生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

祈れないとき(その2)

2010-02-22 12:16:35 | 聖書から
前回の続き、家庭集会での学びから書いています。


神様は、律法(モーセの十戒)を示し、わたしたちにそれを守るように言われました。
神様は、わたしたちが律法を守れば、祝福を与えて下さると約束してくださいました。

十戒の内容は出エジプト記20章に書かれています。
十戒には「あなたの父と母を敬え。」「殺してはならない。」「自分のために偶像を作ってはならない。」「すべてあなたの隣人のものをほしがってはならない。」などがあります。

『あの人なんか、いなくなればいいのに』と思ったら、それは人殺しと同じ罪ですし、神様より夢中になるものがあったら、それは偶像を作っていることになります。また、ほかの人のものをうらやましく思う気持ちも罪です。

そう考えると、律法を守り通すことができない自分に気づきます。それで身もだえするのですが、「神の前にあって、自分は罪人であることを告白することも律法を守り行うことの中に入っている」と牧師先生が言われました。

ダビデのように問題を抱えたまま神の前に静まり、心のうちを神様に吐露し、すべてをゆだねて神様による解決を待つことが大切だと教えていただきました。

あなたの重荷を主にゆだねよ。
主があなたのことを心配してくださる。
主は決して正しい者がゆるがされるようにはなさらない。(詩編55編 22節)



【『ゆだねる』の本来の意味は『放り投げる』ことで、思い煩いや恐怖感をそのまま全宇宙の支配者である方の御前に差し出すことです。「あなたのみこころのままに」と祈る前に混乱した感情を正直にあるがままに注ぎ出す必要があるのではないでしょうか。

それに続く「主は、あなたのことを心配してくださる。」とは「あなたを支える」とも訳されますが、神の救いは、重荷を取り去ることでなく、重荷や思い煩いを抱えたままのあなたを支えることだからです。】


(【】で囲んでいる文章は百万人の福音に掲載された文章です)

神様に重荷を丸投げしていいのです。
こんなにダメでみじめなわたしのことを心配し、支えて下さる神様がおられることを知って、喜びが湧き上がってきました。

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2 コメント

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Unknown (まこ)
2010-02-22 13:48:17
素晴らしい学びでしたね
この時間を文華さんと共有して
一緒に、神様からの恵を喜び合えたことも
一層喜びが増し加えられました
弱さや醜さを吐露することを許されて
その上で、本当の丸投げの委ねができることを
教えていただいて
ほっと安心して、安らげましたね
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まこさんへ (文香)
2010-02-22 21:02:24
コメントありがとうございます。

家庭集会での学びをご一緒できて嬉しかったです。

学びの後、心が解放された気がしました。
それまで「クリスチャンは~でなければならない」という思いがどこかにあったのかもしれません。

ほんとうの意味での恵みを教えていただきましたね。
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