生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

喜びの根源

2012-04-24 15:47:23 | 教会
運動不足が続いているので、毎朝散歩に出かけるようにしました。
桜はほとんど散って、緑の葉が力強く芽生えていました。田んぼには早くも水が張られ、カエルの鳴き声が聞こえていました。歩いているうちに汗ばんできて、春というより初夏という感じがしました。


日曜日、教会学校の小学2年生の分級(学年ごとに分かれたクラス)でわたしの書いた童話「でんでんむしのよろこび」を紙芝居にして見せました。(生かされて・・土筆文香のHP童話の部屋に掲載しています)

でんでんむしのぼんやりくんは、背中のカラに悲しみが入っていると嘆いていました。
でも、ジョイジョイさんと出会って悲しみを取り除いてもらい、喜びをいただききました。ジョイジョイさんが、でんでんむしたちの悲しみの詰まったカラを背負ってくれたのでした。

「ジョイジョイさんはだれのことだと思う?」と質問すると、「イエス様」と子どもたちが答えました。
「ぼく、わかったよ。ジョイジョイさんが背負ったのはみんなの罪で、苦しんでいるのは十字架のことでしょ。最後にカラが白くなったのは、復活でしょ」
と言った子どもがいて、驚きました。小学2年生の子どもが、わたしの意図したことをわかってくれたのです。感動で胸がいっぱいになりました。

その日、大人の礼拝でも喜びについて語られました。
今月13日のブログに「理由なき喜び」を書きましたが、そのこととも共通しています。
メッセージの一部を紹介します。


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悪霊につかれたゲラサの男は、墓場に住んでいました。墓場は死を意味しますから、死に束縛されていたのです。
民主国家に住んでいるわたしたちは、自由だと思っていますが、実は多くの人がいろいろなものに束縛されています。ゲラサの男は現代の私たちの姿です。

パウロとシラスは、足かせをつけられて牢に入れられていました。肉体的に束縛されていましたが、霊的には束縛されていませんでした。牢屋の中で彼らは神様に賛美の歌をうたっていたのです。

それをみた看守はイエス・キリストを信じ、看守の家族も信じたと聖書に書かれています。
イエス・キリストは、人間を真に自由にする権限があります。

「そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがを自由にします。(ヨハネ8:32)」

死からの解放がない限り、真の自由を得ることはできません。
キリストを信じる者は真の解放と自由を体験しています。
パウロとシラスが肉体的に束縛されているのにもかかわらず喜べた理由は、解放と自由を持っていたからです。

イエス・キリストが十字架にかかってくださり、復活したことにより、キリストを信じる者は、神のみ国で永遠に住まうという約束を与えられています。そのことが喜びの根源です。
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でんでんむしのかなしみがよろこびに代えられた理由もここにあります。



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