JR岩泉線、復旧は来春以降 雪解け後に岩盤調査
岩泉町で7月に発生したJR岩泉線の脱線事故で、JR東日本が冬期間に同線の運転を再開しない方針であることが24日、分かった。土砂崩壊の一因ともされる凍結融解作用の岩盤調査を雪解け後に行うためで、岩泉線全線における安全調査は少なくとも来年春まではかかる見込み。
岩泉町によると、例年、沿線の山あいから雪がなくなるのは4月中旬ごろだ。
JR東日本によると、斜面が冬期間に凍結し、その後とけることが、岩盤の緩みや風化を進めた一つの原因と、有識者らでつくる災害原因調査検討委で指摘。このため、今月下旬以降にスタートする安全調査で、斜面の凍結融解作用などについても必要な地点で調べるという。
調査は全線において約220カ所を予定。内訳は▽今回の土砂崩壊との類似地点(7カ所)▽落石可能性がある地点(106カ所)▽斜面を切り開き、切土した地点(107カ所)。
【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】
安全を期しての決断と思う。確かに難所の場所であるし、冬季は積雪や凍結も厳しい。
現在、バスで代替運行しているが、路面凍結になると車走行も危険な状態となることが予想される。
安全第一、万全の対策を講じてほしい。
時間がかかっても復旧させなければ,です。
復旧したら乗りに行きたいですね。
復旧活動が実って、来年の春には復旧、再開の目途が。
是非、再開し、いつまでも残して住民の利便性を確保したいものです。