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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

久しぶりの関西(その2)

2010-08-09 12:31:36 | 日本クリスチャン・ペンクラブ

写真は京都の関西セミナーハウスの庭から8/4に撮った写真です。山が色づいて秋のようですが、真夏の風景です。

1泊2日のJCP夏期学校は盛りだくさんのプログラムでした。
児童文学者の今関信子先生の本「命をつなぐ250キロメートル」という作品について。
山本優子先生の「見果てぬ夢を」という本についてお話を聞きました。

以前滋賀県でJCP夏期学校が行われたとき、今関先生にお目にかかっています。そのとき童話や児童小説を書いていることを話しました。今回も声をおかけすると、わたしのことを覚えていてくださいました。
作品の中にストレートに信仰を出されているけれど、やはり、悩み葛藤の中から作品を生みだしておられることを伺って共感しました。

山本優子先生のご本は、明治38年に盲学校を設立した左近允孝之進(さこんのじょうこうのしん)という方の伝記です。
100年ぐらい前の人物なのでほとんど資料が残っておらず、苦労されたことを伺いました。

昨日の礼拝で茨城県古河教会の牧師先生がメッセージをしてくださいましたが、牧師先生のおじい様が生まれつきの盲人で、岐阜の盲学校に入学されたこと、盲学校の校長先生から福音を聞き、信仰を持たれたことを聞きました。
「祖父は、目が見えなかったから、心に光が与えられたのです」という言葉に、左近允孝之進と重なりました。

グループに分かれての学びでは、久保田暁一先生のグループになりました。
久保田暁一先生は三浦綾子文学の研究もされていて、「「お陰さまで」三浦綾子さん100通の手紙」 や「三浦綾子の世界―その人と作品」などの本を出版されています。

以前のJCP研修会でお目にかかったことはありましたが、直接お話ししたのは初めてでした。
「力をたくわえて希望を持って書き続けること。心ある人を神は放っておかない。」と言われた久保田先生の言葉に大いに励まされました。

                 つづく

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