生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

子どもたちを守るために(その2)

2007-02-20 11:31:53 | CS(子供伝道)

メディアの発達によって確かに便利になりました。このブログもインターネットを通して多くの人に読まれています。ネットの検索機能を使えば、あらゆることが調べられ、簡単に資料が集められます。
でも、情報の中には間違ったもの、危険なものもあり、特に子供に害を与えるものが多分に含まれていることを大人は知り、守ってあげなければなりません。


テレビゲームの害について話を聞き、怖いと思いました。
ゲームをやりすぎると慢性疲労になり、朝起きられなくなり、不定愁訴を訴えたり、不登校になったりするそうです。

慢性疲労になった子供の顔写真がスクリーンに映し出されました。目の輝きが失われ、疲れ切った表情をしていました。横にはキラキラ目の輝いた子供の顔写真がありました。同じ子供だと聞いてびっくりしました。その子供の場合は一週間ゲームを禁止しただけで、慢性疲労が治ったそうです。


ゲームをやめさせる。ただそれだけのことで問題が解決することがあるのに、親はやめさせることができず、ゲーム中毒になっている子供は、ますます仮想世界にのめりこんでいきます。

現実世界を離れての時間が行き過ぎると、現実世界の中で直接顔を会わせることによってつくられる親子の絆(人間の絆)の形成に障害が起こります。その結果、「自分の気持ち」を伝える言葉や、「ほかの人の気持ち」を感じる力に障害が起きます。そのため人間として生きる力が育たないので、色々な問題が起きているようです。


子どもたちの描く絵にも変化が現れてきているそうです。家で食事をする絵を描かせると、テーブルとテレビが大きく描かれ、人間は顔がなく記号化している絵。あるいは人間が描かれていない絵。食卓の食事も粗末に描かれている絵が映し出されました。
家族団らんがなくなってきている証拠ですね。子供がひとりでテレビを見ながら夕飯を食べ、その夕飯もコンビニで買ってきた物だったりするわけです。


子どもたちをメディアの害から守るために、わらべうたを歌ったり、絵本や児童書を読んでやってほしいと言われました。特に10歳までは読み聞かせをしてほしいと。

おすすめの本のリスト(200冊くらいあげられていました)を戴きましたが、約90%はかつてわが子に読み聞かせたものでした。(当時はメディアの害から守るという意識はありませんでしたが)長男の場合は6年生(12歳)まで毎日読み聞かせたのですから、リスト以外にも膨大な量の本を読んでいます。こんどは、孫に読み聞かせることになりそうです。



                      おわり

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こういう絵本アリ (匿名)
2007-02-21 18:58:36
こういう絵本アリ

点字つき触る絵本(絵も色もきれい)
「てんてん」

http://www.bidders.co.jp/pitem/49543253

点字つき触る絵本(絵も色もきれい)
「ももたろう」
http://www.bidders.co.jp/pitem/78788147
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