ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

虫歯で死ぬんですー米の黒人少年

2007-03-14 11:46:34 | 時事
 今朝の新聞記事に、米国の黒人少年が虫歯になったけれど、医療保険にも入れない貧困ゆえに治療を受けられず、救急車で病院に運ばれた時には、脳に細菌が回ってしまっていて、2度の手術を受けたが亡くなってしまったいいいます。
(私も、風邪なのに無理して動き、風邪の菌が脳に回ってしまい急死した方を知っております。風邪といえども馬鹿にはできません)
 
 米国には日本と同じような国民皆保険制度がなく、低所得者と身体障害者向けのメディケイドと、高齢者向けのメディケアという公的医療保険制度が、設けられてはいるものの、メディケイド対応の医療施設(歯科医)が少なく、少年の母親も歯科医を探すのが難しかったと話している。

 米国では、国民の16%が医療保険に加入していないといいます。 格差社会の一面が、浮き出されたこととなりました。

 かたや中国では、医薬品の許認可を統括する役所の人間が、賄賂を貰うことが蔓延しているとの記事もありました。 医療界の官民腐敗は、偽薬が蔓延する温床にもなってしまい、また病院の儲け主義が結果的に、医療費の高騰をもたらしているといいます。 中国でも、病気の治療を断念するケースも、増えつつあるとのことです。

 一方、わが国では、格差社会の進行に伴い、健康保険料の滞納者も増えつつあるとのことです。 先日、子供達の服用で問題を起こしている、風邪薬タミフルの厚生労働省の研究班長である某大学の教授が、タミフルの製造販売会社である中外製薬から、研究費として1000万円を受け取っていましたが、そのこととタミフルの対応とは影響することはありませんと話していました。 産学協同の研究に対しては、難しい問題だなと感じました。