夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

後見支援「死後の後見事務」!

2006-05-08 17:02:18 | 成年後見制度ってなに?
寒い!金村(日)、杉内(ソ)、松井5号、井口も活躍
長い連休も終わりました。小泉首相はじめ政治家は何か意味のない外遊をして、ここでも税金が無駄に使われていると思うと残念。相変わらず事件・事故が報道され益々、世の中は悪い方向へとすすんでいきます。自殺者の増大、所得の格差、地域経済の格差・・。以前から人口も教育も文化も情報も「格差拡大」と思われる状況はありましたが、これほど深刻ではなかった。しかし、現在は明らかに、誰が見ても暮らし向きや生活観には「格差」を感じます。将来、少しでも改善され良くなるという期待が持てないのも特徴です。政治の力で何とかして欲しいものです
さて、入院中の認知症高齢者の方の後見支援をしてきましたが、昨日未明に天に召しました。人生の最後を看取ることができて合掌。入院先の病院から身元引受人で隣町から来たご家族に引き渡しました平日の今日、まず一番に家裁に報告、関係機関に連絡したり、銀行や支払い等々可能なことから済ませました。4月中旬から容態が悪化して主治医からの説明は受けておりましたので予測はしておりましたが、人の死は悲しいです。私は「成年後見人」として2度目ですが、今後いくつも体験することだと思っています。この「死後の後見事務」も結構、個別ケースごとに大変な労力です。今回は明確な「相続人」がおりますので安心ですが、トラブルはつきものと覚悟しています。明日以降、隣町ですのでお悔やみに訪問した時に、役場に寄り、①介護保険証②老人保健証③年金証書等を返却します。病院等の支払いもあります、相続人が確定してから、報酬付与申立を行い、成年後見人としての任務を完了させます。事務的に平行して行いながら終了する感じになります。相続人に渡して残務整理は全てやっていただくことがいいのですが、なかなかそのようにうまくいかないのが現状です。そのための「成年後見制度」であった。と理解しています
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