ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

ひとり座禅のすすめの参考書ー2

2007-03-02 11:56:39 | 座禅
 私に、イメージすることの大切さを教えてくれたのが、「気功の力」李紀星著 PHP研究所発行 です。 宇宙の気エネルギーで潜在能力が目覚めることや、よいイメージをすることの大切さを教えてくれました。

 誰かに本を貸してしまったので、手元にないため詳細については、お話しすることができません。 人工衛星から地球をみて、美しい青い海と茶色い大地が見え、白い雲が微かに見える。 大きく見える地球から、少しずつ離れていき、大きく見えた地球もサッカーのボールぐらいの大きさになり、また次第にピンポン玉ぐらいに見え、更にもっと小さくみえ、もう殆んど見えなくなってしまい、広大な宇宙に自分ひとりがポツンといるという「無」のイメージの仕方を教えていただきました。

 また、朝日の穏やかな光をイメージし、その光を浴びるイメージをします。 次に、光のボールの中に入り、光の放射を浴びます。 次に、光と一体になって、自らも光り輝きます。 光のイメージを教えてもらいました。

 静かな暗闇の中で、ひとり座禅(静功)を行いながら、無のイメージや光のイメージを行うと、微妙に体に変化があったことを、今でも覚えています。 逆腹式呼吸を行いながら座禅を行いますが、吐く息が体の中へ入るイメージを体感するために、始めは「ウー」とか「スー」とか息を吐く音が聞こえるようにしますが、慣れるに従い、吐く息も静かになっていきます。

 静かに息を吐きながら、イメージする力(意念)が強くなってきます。 無のイメージをすることによって、耳がキーンとなってきます。 よく水の中で潜水をすると、耳がキーンとなりますが、宇宙の叡智に結びつくルートに、なっているのかも知れません。

 また、光のイメージは、体全体を温かく包んでくれるような感じがします。 光そのものが、創造主ではないかと思うことがあります。 そのほか、松の木に向かって座禅することも教えてくれました。 松の木は、独特のものを持っているようです。