Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

特報~プロ野球日本シリーズ回顧

2007-11-02 00:47:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!11月も拙日記を宜しくお願い致します。

報道にて各位ご存知の様に、2007=平成19年プロ野球日本シリーズ戦は我らが中日ドラゴンズが対戦相手、パシフィック・リーグの覇者日本ハム・ファイターズを下して1954=昭和29年以来実に53年振りの制覇を果しました。まずはこの壮挙を素直に祝福致す一方、相手チーム、日ハムの健闘をも讃えると共に投手最高の栄誉とも言える今年の沢村賞に輝いたダルビッシュ有投手にも一言奉祝申したく思います。

思えば札幌にて開幕した本シリーズは我らが中日Dにとり、決して芳しい出だしではなかったと思います。
完投勝利を飾ったダル投手の好投と、日ハム打線の援護の前に中日Dは苦戦、結局緒戦を落とします。移動日となった10/29(月)を挟んで地元名古屋にては平日の3連戦。ここで制覇を果すにはもう1戦も落とせない状況に追い込まれます。彼我の投手力の差などを考えれば3連勝は難しく、多くの方々が再び札幌にての決戦をご想像になった事と思います。が、しかし・・・。まさかの奇跡が現実のものとなりました。

10/28(日)日曜の第2戦をものにした中日D、地元に戻ってからは一昨日まで連勝、「もしかしたら、地元勝利」のかすかな希望が見えて参ります。そして昨日の試合。
予想通り日ハム先発はダルビッシュ投手。今季限りでの退任帰国の決まったヒルマン監督に贈る勝利が是非欲しい所。必勝態勢と行きたい所ですが今回は味方打線の援護が弱く、苦戦を強いられた印象がありますね。対する中日D先発の山井投手は相手打線に2塁さえ踏ませない完璧な投球。ダル投手共々、その鮮やかな制球にしばし酔ったものでした。又、当初育成選手として加入した中村選手の貢献も光ったと思います。
山井投手は日本シリーズにては史上初となる完全試合の可能性も秘めていた訳ですが必勝を目指す落合監督は終盤、敢えて岩瀬投手に交代して日ハム打線の封じ込めを図り、成功を収めます。私個人も山井投手の完投でも良かったのではとも思いますが、ここは落合監督の冷厳な采配を尊重したく思います。賛否が分かれる所でもありますが、皆様はこの継投をどうお考えでしょうか?

こうした事共からも、頂点の闘いの厳しい側面が見て取れる様な気がします。決して楽勝がない事、1度頂点を極めたら、その強さを維持しなければならない等、残った課題も多そうです。
又、以前よりパ・リーグにて実施されていたペナント終了後の上位チームによるリーグ優勝決定戦、所謂クライマックス・シリーズが今年よりセ・リーグにても行われる様になり、日本シリーズまでの試合条件が両リーグ共一応平等になり、接戦の機会が増えた事も見逃せない一面であると思います。

中日Dの日本一達成は地元経済への貢献も大きいとされ、その効果額は\数百億にも上ると言われています。当地名古屋市内の主な小売店でも大規模な記念売り出しが予想され、又球団による優勝行進も見物です。
日付をまたいでもまだ余韻冷めやらぬ名古屋の街、今夜は祝勝の高揚した気分で就寝と言う事になりそう。
中日D選手と関係各位、そして愛好者の皆様、此度は本当におめでとうございます。*(野球)*

コメント
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