三浦綾子文学館は開館12年になるそうですが、できたころから訪れたいとずっと思っていました。北海道は遠くてめったに行けないし、数年前北海道旅行した時は、旭川まで足を延ばせませんでした。
今年、願いがかなって訪れることができ、感無量でした。
1階の展示室をみてから2階にいくと、図書コーナーに「想い出ノート」と名付けられた訪問者ノートがありました。(100冊目になるそうです)わたしは、次のようなことを書きました。
「長年の願いがかなえられて、ここに来ることができました。三浦綾子さんに優しく迎えられているようです。
わたしは三浦綾子さんの本を読んでキリストを信じるようになりました。もし、三浦綾子さんの本に出会わなかったら、どんなに暗い人生を送っていただろうかと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。」

そのとき、階下から聞き覚えのある声がしました。急いで階段を降りると、三浦綾子さんのご主人で、館長でもある三浦光世さんが老婦人と話していました。
5、6年前、わたしの通う土浦めぐみ教会に三浦光世さんをお招きしてメッセージをしていただいたことがありました。そのときからお変わりなく、背筋をまっすぐ伸ばされ、素敵なベージュのスーツを着こなしておられました。
三浦光世さんにお会いできるとは全く予想していなかったので、驚きました。神さまは何てすばらしいことを用意してくださったのでしょうか。
老婦人との話が終わったとき、わたしは思わず名乗りをあげ、土浦めぐみ教会でメッセージを聞いたこと、三浦綾子さんの本を読んで救われたことを話しました。
光世さんは喜んでくださいました。
それから光世さんは、見学している人たちに館内を案内するから一緒に来るようにおっしゃり、光世さんの説明を聞きながら展示室をまわりました。
光世さんは、綾子さんのエピソードをたくさん話してくださいました。
そのひとつを紹介します。
おふたりが並んで立っている結婚式の写真をみて、
「このとき、本当は腕を組むはずで、前日の予行演習ではそうしていたのに当日はすっかり忘れてしまった。綾子は覚えていたらしいが、はずかしくて腕を組んでくださいと言えなかったと後で言っていた」というほほえましいエピソードを語ってくださいました。
光世さんは月曜から金曜の午前中は毎日来ておられるそうです。(午前中に訪れてよかったです!)お年は86歳と聞いて驚きました。ずっとお若く見えましたので。
ご一緒に記念写真をとっていただきたかったのすが、息子から迎えに来たとの電話が入り、名残惜しい気持ちでいっぱいになりながら館を出ました。

三浦綾子文学館のパネルに書かれていた綾子さんの言葉を紹介します。
私は小説を書く時「人間とは何か」「与えられたこの生命を人間らしい美しさをもって生きられないものか」と苦心するのだが、なかなか一筋縄ではいかない。(「命ある限り」より)
つづく
*冒頭の写真は、絵葉書になっているものを写した画像です。
今年、願いがかなって訪れることができ、感無量でした。
1階の展示室をみてから2階にいくと、図書コーナーに「想い出ノート」と名付けられた訪問者ノートがありました。(100冊目になるそうです)わたしは、次のようなことを書きました。
「長年の願いがかなえられて、ここに来ることができました。三浦綾子さんに優しく迎えられているようです。
わたしは三浦綾子さんの本を読んでキリストを信じるようになりました。もし、三浦綾子さんの本に出会わなかったら、どんなに暗い人生を送っていただろうかと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。」

そのとき、階下から聞き覚えのある声がしました。急いで階段を降りると、三浦綾子さんのご主人で、館長でもある三浦光世さんが老婦人と話していました。
5、6年前、わたしの通う土浦めぐみ教会に三浦光世さんをお招きしてメッセージをしていただいたことがありました。そのときからお変わりなく、背筋をまっすぐ伸ばされ、素敵なベージュのスーツを着こなしておられました。
三浦光世さんにお会いできるとは全く予想していなかったので、驚きました。神さまは何てすばらしいことを用意してくださったのでしょうか。
老婦人との話が終わったとき、わたしは思わず名乗りをあげ、土浦めぐみ教会でメッセージを聞いたこと、三浦綾子さんの本を読んで救われたことを話しました。
光世さんは喜んでくださいました。
それから光世さんは、見学している人たちに館内を案内するから一緒に来るようにおっしゃり、光世さんの説明を聞きながら展示室をまわりました。
光世さんは、綾子さんのエピソードをたくさん話してくださいました。
そのひとつを紹介します。
おふたりが並んで立っている結婚式の写真をみて、
「このとき、本当は腕を組むはずで、前日の予行演習ではそうしていたのに当日はすっかり忘れてしまった。綾子は覚えていたらしいが、はずかしくて腕を組んでくださいと言えなかったと後で言っていた」というほほえましいエピソードを語ってくださいました。
光世さんは月曜から金曜の午前中は毎日来ておられるそうです。(午前中に訪れてよかったです!)お年は86歳と聞いて驚きました。ずっとお若く見えましたので。
ご一緒に記念写真をとっていただきたかったのすが、息子から迎えに来たとの電話が入り、名残惜しい気持ちでいっぱいになりながら館を出ました。

三浦綾子文学館のパネルに書かれていた綾子さんの言葉を紹介します。
私は小説を書く時「人間とは何か」「与えられたこの生命を人間らしい美しさをもって生きられないものか」と苦心するのだが、なかなか一筋縄ではいかない。(「命ある限り」より)
つづく
*冒頭の写真は、絵葉書になっているものを写した画像です。