夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

講座:悪質商法から認知症患者守れ 寸劇で手口や被害例紹介--15日、盛岡 /岩手!

2011-11-09 10:21:40 | 認知症ってなに?
   
講座:悪質商法から認知症患者守れ 寸劇で手口や被害例紹介--15日、盛岡 /岩手
 悪質な訪問販売や利殖商法から、認知症患者をどう守っていくかを考える講座「認知症でも負けない! 悪質商法の防ぎ方・見守り方」が15日、盛岡市中ノ橋通のプラザおでってで開かれる。市消費生活センターなどが主催する。

 講座では、市内の高齢者が結成した演劇同好会「虹」が、外国通貨や未公開株の購入・転売を持ちかけ、投資金をだまし取る利殖商法を題材にした寸劇を披露。
また、盛岡駅西口包括支援センターの社会福祉士、堀内亜希子氏が、介護の現場で起きた被害例を報告する。

 さらに、岩手医大付属病院の臨床心理士、赤坂博氏が認知症の症例や対応方法などを講演。
岩手弁護士会の吉江暢洋弁護士が、法的な被害回復手続きや成年後見制度について紹介する。
質疑応答時間も設け、福祉・医療や法律といった幅広い分野から、認知症患者の被害防止について考える内容となっている。

 市消費生活センターによると、昨年寄せられた約3600件の相談の3割ほどが高齢者からで、訪問販売や利殖商法に限ると高齢者の割合は更に高くなる。
中には、認知症の高齢者が年金をだまし取られたことに、介護事業者が気づくケースもあったという。

 センターの菊池与志和主査は「認知症の場合、悪質な勧誘にあっても状況を理解できずに被害にあうことが多く周囲の見守りが欠かせない」と話し、「民生委員や介護事業者など高齢者の見守りを担う方々にぜひ聞いてほしい」と参加を呼びかける。

 午後1時~同3時半。参加料は無料。問い合わせは市消費生活センター(電話019・604・3301)。
(毎日新聞 2011年11月4日 地方版)

認知症高齢者を狙った悪質な勧誘や年金等をだまし取られるような事案が後を絶たない
被害防止のために福祉・医療や法律といった幅広い観点からの啓発活動が求められる。
盛岡の市消費生活センターは、全国的にも先駆けた取り組みを行っている。15日に講座が開催される。
被害回復手続きや「成年後見制度」の紹介もする予定という。
               
3・11の東日本大震災を境に、悪質な業者や詐欺まがいの行為は表面化していないが、むしろ、これから気をつけなければいけない。相談体制の窓口もオープンにしていく必要がある。
成年後見制度などの制度利用が必要な場合には、手続きを簡素化して早急に解決策を図る配慮をして頂きたいものだ。
事前策・予防的な制度であるので、ご本人が心配や不安を感じたら、なんとか制度利用につなげて、守り、少しでも安心した状況を作り出していく努力が期待される。大変な労力、時間のかかる作業になる。真の「見守り」が大切なのかも知れない

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津波の記憶 桜で後世へ 到達点つなぎ植樹 陸前高田!

2011-11-09 09:51:40 | 東日本大震災の情報
午後から介護サービス情報公表の調査だ。約1時間かけて事業所へ
コーヒー飲んでから出発したい

津波の記憶 桜で後世へ 到達点つなぎ植樹 陸前高田
 東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市で6日、市内の津波到達地点に沿ってサクラの木を植え、浸水区域との境界線をつくるプロジェクト「桜ライン311」が始まった。サクラの木でつないだ境界線を残すことで、後世に津波被害の実態を伝えていく。

 プロジェクトは主に市内の20~40代の有志が企画。先月、実行委員会を立ち上げた。市内の津波到達地点の総延長約170キロに、10メートル間隔で約1万7000本を植えていく計画だ。
 この日プロジェクト初の植樹が行われた。戸羽太市長の出身地という縁で、神奈川県松田町の関係者が樹齢約15年と約5年のカワヅザクラ20本を寄贈。県内外のボランティアら100人が参加し、同市高田町の浄土寺境内など計19カ所で、賛同者らの寄付分を合わせ35本を植えた。
 カワヅザクラはソメイヨシノより早咲きで、15年の木は来春にも花を咲かせる。関係者は震災1周年となる来年3月の開花を期待している。今後は民有地に植樹することが多くなるため、実行委が地権者の同意を得た上で作業を進める。最終的にサクラの木も地権者に無償で譲る。
 実行委はプロジェクト達成のため、苗木の提供や購入資金の協力を求めている。
代表の橋詰琢見さん(34)は「何年もかかる壮大なプロジェクトだが、後世の人が津波による悲劇を繰り返さないためにも支援してほしい」と訴える。
 連絡先は実行委事務局0192(47)3399。ホームページも開設している。
(2011年11月07日月曜日河北新報)

奇抜な発想だが、とても素晴らしい。是非、成功させてほしい。
サクラは咲くととても綺麗だが、樹木も大きくなり、周囲の草花は育たないと聞いたことがある。
「カワヅザクラ」はどんな花を咲かせるのだろうか?楽しみだ。

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