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児童養護施設:職員を増強 子供4人に1人の割合に!

2011-06-29 11:01:22 | 児童福祉に関する日記
七条(ヤ)1勝、唐川(ロ)7勝、金子千(オ)3勝、ホールトン(ソ)8勝

児童養護施設:職員を増強 子供4人に1人の割合に
 虐待などで親と暮らせない子供たちを手厚く支援するため、厚生労働省は、児童養護施設の現行の「小学生以上の子供6人に対し職員1人」の職員配置基準を、「4人前後に1人」とする目標値を打ち出す。また、現状で9対1となっている施設と里親など養育家庭の生活割合を十数年後に、施設、グループホーム、里親など養育家庭で同比率とする全体目標も掲げる。
これにより、里親など養育家庭で暮らす子供を全体の1割から3分の1程度まで引き上げる。

 財源のめどがなく、即時の基準改定は見送るが、「近い将来の政策の方向性」(同省)となる。

 30日の同省専門家会合で省側が示す。虐待や親の不在などで施設や里親家庭で生活する子供は約4万7000人。約3万人が暮らす児童養護施設は、虐待を受けた子供が5割、障害を抱える子供も2割にのぼり、手厚い支援が求められているが、職員の配置基準は79年以降変わっていない。疲弊した職員の退職が相次ぐ施設もあるとされる。

 また、地域の里親の支援や、施設入所児の自立支援を担当する職員も新たに設ける。
(2011年6月29日 毎日新聞)

「予算がない、財政負担が大変だからできない」だけの理由でまかり通ってきたが、いよいよ通用しなくなってきた。と期待を持たせような報道だ。児童をめぐる現場の状況が深刻化しているのだ。職員の配置基準は1979年以降変わっていない。
ただちに実行していただきたいところだが、どうやら「近い将来の政策の方向性」とのことだ。政治(家)主導でも決まらないのであれば、見込みなしということだ。残念だ。
上記の記事内容も含めた児童福祉の政策が具体的に実現する。そのために無駄をなくしてスリム化し予算措置をする。こうしたテーマで選挙などやり、真の政治家に託したいものだ。
コメント
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