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仮設の高齢者 運動不足で心身不調!

2012-04-10 10:53:50 | Weblog
地区の中学校、小学校の入学式も終了
皆さん入学・進学おめでとう

仮設の高齢者 運動不足で心身不調
大槌で国立長寿医療研究センター調査
 東日本大震災を機に仮設住宅で暮らすようになった大槌町の高齢者の4割以上に、体を動かす機会が減ったために、心身機能が低下する生活不活発病の疑いがあることがわかった。
自宅で生活する高齢者でも3割に同様の疑いがあり、予防対策が急がれている。

 調査は、町と国立長寿医療研究センター(愛知県)の大川弥生・生活機能賦活研究部長が、40歳以上の町民を対象に昨年11月に実施。7割から回答があった。

 それによると、仮設住宅で暮らす介護認定を受けていない65歳以上の803人のうち341人が、震災後に歩行困難などを訴えており、生活不活発病の疑いがあることがわかった。

 大川部長は昨年10月、宮城県南三陸町でも同様の調査を行っており、仮設住宅に入居する高齢者の3割に生活不活発病の疑いがあった。
南三陸町に比べ、大槌町では一般住宅でも多くの高齢者に症状が出ているのが特徴だという。

 大川部長は「生活不活発病の広がりは、津波の被害を受けた地域だけでなく、町全体、被災地全体での問題と捉える必要がある。
地域を挙げての対策が必要だ」と話している。
(2012年4月6日 読売新聞)

「仮設住宅」や「みなし仮設住宅」の暮らしも丸1年を迎える。
昨年の3・11から「避難所」での生活を過ごし、早い方でも4月末から5月にかけて、雇用促進住宅、市営住宅・県営住宅へ入居した。「仮設住宅」へは6月中旬だったようにも思う。
それから夏→秋→冬を過ごした訳だ。きつくて、辛い日々だったのではないか。
元気で笑顔を見せる方々にばかり接することが多く、こちらも和むわけだが、全く外へ出ない方や人との接触を拒む方や多忙で不在の方など、対面すら難しい実情もあると聞く。
繰り返しイベントを案内し、何度も訪問し、何かにと「おせっかい」しない限り、現状は改善されないような気もする。「迷惑で、困る程度が丁度良い」そんな気さえするのである
上記の健康調査活動は有難いことだ。皆さんが健康管理には強い関心を持っていると思う。
結果は深刻だが、「地域挙げての対策が必要だ」のコメントに救われる。同感だ。
地域ぐるみでの取組みが大切だ

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