ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

体の免疫の仕組みを知りたくなって

2007-03-06 13:58:28 | 
 座禅(静功)を行っていると、自然と人間の構造はどうなっているんだろうと興味を持つようになります。 「からだと免疫のしくみ」上野川修一著 日本実業出版社 を本屋で見つけました。

 免疫器官として最も重要なのが、骨髄です。 骨は単純に体を支えているだけではなく、リンパ細胞や赤血球をつくります。 骨髄とともに大切なのが、胸腺です。胸腺は骨髄で作られた細胞の一部が、胸腺内でT細胞に生まれ変わらせます。

 更に、脾臓は骨髄や胸腺でつくられたT細胞やB細胞をストックすると同時に、体外からの進入物を処理します。 また、腸管にも免疫力があると記述があります。
腸管には、経口免疫寛容という働きもします。 

 また、自己免疫機能が、自分の細胞を傷つけてしまうという自己免疫疾患(例えば膠原病や重症筋無力症など)や自己免疫不全などを知ることになりました。

 座禅(静功)を行い、気の通り道(経絡)が神経の線に沿って流れていることを知ると、逆腹式呼吸をしながら、気の流れをよくしてあげれば、体の内部の異常を正常に戻せるのではないかと思ってきます。

 生まれつき不治の病になってしまう方や、人生の途中で病気の原因が分からず、治療の方法が不明な関節リュウマチのような病気に罹った方を見るにつけ、普通に呼吸ができるのであれば、逆腹式呼吸にチャレンジしてみる価値があるのになあ、といつも思っております。