ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

お酒を呑んだときの座禅はどうするか

2007-03-13 12:22:59 | 座禅
 座禅(静功)を始めた当初、殆んどお酒は呑みませんでした。 夕食を摂り、テレビ等を見たあとは、お風呂で半身浴をしながら、新聞や雑誌を読んでいました。 
 30分も入浴すれば、上半身汗でびっしょりになりますので、簡単に頭と体を洗って出ます。 湯上りは、まだポカポカと温かく、パジャマに着替えて寒くないように(冬はちゃんちゃんこを羽織る)して、布団の上でぺちゃんこの枕をお尻に引いて、おもむろに座禅(静功)を始めます。

 眠くなってしまったら、無理をせずそのまま布団の中で寝ます。 上を向いて寝ます。 目を瞑り両手をお腹の上にそっと乗せます。 親指がお臍に来るようにします。 口を閉じ鼻だけで息をします。 軽く吸ってゆっくりと体の中に息を吐くイメージで吐きます。 お臍のちょっと下あたりにある臍下丹田が、活性化するように念じながら行います。 または、体の中を通って足の裏まで息を吐くようにイメージしながら吐きます。

 お酒を呑んでしまったら、座禅もせず、寝ながらの呼吸もせずに、さっさと寝てしまいます。 翌朝、早く起きて座禅(静功)を行います。 または、深夜に目を覚まし、暗闇の中で一人静かに座禅をします。 アルコールが抜けていない状態で、座禅を行うのは余り良くはないと思われ、しませんでした。

 自分の生活サイクルの中に、無理をせず飲み込んでしまえば、座禅も楽しく行えたように記憶しております。 のんびりと真面目に行うのが、良かったのかなと思います。