夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

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不明なお8000人 死者1万5405人 大震災3ヵ月!

2011-06-11 10:14:55 | 東日本大震災の情報
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不明なお8000人 死者1万5405人 大震災3ヵ月
 東日本大震災は11日、発生から3カ月となる。死者は1万5000人を超え、行方不明者は今なお8000人に上る。被災地では避難所生活が依然解消されず、がれきの撤去が続けられている。
福島第1原発事故は収束のめどすら立たない。被災地などの自治体は復興計画の策定を進めているが、地域再生に向けた将来像はまだ見えない。

 警察庁のまとめでは10日現在、死者は12都道県で1万5405人、不明者は6県で8095人で、死者・不明者の合計は2万3500人となっている。
 被害が甚大な宮城、岩手、福島3県の死者は宮城9214人、岩手4532人、福島1594人。不明者は宮城4913人、岩手2809人、福島369人。3県の死者・不明者で全体の99%を占める。

 不明者の捜索は続いているが時間の経過とともに発見や身元確認に難しさが増している。福島では、原発事故の影響で続く周辺地域への立ち入り規制が最大のネックとなっている。不明者は3カ月を機に、一部の手続きで「死亡」とみなされる。
 3県の災害対策本部によると、避難所に身を寄せる避難者数は10日現在、福島が県外を含め5万8752人と突出している。福島県によると、このほか親類宅などに避難している住民が約4万人いるとみられる。宮城は2万2695人。岩手は避難所で食料や物資の供給を受けている在宅被災者を含め、6日現在で2万1183人。震災2カ月後時点に比べ、宮城で約1万人、岩手で約1万6000人減った。
 避難者数の減少は、仮設住宅の建設が進んでいることが大きい。
 宮城は8月中旬までの完成を目指す約2万2800戸のうち、約7割に当たる約1万5800戸が着工・完成済み。岩手は1万3290戸が着工し、7月上旬までに全約1万4000戸の完成を見込む。福島は市町村から要請のあった計約1万4000戸のうち、これまでに約1万2000戸が着工した。
 各自治体は復興計画の策定作業に着手した。宮城、岩手両県は9月、福島県は12月末の策定を目指している。
 宮城の市町では仙台市や石巻市、南三陸町など17市町が復興計画の策定を予定しているほか、利府町と大和町、涌谷町が復興計画に準じた計画や復旧計画を作る方針を示している。 (2011年06月11日土曜日 河北新報)

大震災から3ヶ月目になる。仮設住宅の建設や商店の再開など復興の兆しは見えるものの、平穏だった元の生活に戻るにはまだ相当の年月がかかる。
大津波で全てを失った方々の悲しみや悔しさ、辛さを計り知れない。将来の不安は募るばかりある。
国や行政がすすめる「復興構想」がこれからの未来の街や生活スタイルを創っていくような気がする。外野席から発言できても意見や提言として通ることはない。「住民の総意で・・・・」は、形式的なパフォーマンスになるような心配もある。しかし、のんびりとゆっくりすすめるわけにはいかない。1日でも早く推進していくことが励みとなる。復興のエネルギーのような情熱、パワーが大切だ。
常に情報公表と復興計画を検証しながらすすめて頂きたい。
今後、復興がすすめば、これまでの町や暮らしがガラリと変わってしまうのではないか?といった不安、心配もある。
例えば、私の住む地域にも200世帯位の人々が移住している。人口にすれば1,000人以上だ。2年後にはどうなるのか?高齢者は?、子どもたちは?、病院は?、近所の付き合いは?・・・・・心配事を数えたら切りがない
確かな情報を得て、予想をしながら事柄を前にすすめていきたい。3ヶ月目のささやかな願いである
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