ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

イメージ通りに体の中の気は動いてくれます

2007-03-24 10:39:50 | 
 逆腹式呼吸をしながら座禅(静功)を行い、体の重要な気の通り道である小周天が通ると、自分がイメージすると気はそのように動いてくれるのが、分かるようになってきます。

 例えば、肝臓さん、肝臓さんと呼びかけながらイメージしますと、体の中の気が肝臓に集まってきて、感覚的に体のどの辺りに肝臓があるのか分かってきます。 私は、今ではやってはいませんが、遊び半分で、内臓脂肪を取ってくださいと念じましたら、細やかな櫛のようなものが動き、せっせと内臓脂肪をかきとっているような感じの動きをしていました。

 自分が思うと体の内部がそのように動くのが分かってきますと、うっかりしたことを思うわけにはいかないということが、分かってきます。 例えば、具合悪いことが起きた場合に、自分自身が、困った困ったという雰囲気になると、体の内部も困った状態を作るようになり、変な分泌液が出てくるのが分かります。

 ところが、困った状態が起きたとしても、よし、この悪い状態をどのようにしてよくしていこうかと思うだけで、体の内部も前向きに明るく、建設的な方向に向き始め、勿論、脳もそのように動くため、問題解決のためのヒントやアイデアが、自然と生まれてきます。

 私も後ろ向きな考えを持つとき(人間ですから時々あります)に、変な分泌液が体全体を侵食しようとしますので、あわてて、その時点で明るく、前向きな建設的な思考をするように、切り替えます。 不思議なことに、考え方を前向きにしたとたんに、変な分泌液は出なくなります。

 自分で自分の体をおかしくはしたくありませんので、いつも明るく前向きにしていようと自然になっていきます。