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東日本大震災:廃材で「復活の薪」 大槌町吉里吉里の住民、願い込め販売 /岩手!

2011-06-16 10:35:47 | 東日本大震災の情報
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東日本大震災:廃材で「復活の薪」 大槌町吉里吉里の住民、願い込め販売 /岩手
 ◇注文相次ぐ 
大槌町吉里吉里(きりきり)地区の被災者たちが、がれきの中から拾い集めた廃材で薪(まき)を作った。復興への願いを込めて「復活の薪」と命名し売り出したところ、注文が相次いでいる。収益は地元限定の商品券に換え、参加した被災者に還元する予定だ。薪になるのはスギやアカマツ。長年住宅の建材として使われていたため乾燥が進み、一時的に水をかぶっても中まで浸透することはないという。

 がれき撤去で集めた廃材は、避難所に設置された薪ボイラーの風呂の燃料だった。ボランティアが「この薪、売れないだろうか」と提案し、林業を営んでいた被災者の一人、芳賀正彦さん(63)らが中心になって意見をまとめ、販売を決めた。

 毎日10人ほどが町中や沿岸で収集し、ボランティアと一緒におので割る。廃材集めのリーダー、芳賀藤一さん(64)は経営していた建設会社も重機も津波で流されたが、残ったトラックを廃材集めに提供した。

 「仕事をなくしたもんもいっぺえいるけど、自分たちもやれるもんがあるなら」

 廃材がなくなった後も販売できるように6月から地区の裏山にある人工林の間伐を行う計画だ。

価格は1袋(10キロ)500円(送料別)。
購入方法などは「ふくしま薪ネット」のホームページ(http://homepage2.nifty.com/masatoshi/f_makinet/)に掲載している。
(2011.6.2 毎日新聞岩手版)

大槌町吉里吉里の「復活の薪」は好評だ。収益は地元限定の商品券にして参加した被災者に還元するという。
心にしみ込むような取り組みである。避難所にいて「何か、できることをしなくちゃ」といった思いが薪づくりなり、ボランティアの発案で販売へ、と広がった。
皆さんで話し合って決めていったプロセスが素晴らしい。学ぶところがいっぱいある。
被災地では、被災された方々が自立や復興にむけたさまざまな取り組みをしている。どれもアイデアに満ちている。自助、共助にあふれた実践だ。
それぞれの地域の特徴やよさを活かし、人々の思いを大切にすることが望まれる。今後の復興のためも参考にしてほしいと願う。


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