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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

がん患者としての心境(その4)

2010-04-20 13:17:28 | 乳癌

18日は、朝9時に家を出て、CS(教会学校)での奏楽奉仕から始まって、分級を担当し、礼拝を受けてから5分で昼食をとり、賛美練習。
その後、CS父母懇談会。教師会。教師研修会と続き・・・17時~18時夕食をとって19時半まで研修。ハードスケジュールでした。

実り多い、恵みあふれる一日でしたが、わたしにとって体力的にかなりきつかったです。でも、神様は必要な体力も与えて下さって、翌日の午前中休んだだけで体調を整えて下さいました。

一昨日の我が家の夕食はお弁当にしましたが、教会の用事で夕食がお弁当になっても「おいしいお弁当だったよ」とニコニコして言ってくれる主人に感謝です。(以前は、こんなときは機嫌を悪くしていましたので・・・)


がん患者としての心境。今日は内視鏡検査について書きます。

胃カメラを飲んだのは今までに2回あります。1回目は10年以上前、何週間も胃の痛みが続いたので検査を受けることになりました。初めてだったので恐ろしかったのですが、モニターを見ながら入れていただき、リラックスしたほうが苦痛が少ないと言われたせいかそれほどつらくありませんでした。結果は多発性ポリープでした。

2回目が乳癌で入院した時、手術前に胃の検査を受けました。11時に検査の予定だったのですが、緊急手術が入ったため待たされ、呼ばれたのは午後4時でした。朝から飲まず食わずでいたので胃液がたくさん出てきてしまい、そのことでしかられました。何でしかられるのかわからず、モニターも見せてもらえず無理やりという感じだったので、涙がポロポロ出てきました。
今は鼻からもっと楽に検査する方法があるそうですね。


内視鏡検査の時は、医師や看護師からのちょっとした励ましや慰めの言葉があるとずいぶん違います。
友人は、胃カメラを入れるとき、看護師に手を握ってもらったことが嬉しかったと言っていました。手を握られるとかえって力が入ってしまう場合は、肩や背中などちょっと触れてもらえると安心ですね。

医師や看護師は毎日のことで慣れているでしょうが、患者としては体の中に異物を入れられることが恐ろしいのです。何回目であっても・・・。

わたしはまだ大腸の内視鏡検査を受けたことがありませんが、友人の話を聞きました。
大腸の検査を受けた友人は、待っている間にどのような検査か説明のDVDを見たことが不安を少なくしたと言っていました。看護師と緊張がほぐれるような会話をし、「ガス出していいんだよ」と言ってもらえたので、楽に検査が受けられたそうです。


ちょっとした思いやり、患者への愛が、病む人にとってどれだけ大きな励ましとなることでしょう。

聖書の言葉

「愛する者たち。私たちは、互いに愛し合いましょう。(Ⅰヨハネ4:7)」


              つづく (*書き忘れていましたが、まだ続きます)

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