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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

占いって、気になる?

2009-09-24 12:31:22 | エッセイ

「占いって、気になる?」と中2の姪が尋ねました。
「Rちゃんは気になるの?」
と逆に尋ねると、
「うん」
との返事。
以下はわたしはRちゃんに話したことをまとめた文章です。


わたしも、結婚する前、占いにはまっていたことがありました。毎日が不安でたまらなかったので、将来どうなるのか知りたくて……。

スキーに行った時、友達になった人がタロット占いをしてくれました。当たっていることが多かったので興味を抱き、自分でもカードを買って、色んな人にタロット占いをするようになりました。

ひとりの友人に「クリスチャンなのに占いしていいの?」言われて、「えっ、クリスチャンは占いをしちゃいけないの?」とびっくりしました。

そのころ洗礼を受けたばかりでしたが、占いがいけないこととは知りませんでした。また、どうしていけないのかもわかりませんでした。
神様の存在は信じていたのですが、神様がどんなお方かわかっていなかったからです。

天地を造られた神様は、わたしたちのことも造って下さいました。神様はわたしたちの未来に起ることをすべてご存じで、よい方向に導いてくださいます。
わたしたち人間は、明日・・いいえ一瞬先に起こることさえ知ることができません。知りたいと思う気持ちはあるけれど、実際に自分の未来をすべて知ってしまったら、どうなるでしょう。

もし、1年後に事故で死ぬとわかったら、その1年間はそのことばかり考えて何も手につかなくなってしまうでしょう。もし、試験を受けて合格するとわかってしまったら、安心して勉強しなくなるでしょう。

神様は、人間が未来を知ると平静な心ではいられなくなるということをご存知なので、未来を知ることができないように造られたのだと思います。
神様は私たちの人生にすばらしい計画をたてておられるので、たとえ悲しく辛い出来事が起こったとしても、あとからきっとそのことがよかったと思えるようになるのです。だから、将来のことは神様にお任せしていればいいのです。

占いは、未来を無理に知ろうとすることです。神様を信頼していないから占いを信じてしまうのです。占いは当たることもあるけれど、同じぐらいはずれているのです。当たったときの方が記憶に残るので、よく当たると錯覚してしまうのです。

聖書の申命記 18:10~12には「占いをする者を主は忌みきらわれる」と書かれています。

友人の一言で、わたしは占いが罪だということに気づきました。
それからは、占いをやめました。神様が嫌うことをしたくないと思ったからです。

テレビで占いをやっていたら、番組を変えます。雑誌を読んでも占いのページは見ないようにしています。見てはいけないというわけではありませんが、見たらとらわれてしまうという自分の弱さに気づいているからです。


明日から出かけます。

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