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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

マローンおばさんの部屋へ

2009-09-27 21:21:38 | 日記

五つのパンの地域活動支援センター「絵本のカフェ&ワークショップ」が今月14日にオープンしたので、一昨日行ってきました。場所は横浜から地下鉄に乗って約20分。仲町台駅から2分のところです。

コミュニティーカフェの名は「マローンおばさん」という絵本の題名からとって「マローンおばさんの部屋」です。

「やさしい絵本で街づくり」をテーマとしたコミュニティーカフェ&ワークショップタイプの
地域活動支援センターです。

絵本の「マローンおばさん」(エリナー・ファージョン作・エドワード・アーディゾーニ絵 阿部公子・茨木啓子訳:こぐま社) はわたしの大好きな絵本の一冊です。

ストーリーを紹介します。

森のそばでひとり寂しく暮らしているマローンおばさんところに次々と弱くてみすぼらしい動物が訪れてきます。マローンおばさんは動物たちに「あんたの居場所くらいここにはあるよ」と話しかけ、心休まる場所を与えてあげるのです。文章は、英国人児童文学作家・詩人エリナー・ファージョンの詩です。


カフェ&ワークショップのイメージは
「マローンおばさんが、木の香りのする部屋に弱きものたちのひとりひとりを、
やさしく迎え入れてくれて、おいしいお茶を入れてくれたり、絵本を読んでくれたり、いっしょに物づくりをしてくれたりする、愛とぬくもりに満ちたカフェにしたいと思っています。」

と五つのパンのブログに書かれていました。


五つのパンとの出会いは3年ぐらい前でしょうか。スタッフのFさんが「児童文化の会」で検索してわたしのブログをみつけてくださり、連絡をくださいました。わたしは30年も前ですが、2年くらいの間、大阪児童文化の会に入って例会に出席していました。Fさんは千葉の児童文化の会に入っていたそうです。

その後、オーナーのIさんとお会いしてお話しする機会が与えられ、「五つのパン」の働きについてずっと祈ってきました。


たくさんの困難があったのにもかかわらず、神様が素晴らしい奇跡をいくつも起こして下さってワークショップがオープンできたことを知って、ぜひ訪れたいと思ったのでした。

店はまだ出来たばかりで、必要なものは十分に揃っていませんでしたが、あたたかい雰囲気を感じました。
地域支援センターなので、ダイレクトにキリストを伝えることはできないのだとは思いますが、キリストの香りを放っていました。

大勢の人の中にいても自分の居場所がみつからなくて孤独を感じている人は多いと思います。

わたしは子育てをしているとき、団地の公園でで同じような子どもを連れている人たちがたくさんいるのに中に入れなくて、孤独を感じていました。ベビーカーを押して隣の県営住宅の公園まで行ったこともありました。
そんなお母さんたちがここを訪れるようになればいいなあと思いました。。

絵本作りなど本格的な活動を始めるのはまだ先だそうですが、次々と人が訪れてきていました。

ひきたてのおいしいコーヒーをいただきながらお話をし、店の中を見せていただいて、母の待つ三鷹の実家へ向かいました。

五つのパンのブログはここをクリックしてご覧ください。


翌日は御茶ノ水の日本クリスチャン・ペンクラブの例会に出席。T姉、Y姉(チャキさん)の賛美に感激しました! チャキさんは「神様のカリス」を賛美してくれました。

帰りはぼおっとして上野駅を乗り越して鶯谷まで行ってしまいました。(こんなことはよくあります。行きは、地下鉄の切符を失くしてしまいました)でも、ちゃんと土浦まで帰れましたのでご安心ください。



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