20日は家庭集会でした。10周年のお祝いでつくば市のレストランの一室を借りて行いました。外で行うのは初めてです。土浦で家庭集会を始めてから、本当は18年になります。最初は住んでいた町名が真鍋でしたので真鍋家庭集会といっていました。文京町に引っ越してから文京家庭集会と名を改め、それから10年たちました。
土浦駅から車で20分ほどですが、軽井沢の雰囲気ただよう場所です。お店は紅葉真っ盛りの林の中に建つログハウス風の建物です。小旅行したような気分になりました。11半開店なのに10時半から部屋を使わせていただいて、鳥の声を聞きながら聖書の学びをしました。
聖書はマルコ5:25~34 長血をわずらった女の箇所でした
ところで、十二年の間長血をわずらっている女がいた。この女は多くの医者からひどいめに会わされて、自分の持ち物をみな使い果たしてしまったが、何のかいもなく、かえって悪くなる一方であった。
彼女は、イエスのことを耳にして、群衆の中に紛れ込み、うしろから、イエスの着物にさわった。
「お着物にさわることでもできれば、きっと直る。」と考えていたからである。すると、すぐに、血の源がかれて、ひどい痛みが直ったことを、からだに感じた。
イエスも、すぐに、自分のうちから力が外に出て行ったことに気づいて、群衆の中を振り向いて、「だれがわたしの着物にさわったのですか。」と言われた。(略)
イエスは、それをした人を知ろうとして、見回しておられた。女は恐れおののき、自分の身に起こった事を知り、イエスの前に出てひれ伏し、イエスに真実を余すところなく打ち明けた。
そこで、イエスは彼女にこう言われた。「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。安心して帰りなさい。病気にかからず、すこやかでいなさい。」
わたしはこの箇所を読むと、長血をわずらった女が自分のことのように思えてなりません。喘息で7年間(子どものときを含めると18年間)苦しんでいて、イエス様に出会って癒されました。
秋田生まれの父に聞いてもらおうと、ケセン語聖書のCDマルコの福音書を以前買い求めました。(ケセン語とは東北の気仙地方の言葉です。)結局父は一度聴いただけでしたが、わたしはそのCDを最近繰り返し聞いています。
イエスさまが女の人に言われた言葉は、ケセン語訳聖書では「母さん、俺ァどごォ力ども頼りどもしてけるその思いがそなだァごと救ったんだ。安心して行ぎなれ。この病で悩む事ァ後ァねァがら」となっています。
「あなたの信仰があなたを直したのです」と言う言葉を「わたしの力を頼りにしているその思いがあなたを救った」という意味の言葉に訳しています。ケセン語は慣れないと難しいですが、心情が伝わってきてジーンときます。
「安心して行ぎなれ。この病で悩む事ァ後ァねァがら」
イエス様に直接言われたように感じて涙が出ました。
つづく
*もうひとつのブログカリスには、「生かされて」過去の記事から抜粋して掲載しています。