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臨床心理士:初の労組結成 専門性高いのに月収13万円!

2009-04-09 09:44:55 | Weblog
金本(神)&稲葉(日)3打席連続ホームラン木田(ヤ)1勝

「臨床心理士:初の労組結成 専門性高いのに月収13万円」
 東京都が設置する児童養護施設でカウンセラーとして働く臨床心理士らが6日、労働組合を結成した。児童虐待などが増えて子供の心への支援の必要性が言われる中、多くの臨床心理士が非常勤など低収入で不安定な状態に置かれているため。臨床心理士の労組結成は初めて。

 結成したのは、全国一般東京東部労組・臨床心理士ユニオン支部(木村秀委員長、8人)。木村委員長によると、組合員たちは月16日勤務の1年契約などの形で働く。臨床心理士の学会資格を得るには、大学院修了など高度な専門性が求められるが、月収は13万円弱。勤務を続けても賃金は上がらない。他の仕事と掛け持ちしなければ生活できず、辞める人も多い。都の施設では10年間で15人が辞めたという。

 木村委員長は「安心して働けない。子供たちの安定のためにも、私たちが仕事を辞めずに済む環境が必要だ」と話す。今後、約2万人の臨床心理士に労組加盟を呼びかけ、処遇改善などに取り組むという。問い合わせは同労組(03・3604・5983)。(毎日新聞)

「臨床心理士」は、大学院修了し、学会の認定資格を得るために更に高度な専門性を身につけることが求められる。研修や演習、レポートも厳しいと聞く。
児童養護施設、病院、企業、学校等で「臨床心理士」の配置や活躍が期待されて久しいが、十分とはいえない
福祉職から見ても、憧れの資格なのに待遇や仕事への認知度が低いのはどうしてなのだろうか。今回、「月収13万円弱」のお話しには驚いた
国家資格である「精神保健福祉士」でも同額程度の待遇と聞いた事もある。「総支給額」と税金等引かれた「手取額」では、かなりの隔たりがあるのを承知してはいるが、それにしても低賃金である。これでは将来的な希望をもてないではないか
やむなく労組結成に至った訳だが、頑張って頂きたい。全国に約2万人の臨床心理士がいるという。これも驚きだが、結束して、認知度を高めて魅力ある「臨床心理士」になるよう努力して頂きたいものである。「士業」にもいろいろあるが、資格取得だけで満足せず、皆で協力・連帯して取り組み、向上していかないと改善されない。福祉、心理領域の「士業」には、そうした活動が期待される
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