生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

栄光満ちあふれて

2009-11-09 21:44:20 | 教会

昨日は、多摩ニュータウンバプテスト教会に招かれて礼拝で奨励をさせていただきました。
私の書いた詩に多摩ニュータウンバプテスト教会のチャキさんが曲をつけて下さったことがきっかけで、牧師先生からお招きいただいたのです。


14時半からの礼拝だったので、土浦めぐみ教会の第一礼拝に出てから駅に向かいました。自分の所属している教会以外でお話しさせていただくのは生まれて初めてです。最初は15分くらいの証しと思っていたのですが、30分の奨励と聞いて恐れと不安でいっぱいでした。
朝、めぐみ教会のS先生に祈って送り出していただいたので心強かったです。

多摩ニュータウンバプテスト教会は東京町田市小野路にあります。土浦から2時間ほどで着きました。小野路は『にほんの里100選』に選ばれた場所です。

チャキさんから伺っていて、どんな所なのだろうと色々想像しながら行きました。昔ながらの風景の残っている素敵なところで、物語が生まれそうな雰囲気です。


教会の門の前に着いても建物は見えません。門を入って狭い坂道をのぼって行くと、山小屋風の建物が見えてきました。宮崎駿の映画「耳をすませば」に出てくる場面のようです。


会堂に入ると、教会の方があたたかく迎えてくださいました。講壇は高くなくて、会衆の席と接近していたので、ほっとしました。それでも、やはり始まる前は緊張しました。

窓からは竹林、たわわに実のなった柿の木、手入れされたバラの花壇が見えます。鳥の声が間近に聞こえ、森の中にいるようでした。(上の写真は窓から見える景色)

賛美礼拝がはじまりました。
谷間のゆり合唱団が、賛美歌や「かみさまのカリス」を二重唱で歌って下さり、うっとりと聴き入りました。

そして、わたしの話すときがきました。
身体が硬直して前に出て行くのがやっとでした。頭の中が真っ白で、覚えたものをすべて忘れてしまったような気がしました。
ところが、ひとこと話したとたん、緊張が解け、平安に包まれて話すことができました。主が共にいてくださることを感じました。

内容は、詩「神さまのカリス」について。
喘息と乳がんという試練を通して神様のめぐみが感じられるようになったこと。人間関係のトラブルで高慢の罪を示され、神様から赦されることの絶大なるめぐみを感じたことなどお話ししました。

礼拝の後、交わりの時間があって、教会の方たちと親しくお話しました。

驚いたことにその後、ひとりの婦人が洗礼を受けたいとT牧師に申し出ました。
牧師先生と彼女のご主人は、その方の救いを長い間願っていたそうです。
皆で手をつないで感謝の祈りを捧げました。

聖霊の働きを感じて、心が震えました。神様の栄光が小さな礼拝堂に満ち満ちていました。

多摩ニュータウンバプテスト教会の方々、お祈りくださった方々、ありがとうございました。

追記:帰りに教会の駐車場で念願のウサギと出会いました。親子です。めったに出てこないそうです。あまり嬉しくてシャッターを押す手が震えてしまったようです。5枚も撮ったのに、ピンボケ写真ばかりでした。

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