という最も重要な皇室行事に参列する様な資格などないと拙者は診るものだ。「招待に応じただけ」と居直る可能性もあろうが、本当に「どの面下げて!」と揶揄したくなるのは拙者だけではないだろう。元皇族の作家・竹田恒泰さんも「大村知事には二重橋を渡って欲しくない」と SNSで嘆かれていた。

平成期以来 阪神・淡路や東日本の両震災を筆頭に、深甚な自然災害が大きく増えた我国土。その様な状況にあっても、上皇陛下は上皇后陛下と共に被災地にも細かく足を運び、被災住民各位に寄り添って来られた。新両陛下にも、この尊い姿勢は継承されると信じるものだ。永く皇統を支えた伝統が大切であるのは論を待たないが、それを踏まえて最近のより国民市民の立場にに近づこうとするご努力は、やはり我々の側も理解と評価を以て向き合うべきものだろう。それが、決して透明で安泰とはいえない我国の将来に、少しでも安定をもたらすものである事を望みたいものだ。ただ 残念ではあるが、一部に皇室のこうしたご努力を端から理解する意思のない勢力があるのも事実。将来に向け こうした勢力が雲散霧消へと向かう様、国民レベルで文化的思考を涵養する心がけも必要だろう。今回画像は、先年捉えた JR東京駅・丸の内側玄関の歴史的威容を。以下に 関連記事をリンク致します。(一筆多論様) https://www.sankei.com/column/news/191022/clm1910220003-n1.html

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