夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

資産運用と成年後見制度<老後の安心のために>

2006-08-29 10:32:38 | 成年後見制度ってなに?
3泊4日の北海道旅行!大学院生の息子の生活ぶりを見るのが目的!お互い無事に帰宅しました。頭を切り替えて又、

地元紙掲載の”なるほど資産運用”21回目にNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会岩手支部副支部長の本舘氏が「老後が安心 成年後見制度」、「財産管理事務を援助」のタイトルで紹介していました。内容の一部を抜粋し投稿します。「一人暮らしの高齢者が増え、判断能力が低下した高齢者を狙う悪質商法も多く社会問題になっている。そのような中、老後に備えてきた財産を散財させず、充実した老後の生活を送るために、成年後見制度の利用を検討してみてはどうだろうか。」、「認知症高齢者の数が現在170万人。2030年には350万人になると予想され、”自分や自分の両親には無関係”と言い切れない状況がある。」、「成年後見制度は、精神上の障害(認知症、知的障害、精神障害など)により判断能力が十分でない人が不利益に被らないように、家裁に申立をし、その援助をしてくれる人を付けてもらう制度だ」、「法定後見制度と任意後見制度がある。」それぞれの制度を説明している(省略)。特に「任意後見制度は、あらかじめ最も信頼のおける任意後見受任者(任意後見監督人が選任された場合、任意後見人となる。親族、弁護士、ファイナンシャル・プランナーら誰でもよい。社会福祉士もOK)を自ら選択し、判断能力が低下した場合の生活、療養看護及び財産管理に関する事務を委託し、その代理権を付与する契約(必ず公正証書を作成)を定めておくものである。自己決定権の尊重という制度の理念から、任意後見が法定後見に優先する。」、「このように成年後見制度は、ますます高まる高齢社会に対応した、自分の暮らしと財産を守る制度といえる。」
成年後見制度は、”お金持ちの方が利用する制度なの?”の印象を与えかねない内容だが、”どんな場合に利用できるの?”と聞かれた時に即答するにはストレートな記載です。一定の財産(=お金)があり、運用(=使用)し、福祉・介護サービスを購入する現実・実情から考えれば、説得力のあるわかりやい説明とも言える。療養看護=身上監護に力点を置く社会福祉士としては大いに学ぶ内容がある。機会があればいつか議論もしてみたい
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