Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

わざと「無為無策」なのか?

2007-11-28 07:38:00 | インポート
各位お早うございます。
今朝の当地名古屋は曇り。これから明後日にかけては怪しい空模様の予報が出ており、どうやら気圧の谷に入った様です。
天候が回復すれば又一段と寒さの増す事が予想され、そろそろ朝晩の暖房を意識しなければと思っている所です。

その暖房の事で先日、遺憾な報道に接しました。ご存知の石油製品高騰のあおりで、北日本の灯油価格が来月より大幅値上げとなる由。
札幌のある大手業者の所では、現行\80/L弱であった灯油単価が12/1(土)付をもって\96/Lに値上げの見込み。実に2割以上の上昇で、これは傍で聞いていても心痛ものであります。

北日本の暖房期間は長い所では1年のほぼ半分にも及び、私の記憶が正しければ所帯当たりの所用量は月に約300L、単純計算すれば1シーズンにほぼ2000Lが必要となります。負担増は少なくとも数万円以上にも及び、特に収入の多くを増加の見込めない年金に頼る高齢所帯にとっては、下手をすれば死活問題となりかねません。
自動車燃料のガソリン、そしてディーゼル軽油の高騰も諸物価を左右しかねないだけに大いに気になる所ですが、灯油のそれは直接命や健康に影響を及ぼすだけに、特段の配慮が求められるのではないでしょうか。

この問題につき、国会も政府も自治体も、有効な手だてを検討しているとの報には接していません。近く衆議院選挙が予想される、などと仰りながら、行動の方は至って鈍いですね。
「所詮は1商品だから、市場の動向に任せておけば良い」などとの考えは随分甘いと思いますし、何よりも政治家や官僚に行政の仕事を委託している有権者をなめ切っていると強く思います。
こんな時にこそ、生死に関わる状況下におかれる北日本の方々の暖房費用に対する公的補助を考えて頂きたい。
医療の問題も地方や郡部では深刻な様ですが、その事をこれ以上悪化させない為にも予防の意味で何らかの手が打たれるべきでしょう。

勿論毎年同じ事の繰り返しでは問題である事も分っています。
将来的には太陽熱や原子力発電(これは高次元な安全対策徹底の条件付!)などにより、石油依存の割合を下げて行く努力も不可欠であるのは事実です。
それにしても今回の値上げは痛すぎる。
他の物価も上昇傾向にあるだけに、ここは生活者の視点に立った配慮が是非とも必要であります。
P.S 今月の拙日記は、以上です。*(SOS)*
コメント
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