美瑛から千歳空港に向かうとき、ガソリンが少なくなってあせりましたが、心配には及びませんでした。車には便利なカーナビがついています。今いるところから一番近いガソリンスタンドが検索できるのです。検索したら意外と近くにあったので、ほっとしました。
空港近くになると、カーナビが「渋滞しています」とさかんに言っていましたが、少し混んでいる程度でした。
「北海道では、この程度で渋滞って言うんだ……」
「これくらいで渋滞って言ってたら、都内ではすべての道が渋滞になってしまうね」
と話しました。
それでも千歳空港に着いたのは、3時少し前でした。ガソリンを満タンにして車を無事返すことができました。3日間で走行距離600㎞を超えたそうです。運転してくれた息子夫婦に感謝しました。
空港で一時間半もあると思ってゆっくり昼食をとっていたら、お土産を買う時間がわずかになってしまいました。先に食べ終わったわたしは、ヒックンを連れてお土産屋に。
店は混雑していました。ヒックンにおもちゃを買ってあげ、おとなしくしているうちにさあ買い物をと思ったら、ヒックンがいません。店を出てひとりで歩いているのがみえました。あわててつかまえました。危うく迷子になるところです。目が離せません。腕をつかんでないとまたどこかへ行きそうです。
鞄の奥で携帯が鳴っています。でも出られません。結局お土産は見ることもできず、娘に頼んで買ってもらいました。
搭乗手続き前もトイレやら何やらでバタバタして、飛行機に乗ったのは、ぎりぎりの時間でした。座席につくと、ほっとして汗が滝のように流れ出ました。
機内でうとうとしていると、娘が「丸い虹だよ」と言いました。みると円形の虹が出ていて、なんとその中を飛行機が通ったのです。
(写真にうっすらと円形の虹があるのがおわかりでしょうか。虹の中に機影が写っています)
虹は、神さまが人類を一方的に祝福してくださるしるしです。
ノアの洪水あと、箱舟から出たノアとその家族はまず祭壇を築き、神さまに礼拝を捧げました。そのとき、神さまは雲の中に虹を立て、 「もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはしない(創世記9:11)」とおっしゃいました。神さまは一方的に約束をして下さったのです。
その虹の中に入ったとは……。over the Rainbowではなくてin the Rainbowです。わたしたちは神さまの祝福の中にすっぽりと入れられたのです。
帰りの道中も素敵なことがありました。モノレールからと、常磐線から花火見物ができたのです。14日はちょうど東京湾花火大会をやっていたようです。また、常磐線の方は、取手花火大会が行われていて、車窓からよく見えました。ヒックンは大喜びで帰りも車中で叫びっぱなしでした。
事故も怪我もなく、ひとりひとりの健康も守られ、無事帰ることができて、心から主に感謝しました。
北海道の旅日記、当初は2回ぐらいで終わるつもりでしたが長くなってしまいました。最後までお読みくださった方、ありがとうございました。
お読みになって下さった方々のうえにも神さまの祝福がありますように。
おわり
空港近くになると、カーナビが「渋滞しています」とさかんに言っていましたが、少し混んでいる程度でした。
「北海道では、この程度で渋滞って言うんだ……」
「これくらいで渋滞って言ってたら、都内ではすべての道が渋滞になってしまうね」
と話しました。
それでも千歳空港に着いたのは、3時少し前でした。ガソリンを満タンにして車を無事返すことができました。3日間で走行距離600㎞を超えたそうです。運転してくれた息子夫婦に感謝しました。
空港で一時間半もあると思ってゆっくり昼食をとっていたら、お土産を買う時間がわずかになってしまいました。先に食べ終わったわたしは、ヒックンを連れてお土産屋に。
店は混雑していました。ヒックンにおもちゃを買ってあげ、おとなしくしているうちにさあ買い物をと思ったら、ヒックンがいません。店を出てひとりで歩いているのがみえました。あわててつかまえました。危うく迷子になるところです。目が離せません。腕をつかんでないとまたどこかへ行きそうです。
鞄の奥で携帯が鳴っています。でも出られません。結局お土産は見ることもできず、娘に頼んで買ってもらいました。
搭乗手続き前もトイレやら何やらでバタバタして、飛行機に乗ったのは、ぎりぎりの時間でした。座席につくと、ほっとして汗が滝のように流れ出ました。
機内でうとうとしていると、娘が「丸い虹だよ」と言いました。みると円形の虹が出ていて、なんとその中を飛行機が通ったのです。
(写真にうっすらと円形の虹があるのがおわかりでしょうか。虹の中に機影が写っています)
虹は、神さまが人類を一方的に祝福してくださるしるしです。
ノアの洪水あと、箱舟から出たノアとその家族はまず祭壇を築き、神さまに礼拝を捧げました。そのとき、神さまは雲の中に虹を立て、 「もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはしない(創世記9:11)」とおっしゃいました。神さまは一方的に約束をして下さったのです。
その虹の中に入ったとは……。over the Rainbowではなくてin the Rainbowです。わたしたちは神さまの祝福の中にすっぽりと入れられたのです。
帰りの道中も素敵なことがありました。モノレールからと、常磐線から花火見物ができたのです。14日はちょうど東京湾花火大会をやっていたようです。また、常磐線の方は、取手花火大会が行われていて、車窓からよく見えました。ヒックンは大喜びで帰りも車中で叫びっぱなしでした。
事故も怪我もなく、ひとりひとりの健康も守られ、無事帰ることができて、心から主に感謝しました。
北海道の旅日記、当初は2回ぐらいで終わるつもりでしたが長くなってしまいました。最後までお読みくださった方、ありがとうございました。
お読みになって下さった方々のうえにも神さまの祝福がありますように。
おわり